犬がなでられて喜ぶ場所やなでることの効果とは?

犬は基本的になでると喜ぶことが多いです。犬がなでると喜ぶ場所は決まっており、なでることによりさまざまな良い効果が期待できます。ここでは、犬がなでると喜ぶ場所やなでることによる効果についてご紹介します。 2022年05月31日作成

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犬がなでると喜ぶ場所とは?

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犬は人に触られると喜ぶことが多いです。特に信頼している飼い主や家族になでられることは犬にとって幸福です。では、体のどこをなでてあげるとより喜ぶのでしょうか。
ここでは、犬がなでると喜ぶ場所についてご紹介します。

顔周り・耳の付け根

犬は顔周り・耳の付け根をなでられると喜びます。顔周りをなでる時は、毛並みにそって優しくなでてあげます。犬は上から触られることに対して恐怖を感じることがあるため、下から触るようにしましょう。あご付近を優しくなでることで犬もリラックス状態となります。耳の付け根は優しく揉み込むようにすると喜びます。力が強すぎると犬が痛がることがあるため犬が心地よい力加減を見つけましょう。力強くはしないように注意しましょう。

お腹

犬はお腹をなでられると喜びます。しかし、お腹は犬の急所となる場所です。なでさせてくれるまでには飼い主に慣れることが必要となります。迎え入れたばかりの犬はお腹を見せることがあまりないため、お腹を見せてくれた時には優しくなでてあげましょう。
お腹をなでる時には、毛並みにそらなくても問題ありませんが、優しくなでてあげましょう。お腹は「の」の字をえがくようになでることでお腹のマッサージ効果も期待できます。便秘や下痢などのお腹のトラブルを抱えている時にもおすすめです。

背中

犬は背中をなでられると喜びます。背中は毛並みにそって優しくなでましょう。
背中は人に触られることに慣れていない犬でも比較的触りやすい部位です。そのため、犬に触ることに慣れていない方は背中から触ることがおすすめです。
なでながらマッサージを行う場合は、背骨付近には注意して行いましょう。

なでないほうがいい部位

なでないほうがいい部位は、口周り、足先、尻尾などの先端部分です。先端部分は神経が過敏になっています。そのため、神経質な犬は触られることに対して嫌がります。
犬をリラックスさせるためには、この部位を避けましょう。

犬をなでることによる効果

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犬はドッグセラピーとしても活躍することがあり、犬が人にもたらす効果はたくさんあります。さらに、犬をなでることは犬にとっても飼い主にとってもいろんな良い効果が期待できます。
ここでは、犬をなでることによる効果についてご紹介します。

ストレス軽減

犬をなでることにより、ストレス軽減効果が期待できます。さらに犬を抱っこすることにより脳や心が癒やされます。
ストレスは溜まってしまうと体調を崩し、免疫力や抵抗力が低下します。さらに、精神的にも不安定になるため、性格が攻撃的になることもあります。

犬をなでることで、飼い主だけでなく犬のストレスも軽減できるため、時間があるのであれば犬をなでてあげることがおすすめです。
ただ、犬が嫌がっている時になでてしまうと逆効果にもなりますので、犬の様子を見ながらなでましょう。

リフレッシュ効果・マッサージ効果

犬をなでることにより、リフレッシュ効果が期待できます。リフレッシュ効果はなでる以外にも散歩や運動などでも効果的です。リフレッシュすることは犬にとっても大切なことで、健康的な生活を送るためにも犬をなでてあげましょう。

他にもなでることによりマッサージ効果が期待できます。犬をなでることにより体が刺激され、体のこりなどが解消されます。筋肉を解すこともできるため、たくさん運動した時などにもおすすめです。

犬をなでる時に効果的な方法とは?

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犬をなでる時はただ適当になでればいいというわけではありません。なでる時には優しく犬が喜ぶ方法が望ましいです。
ここでは、犬をなでる時に効果的な方法についてご紹介します。

犬がなでてほしい時になでる

犬がなでてほしい時になでることがおすすめです。犬はなでてあげることが喜びとなりますが、なでてほしい時でないと効果が期待できない場合があります。
犬はゆっくり休んでいる時、寝ている時、遊んでいるなどなにかに夢中になっている時は避けて、犬が落ち着いてゆっくりしている状態でなでてあげることがおすすめです。
他にも、犬がそばに寄ってきてお腹を見せてくる時や体をゆだねるように寄り添ってきた時にもなでてあげましょう。

優しくなでる

犬をなでる時には優しくなでてあげることが効果的です。基本的に毛並みにそってなでると犬もよりリラックスすることができます。力加減は優しく、なでるだけで問題ありません。
犬の体を強く触ることで、痛みが生じる可能性があるため、力加減には気をつけてなでましょう。犬は一度痛みを経験すると、触られることを嫌がる可能性があります。そのため、力加減には注意しましょう。

犬が寝ている時や嫌がっている時は触らない

犬をなでる時には犬が寝ている時や嫌がっている時は触らないようにしましょう。犬が寝ている時や嫌がっている時は、触ることに対しての効果が期待できません。犬がなでられることに対して安らぎを感じることができる時になでてあげることが望ましいです。

犬が触られることに対して嫌がっている場合は、体調を崩していることや病気や怪我をしている可能性があります。なでることで痛みが生じる可能性があるため、必要に応じて動物病院を受診することがおすすめです。

犬をなでる時は優しくしよう

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ここでは、犬がなでると喜ぶ場所やなでることによる効果についてご紹介しました。犬がなでると喜ぶ場所は顔周り・耳の付け根、お腹、背中などです。なでる時は手を温めて、毛並みにそりゆっくりとなでてあげましょう。逆に、口周り、足先、尻尾などの先端部分は触られることを嫌がるため、できるだけ触らないようにします。ただ、犬の体は触られることに慣れておくことが望ましいため、徐々に触られることに慣らすようにしましょう。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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