猫のトイレはシステムトイレがおすすめ！システムトイレ用の猫砂もご紹介

まずは、猫のトイレにシステムトイレを選ぶメリットをご説明します。
多くのメリットがあるため、愛猫のトイレにもシステムトイレを採用してみましょう。

猫のトイレにシステムトイレを選ぶ最大のメリットは、普段のお手入れが楽になることでしょう。
通常であれば、猫のトイレは毎日1～2回掃除をしなければならないため、朝の忙しい時間帯などは手間になります。
しかしシステムトイレは、底面にトイレシートが敷かれており、1～2日に1回猫砂やトイレシートを変えるだけで済むでしょう。
当然ながらうんちの掃除はしなければなりませんが、おしっこによる掃除の回数が減るのは飼い主としては楽になるはずです。

猫のシステムトイレは、一般的に販売されているものよりも消臭効果が高いという特徴があります。
猫砂に加え、トイレシートを使用するため、部屋に猫のトイレの臭いが充満しにくいのは、システムトイレの大きなメリットと言えます。
また、猫のシステムトイレ用の猫砂やトイレシートは、脱臭や抗菌加工がされているものが多く、衛生面にも期待ができます。

猫のシステムトイレ用の猫砂は、固まらないタイプが一般的です。
猫のおしっこは猫砂を通過し、トイレシートに吸い込まれます。
そのため、トイレシートを交換する際に血尿が出ているなどの異変に気が付きやすくなります。

猫のトイレは、出入口が低く猫砂が飛び散りやすいものが多いですが、システムトイレは出入口が高く作られていたり、ドーム型になっていたりするため、猫砂が飛び散りにくいというメリットがあります。
通常の猫用トイレでも、出入口や壁が高いものはありますが、システムトイレの方が出入口や壁が高く、お手入れも楽で、使い勝手に優れているといえるでしょう。

次に、猫のシステムトイレを使用する際の注意点を解説します。
注意点を理解した上で、猫のシステムトイレを使用しましょう。

通常の猫用トイレであれば、市販されているほとんどの猫砂を使用することができます。
しかし、システムトイレに使用する猫砂やトイレシートは、専用のものを使用しなければなりません。
いままで使用していた猫砂はシステムトイレで使用できないため、通常の猫用トイレからシステムトイレに切り替える場合は、猫砂を使い切ってから切り替えることをおすすめします。

猫砂にはたくさんの種類があり、トイレに流せるものもあります。
しかし、システムトイレ用に作られた猫砂は、トイレに流すことができません。
システムトイレに使用する猫砂は、排泄物を固めるだけでなく、特殊な素材で作られているため、水に溶けにくくなっています。
そのため、システムトイレに使用する猫砂は、燃えるゴミの日に捨てる必要があります。
猫のうんちだけ取り除いてトイレに流すことはできますが、それを手間に感じるのであれば、ゴミ箱内の衛生管理にも気を付けなければなりません。

猫のシステムトイレは通常の猫用トイレよりも高価であり、維持費もかかるため、経済的な余裕がない場合は通常の猫用トイレを選ぶことをおすすめします。
また、システムトイレ専用の猫砂やトイレシートを使用しなければならないため、コストが高くなることも理解しておく必要があります。

猫のシステムトイレを使用する際は、猫砂にも気を配る必要があります。
最後に、システムトイレにおすすめの猫砂をご紹介します。

天然木でできた、システムトイレ用の猫砂です。
おしっこを吸収した猫砂は粉末状になり底面に落ちるため、掃除が楽になるでしょう。
天然木に含まれる成分、フィトンチッドが菌の繁殖を制御してくれて、においの発生も抑制されることが期待できます。

大きめの粒になっており、飛び散りにくい設計がされているシステムトイレ用の猫砂です。
クエン酸と日本製紙の新素材であるミネルパの力で、トイレの嫌なにおいを抑えてくれるでしょう。
部屋のにおいに少しもトイレのにおいを充満させたくないという人は、この猫砂を選ぶと良いかもしれません。

緑茶成分配合の、紙タイプの猫砂です。
約1ヶ月消臭効果が持続することから、部屋にトイレの嫌なにおいが充満しにくいです。
おしっこをサッと通過させるため、猫砂の表面はいつでもサラサラで、お手入れの手間が少ないでしょう。

天然素材の針葉樹を使用した、システムトイレ用の猫砂です。
針葉樹の力で、しっかりと消臭してくれるでしょう。
また、大きめの粒で作られているため、肉球にも挟まりにくいです。

猫のシステムトイレは、お手入れが楽になり消臭効果に優れ、異変に気が付きやすいためシニア猫にも適しています。
ただし、専用の猫砂を使用し、トイレに流せないため注意が必要です。
これらの注意点を守ることができれば、猫のシステムトイレは生活の質を向上させてくれるでしょう。