犬の盗み食いには要注意!危険性やしつけ方法をご紹介

目を離した隙に、犬が盗み食いをしてしまうことがあります。
犬の盗み食いは大変危険なので、しつけできちんと直す必要があるでしょう。
この記事では、犬の盗み食いの危険性ややめさせるしつけ方法をご紹介します。 2023年01月06日作成

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犬の盗み食いの危険性

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まずは、犬の盗み食いの危険性について解説します。
愛犬の命を守るためにも、きちんと理解しておきましょう。

中毒を起こす可能性がある

人間が食べたら平気な場合でも、犬が食べたときに中毒症状を起こしてしまう食べ物はたくさんあります。
犬が食べてはいけないものとして有名なのは、チョコレートやネギ類でしょう。
犬がチョコレートを食べると、チョコレートに含まれるカカオにより、犬の中枢神経や心臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、ネギ類は赤血球を破壊して貧血などを起こすことがあるでしょう。
場合によっては命に関わる可能性もあるため、犬の盗み食いには十分に注意しなければなりません。

散歩中の拾い食いの原因にもなる

実は、犬は盗み食いをしている認識はありません。
「目の前に食べ物があったから食べた」だけなので、犬にとっては本能に従っただけなのでしょう。
本能なら仕方がないと感じるかもしれませんが、盗み食いを日常的にしていたら散歩中の拾い食いの癖もついてしまいます。
散歩中に落ちているものは、犬にとってどのような影響を及ぼすのか不透明であり、とても危険です。

犬の盗み食いをやめさせるしつけ方法

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次に、犬の盗み食いをやめさせるしつけ方法をご説明します。
飼い主がきちんと教えることで、犬の盗み食いは収まるはずです。

「待て」と「よし」の徹底

犬の盗み食いをやめさせるには、日頃から「待て」と「よし」を徹底して教えておく必要があります。
首輪にリードをつけて犬を座らせた後に、犬の目の前にドッグフードや犬用おやつを置きましょう。
そして「待て」とコマンド(命令)を出して、犬がフードやおやつを食べようとしたときに、後方にリードを引っ張ります。
犬がある程度待っていられた場合は、「よし」の合図とともにリードを緩めて思い切り褒めてあげましょう。

「ノー」などのコマンドを教える

犬がしてはいけないことをしたときの合図として、「ノー」や「いけない」などのコマンドを教えることをおすすめします。
「待て」のしつけ中に犬がフードを食べようとしたときにリードを後方に引っ張りますが、その際に「ノー!」としっかり大きな声で言いましょう。
「ノー」のコマンドと同時にリードが引っ張られるため、犬は「ノーと言われたときは、してはいけないことをしたんだな」と理解するようになります。

犬が盗み食いをしたときの対処方法

もしも犬が盗み食いをしたときには、中毒症状が起こっていないかチェックしましょう。
嘔吐や下痢などの症状がみられたときには、すぐに動物病院へ連れて行きます。
また、獣医師には何の食べ物をいつ、どれくらいの量食べたかを明確に伝えましょう。
基本的に数時間経っても中毒症状が現れなかったら大丈夫ですが、もしも大量に盗み食いをしたときには、念のため獣医師に診せることをおすすめします。

おすすめのペットフェンス・ゲート4選

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犬の盗み食いを予防するためには、ペット用のフェンスやゲートを設置するのもおすすめです。
フェンスやゲートを設置することで、犬がキッチンなど食材のある場所から遠ざけることができるでしょう。
最後に、おすすめのフェンスやゲートをご紹介します。

スチールゲート

突っ張り棒タイプの、ペット用ゲートです。
片手で簡単に開け閉めできるため、設置をして煩わしさは感じないでしょう。
4つのカラーが用意されており、部屋のデザインに合わせて選ぶことができます。


スチールゲート

アイリスオーヤマ ペットフェンス

突っ張り棒タイプのゲートは不便そうと感じる人は、このフェンスがおすすめです。
置くだけで簡単に設置できるため、いつでもどこでも使うことができます。
難点としては、置くだけのフェンスは大型犬であれば倒せてしまう可能性があるという点でしょう。


アイリスオーヤマ ペットフェンス

木製伸縮ゲートL

106~196cmまで伸縮するため、多くの部屋に対応できるゲートです。
細めのワイヤーで作られており、設置をしても圧迫感を感じにくいでしょう。
長さのあるゲートは、ベランダからの脱走対策にもなります。


木製伸縮ゲートL

ペットゲート おくだけとおせんぼ ウォークスルー

身体を当てて開閉するタイプの、しっかりとした作りのペット用ゲートです。
置くだけで設置が可能なので、いろいろな場所に使い分けることができます。
柔らかい素材を使用しているため、万が一犬がゲートにぶつかったときにも怪我する心配がありません。


ペットゲート おくだけとおせんぼ ウォークスルー

犬の盗み食いには十分に気を付けよう

出典:https://www.shutterstock.com/

犬が盗み食いをすると、中毒症状などのリスクが考えられます。
食べ物による中毒は、場合によっては命に関わる可能性もあるため、十分に注意しなければなりません。
また、犬の盗み食いのしつけをするときは、「待て」と「よし」をしっかりと教えることが大切です。
もしも犬の盗み食いを完全に予防できないのであれば、ペット用ゲートを設置するのも良いでしょう。

参考サイト

PET-KAN(参照日:2022-11-21)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/7106812/
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/1896984/
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/7128909/

PET SELECT(参照日:2022-11-21)
https://item.rakuten.co.jp/petselect/5011100400/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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