犬が撫でられると嬉しい部位はどこ?撫で方のポイントもご紹介

犬は撫でられると喜びますが、触られることを嫌がる部位もあります。犬が撫でられると喜ぶ場所はどこなのでしょうか。ここでは犬が撫でられると嬉しい部位や、撫で方のポイントをご紹介します。 2022年09月16日作成

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犬を撫でることで生まれる効果とは?

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犬を撫でると心が少しリラックスすることはありませんか。実は犬と触れ合うことでたくさんのメリットがあります。
ここでは、犬を撫でることで生まれる良い効果についてご紹介します。

幸せホルモンの分泌

人は犬を撫でることで幸せホルモンが分泌されます。そのため、犬と触れ合うことで人のストレス解消にも効果が期待できます。
ペットセラピーなどがあるように、人は犬と触れ合うことで「オキシトシン」が分泌されます。オキシトシンは犬を撫でるだけでなく、アイコンタクトや抱っこなどでも分泌されるため、1日に1回は犬と触れ合うことがおすすめです。

安心できる

犬にももちろん良い効果があります。犬は撫でられることにより安心することができます。気持ちが落ち着くためリラックス効果や、ストレス解消にも効果が期待できます。
犬の体を撫でることにより気持ちがよく体をほぐす効果もあります。散歩や日常生活で固まった体の筋肉をほぐしリラックスします。
犬は何もしていなくても多少はストレスを感じます。毎日犬を撫でることにより少しずつでもストレス解消してあげましょう。

マッサージ効果

犬を撫でることによりマッサージ効果も期待できます。体をマッサージすることで体の筋肉をほぐし、犬は気持ちを落ち着かせリラックスします。他にも体を撫でることは皮膚の状態をしっかり確認することができるため、皮膚病の早期発見にもつながります。
さらに、体を触ることで犬の体の異常にも気づくことができます。

犬が撫でると喜ぶ部位とは?

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犬を撫でることでたくさんのメリットがありますが、犬が嫌がってしまうと元も子もありません。犬は撫でられることを喜ぶ部位があります。
ここでは犬が撫でると喜ぶ部位についてご紹介します。

耳の後ろや顔周り

犬は耳の後ろや顔周りなどを撫でられると喜びます。

耳の後ろは揉み込むように優しく撫でてあげ、顔周りも顔を伸ばすように撫でます。あまり力を入れてしまうと犬が嫌がります。さらに、犬の体の大きさにより好ましい力加減も変わりますので、調節してみることがおすすめです。

口周り、鼻先、目周りなどははじめは嫌がることがあるため、撫でることに慣れてきたら触りましょう。目と目の間の鼻筋を撫でることを喜ぶ犬は多いため、慣れてきたら挑戦してみましょう。

背中

犬は背中を撫でられると喜びます。

背中を触らせてくれる犬は多く、人に触られることが苦手な犬でも触らせてくれる可能性のある部分なので、人に触られることになれていない犬には背中から慣れさせていきましょう。

撫でる時には毛並みに沿って優しくゆっくり撫でることがおすすめです。毛並みに逆らい撫でることで犬が興奮状態になるため、遊んでいる時はいいですが、落ち着かせる時はマッサージをするときなどは避けたほうがいいでしょう。

お腹

犬はお腹を撫でられると喜びます。

お腹は犬の急所でもあるため、慣れるまでは触らせてくれないことも多いはずです。そのため、無理に触ることはしないようにしましょう。
お腹を触る時には、手を温めてからお腹を冷やさないようにします。お腹は円を描くように優しく撫でることで腸の働きも促進することができます。

犬は慣れると体を撫でている時にお腹を見せてくることがあります。お腹を撫でる時は自分からお腹を見せてきた時に撫でましょう。

犬を撫でる時のポイントとは?

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犬を撫でる時は、適当にワシャワシャ撫でても効果がない場合があります。適当に撫でてしまうことで犬が嫌がり逃げてしまうこともあるため、撫でる時にはポイントを踏まえて撫でることがおすすめです。
ここでは、犬を撫でる時のポイントについてご紹介します。

毛並みに沿って優しく撫でる

毛並みに沿って優しく撫でることで、犬は落ち着くことができます。
顔回りなどは揉み込むように撫でることもできますので、犬により撫で方を変えてみるのもおすすめです。
力加減は目をこする程度で、犬の大きさにより変えていきましょう。犬により気持ちの良い力加減は異なるため、犬の様子を見ながら調節することがおすすめです。

嫌がる部位は触らない

犬は鼻先、口周り、足先、尻尾などの先端を触ることを嫌がります。犬を撫でる時はその部位を避けて触ることがおすすめです。
犬が嫌がる部位は、犬が慣れてきた頃に触れるようにしていきましょう。

【注意点】知らない犬にはむやみに触らない

犬は触られることを好む子だけでなく、知らない人に触られることを極度に嫌がることもあります。

犬に触りたい時には、必ず飼い主に許可を取り触るようにしましょう。飼い主が知らない間に触ると、噛まれるなどの事故が起こる可能性があります。

犬を飼育している家庭で子供がいる場合は、子供が知らない犬にむやみに触ろうとしてしまうことがあります。子供の場合噛まれてしまうと大怪我に繋がる可能性もあるため、知らない犬に触ることのないようにしっかり注意しておきましょう。

たくさん犬を撫でてあげよう!

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ここでは犬が撫でられると嬉しい部位や撫で方のポイントをご紹介しました。
犬が撫でると喜ぶ部位は耳の後ろや顔周り、背中、お腹などです。基本的に犬は足先や鼻先、尻尾などの先端を触られることを嫌がります。そのため、はじめは慣れると喜ぶ部位から触り慣れていくことが大切です。
犬の体は全身触ることができるようになっておくことが望ましいです。全身触られるようになることで、健康チェックや日常ケアなどもしやすくなります。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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