子猫にはいつからキャットタワーが必要？子猫におすすめの低めのキャットタワー4選

猫が爪とぎや柱につかまって何とか登ろうとする姿は、なんとも可愛らしい光景ですよね。猫は本能的に高いところを好むので、キャットタワーを準備しようと思う飼い主さんもいらっしゃるかと思います。しかし、子猫の場合、生後何ヶ月からキャットタワーを準備すればよいでしょうか。

猫はおよそ生後2ヶ月ごろから行動が活発になり始め、運動神経が養われていきます。だいたいこの時期を目安に、低めのキャットタワーから準備してあげるとよいでしょう。
生後4ヶ月を過ぎた子猫ならさらに筋力も発達しているはずなので、さらに高めのキャットタワーを設置しても大丈夫でしょう。

子猫は筋力や骨、運動神経は発達の途中のため、キャットタワーや高いところに登ろうとしても上手くいかないことがあります。子猫が着地や受け身に失敗してケガをしないよう、キャットタワーを準備してからしばらくの間は周りにクッションなどを設置して、万が一落下しても衝撃が軽減できるようにしておきましょう。

また、タワーのステップや柱が滑りやすい素材の場合は、ゴム製など滑りにくい素材のシートで覆ったりするなどして、子猫が踏ん張りやすくするように配慮してあげましょう。

子猫の場合、運動神経が未熟なことがほとんどで、高い場所からうまく着地したり受け身をとることができません。そのため、子猫のうちにキャットタワーを準備する際には、高さは低めものを選んであげましょう。

だいたい100cm以下のものであれば、万が一落下しても衝撃が少なく済むはずです。生後2〜4ヶ月のうちは、これくらいの高さにとどめておいた方がよいでしょう。子猫用のキャットタワーも数多く販売されているため、購入の際にはそちらも検討してみることをおすすめします。

子猫が生後4ヶ月以降になるとさらに活発に動けるようになり、上下運動もしっかりこなせるようになっていきます。この頃から、徐々に高いキャットタワーを検討するようにしてみるとよいでしょう。

猫はキャットタワーの上でじっとしているとは限りません。キャットタワーから急にどこかに飛び移ったりするなど、予測不能な行動をとることも多々あるはずです。そのため、キャットタワーは安定性がとても重要です。土台と床との接地面が広く、重量が軽すぎないしっかりとした素材でできたものがおすすめです。

また、爪が食い込むことで、猫もしっかり踏ん張ることができます。柔らかいフェルトやパイル生地で覆われているものであれば、子猫でも

タワーの最上部のステップは、ベッドのようにくつろぐスペースになっているタワーも多いです。寝相の悪い猫や運動神経が未熟な猫の場合、この部分が平らのままだとずり落ちてしまう可能性があります。この部分には縁が付いているものを選べば、猫の安定してくつろぐことができるのではないでしょうか。

ポップな色使いとサボテンが特徴的な、低めのキャットタワーです。高さは67cmと低めなので、子猫でも安心して遊ばせることができるでしょう。爪とぎポールやポンポンのおもちゃも付属しているので、猫のいろんな欲求を解消するのに役立ちます。

高さ74.5cmのコンパクトなキャットタワーです。ピンクとベージュの色使いで、やわらかい印象が特徴的です。頂上のベッドにはしっかり縁が付いているので、よほど寝相が悪くない限りは落下の心配もないでしょう。ポールやベッド、ステップなどのパーツは交換が可能で、単体でも販売されているため、長期間使用することもできます。

高さ101cmのキャットタワーです。ハウスが2つに爪とぎポールも2箇所あるため、多頭飼育している場合にもおすすめです。てっぺんには広めの見晴らし台もあり、敷いてあるふわふわのマットは取り外して洗濯することも可能です。

高さが113cmのキャットタワーです。飼い主が椅子に座ったときにタワーでくつろぐ猫と目線が合う高さとなっています。ハウスやステップには毛足の長い生地を採用しているため、猫がしっかりと踏ん張ることができます。しっかりとした素材を使うことであえて重量を重くし、猫が上で動いてもグラつかないよう安定性を向上させているのもポイントです。

子猫のキャットタワーは3〜4カ月程度以上に用意すると良いでしょう。成長の様子を見守りながら、飼う環境や家族構成等も考慮しながら準備するとより安心でしょう。
また、キャットタワーは様々なタイプのものがありますので、安定性や機能性等をよく吟味して購入するようにしましょう。