【世界猫の日】猫が大人になるのは何歳?子猫のうちに飼い主ができることとは【8月8日】

動物は人間と異なるスピードで成長していきます。それは私たちの身近に存在する猫も例外ではありません。そこで今回は、猫が大人になる年齢と子猫のうちに飼い主がしておくべきことについて解説します。子猫を飼っている方はぜひ参考にしてください。 2022年08月08日作成

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猫の成長は私たちが思っている以上に急激です。成猫になる時期を知り、それまでに飼い主ができることを押さえておきましょう!

猫は何歳で大人になるの?猫の年齢を人間で考えると?

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猫は人間と異なり、1歳を過ぎると立派な大人(成猫)です。ちなみに犬は、犬種によって違うものの1歳~2歳ほどで成人年齢を迎えます。

人間と動物では成長にともなうスピードが異なっており、猫は1歳半で人間の17歳~18歳に相当する成長を遂げ、2歳以降は1年ごとに4歳プラスされていきます。

≪猫と人間の年齢換算表≫

猫:1歳=人間:17~18歳
猫:2歳=人間:24歳
猫:3歳=人間:28歳
※以降、1年ごとに人間換算で4歳年を取っていく

猫の平均寿命が12歳~18歳といわれているため、人間の年齢で換算すると64歳~88歳ほどです。

また、猫の年齢に応じてライフサイクルの目安がおおまかに決まっており、次章で紹介する「社会化期」は、以下の新生子期~幼年期ごろに訪れます。

≪猫のライフサイクル≫

①新生子期(生後30日まで)
②幼年期(生後30日~90日)
③少年期(生後90日~6カ月)
④青年期(生後6カ月~1年)
⑤成年期(生後1年~10年)
⑥高齢期(生後10年以上)
※ここで示したライフサイクルの年齢はあくまで目安です。猫種や飼育環境によって成長過程は変化します。

【章まとめ】

・猫が大人になる年齢は約1歳
・猫は2歳以降、人間換算で4歳ずつ年を取る
・猫の一生を年齢ごとに分けたライフサイクルの目安がある

子猫にとって「社会化期」はとても大切

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社会化期とは、猫がほかの猫(動物)や人間とのコミュニケーションを学ぶ大切な時期です。社会化期は猫以外の動物にもみられ時期はそれぞれ異なりますが、猫は生後2~7週齢が社会化期にあたり、この時期をどう過ごすかによってその後の個性が大きく変化します。

社会化期の初期段階にあたる猫は、母猫や兄弟たちから、噛みつく際の力加減やほかの猫との接し方などを学んでいきます。この時期に母猫や兄弟から離されてしまった猫は、協調性が乏しく攻撃的な性格になりやすい傾向が強いようです。

また、社会化期に人間と接することも重要だとされており、早い段階から人間とのコミュニケーションを身に着けさせることで、成猫になったあとの問題行動が減少すると考えられています。

例えば、成猫になってから保護された元野良猫は、人間を怖がるまたは攻撃的な姿勢をみせることが多いです。これは、社会化期に人間とのコミュニケーションが不十分であった結果です。

これらの理由から、猫が大人へ成長する過程において社会化期はとても重要であるといわれています。

【章のまとめ】

・猫の社会化期は2~7週齢前後
・適切な社会化期を送れなかった猫は問題行動を起こしやすい
・保護猫が人間を避けるのは、社会化期における人間とのコミュニケーション不足が原因

子猫のうちに飼い主ができることは?

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子猫のうちに飼い主がしておくべきことはあるのでしょうか?
ご家庭でできるものをご紹介します。

積極的にコミュニケーションを取る

子猫の時期には、人間とのコミュニケーションから学ぶことが多くあります。
そのため、積極的にコミュニケーションを取りさまざまな経験に触れさせましょう。

例えば、爪切り・歯磨き・シャンプー・ブラッシングなど、成猫になってから日常的に行うことに慣れさせておけば後々とても楽です。

また、人間に触れられるのに慣らしておかないと、動物病院で獣医師の処置が必要な際に暴れるなどの苦労が多くなります。

四六時中べったりする必要はありませんので、可能な範囲でコミュニケーションを取りましょう。

トイレなどのしつけをする

子猫の時期から覚えさせておきたいものにトイレがあります。

猫は落ち着いて排せつできる場所でなければトイレをきちんと覚えてくれません。そのためトイレの場所は、静かで猫の寝床から遠すぎないところに設置するのがポイントです。

また、うまく排せつができたらトイレ砂を捨てずに少量だけ残し、ニオイでトイレの場所を覚えさせるのも効果があるといわれています。

はじめからうまく排せつができる猫もいますが、できない場合は根気強く継続的にトレーニングを行いましょう。

避妊・去勢手術を受けさせる

繁殖させる予定がなければ、早い段階で避妊・去勢手術を受けさせます。

これにより、発情によるストレスの軽減・マーキング行動の防止・望まない妊娠の予防・精巣や卵巣にかかわる病気の予防などのメリットがあります。

猫の場合だと、生後6カ月~初めての発情期がくるまでの間に避妊・去勢手術を施すのが適切です。もし気になるようであれば、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。

病気予防のために必要なワクチンを接種させる

事前のワクチン接種により、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウィルス感染症など、さまざまな病気に対する予防や重症化のリスクを軽減できます。

子猫は生後約2カ月目に1回目のワクチン接種が必要です。獣医師と相談のうえでワクチン接種をスムーズに行えるようにしましょう。

成猫になるまでの過程はとても大切な時間です

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社会期におけるほかの猫や人間とのかかわり方、人間と生活をともにする方法など、子猫~成猫になるまでの期間に猫が学ぶことはたくさんあります。

それは飼い主もまた同じであり、愛猫の成長にあわせて、しつけや避妊手術などの対応をしなければなりません。

はじめのうちはわからないことだらけかもしれません。しかし、愛猫の成長とともに飼い主も成長していきます。

日々新しいことを覚えていく愛猫を見守りながら、飼い主としてできることを精いっぱいしてあげましょう。

著者情報

U.SHOHEI

父親が犬のブリーダーをしていたこともあり子どもの頃から犬に囲まれた生活を送る。

現在は趣味の動物園・水族館めぐりから得た知識をもとに幅広く動物に関する記事の執筆をおこなっている。

得意な生物は、犬・猫・海洋生物・エキゾチックアニマル。

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