犬にサングラスは必要？必要なシーンや注意点を解説

まずは、犬にサングラスは必要かどうかについて解説します。
また、サングラスの必要なシーンや、サングラスの選び方も見ていきましょう。

紫外線は、犬にとっても人間と同様に有害であることがあります。特に、外に出る機会が多い犬は、紫外線によって白内障のリスクが高くなると考えられます。そのため、散歩時間が長い大型犬や、屋外で飼われている犬は、紫外線対策が必要になることがあります。たとえば、サングラスを装着することが考えられます。また、ビーグルやパグ、ラブラドールレトリバーなど、白内障になりやすいとされる犬種も多く存在します。

ただし、すべての犬にサングラスが必要かというと、そうとは限りません。短い時間しか外に出ない犬や、白内障のリスクが低い犬種であれば、サングラスが必要ない場合もあります。

紫外線以外にも、強風の日は犬のサングラスが役に立つでしょう。
強風の日は、ホコリや砂が舞い上がるため、目に異物が入りやすいです。
それらの異物から犬を守るためには、サングラスが効果的だといえるでしょう。
特にゴーグルタイプのサングラスであれば、犬の目を守ることができそうです。
また、散歩時に草むらに入ることが好きな犬も、サングラスの着用をおすすめします。
サングラスを着用することで、枝や草なども目に入りにくくなるでしょう。

犬によっては、車酔いをしてしまうことがあります。
車酔いの原因は、車の窓から見える景色と三半規管の状態にズレが生じることで起こるといわれています。
サングラスは視覚からの情報を和らげる効果があるため、犬の車酔いの予防にもなるでしょう。

次に、犬にサングラスを着用する際の注意点をご説明します。
犬に万が一の事故が起こらないように、細心の注意をはらいましょう。

犬にとってサングラスを着用することは、慣れないものです。
初めての場合は、短い時間から徐々に慣らすようにしましょう。
犬が嫌がってしまう場合は、無理に着用させるのはやめた方が良いでしょう。

サングラスに慣れない時は、ゴーグルタイプから着用することをおすすめします。
人間のようにフレームを掛けるタイプのサングラスは、犬が嫌がって自分で外してしまうことがあります。
ゴーグルタイプのサングラスであれば、犬が首を振っても簡単に取れることはないでしょう。
もし犬が少しでもサングラスを着用してくれたら、褒めてご褒美を与えるようにしましょう。
それを繰り返すことで、犬は「サングラスを着けていると良いことが起こる」と学習するようになるでしょう。

犬によっては、サングラスで遊んでしまうことがあります。
特に大型犬であれば、噛んで遊んでいる最中にサングラスを誤飲してしまうこともあるでしょう。
もし、サングラスのパーツや破片を誤飲した場合、すぐに対処しなければ命に関わる可能性もあります。
そのため、犬用のサングラスは常に犬の目の届かない場所に保管して、犬に着用している時は犬から目を離さないようにしましょう。

犬用サングラスは、犬の負担が少なくて外れにくいゴーグルタイプがおすすめです。
最後に、おすすめの犬用サングラスをご紹介します。

アメリカから直輸入した、犬用サングラスです。
100%UVカットレンズを使用しているため、犬の目をしっかりと守ってくれるでしょう。
アメリカらしい格好良いデザインから、人気の高い商品です。

小型犬用の、サングラスです。
さまざまなカラーが用意されているため、愛犬に合ったものを選ぶことができるでしょう。
また、犬が視界に違和感を感じにくくするために、クリアレンズタイプもあります。

大型犬用に作られた、サングラスです。
100%UVカットレンズを採用しているため、安心して使用できるでしょう。
外に出る機会が多い大型犬は、このサングラスを選んでおけば良いはずです。

スポーティなデザインの、犬用サングラスです。
顎と頭部分にストラップが付いており、サイズを調節することができます。
サングラスの内側は柔らかいクッションになっているため、犬の顔への負担も少ないでしょう。

犬のサングラスは、絶対に必要だというわけではありません。
しかし、ビーグルやラブラドールレトリバーなどの一部の犬種は白内障になりやすいといわれているため、必要に応じてサングラスを使用することをおすすめします。
飼い主が犬にサングラスを着用させたいと考えても、犬が嫌がることもあるはずです。
そんな時には、短い時間で徐々に慣れさせるなど、無理やりサングラスを着用させないようにしましょう。
また、誤飲にも注意が必要です。
もしも犬にサングラスを着用させたいのであれば、負担の少ないゴーグルタイプをおすすめします。