フェレットに散歩は必要?散歩の方法や注意点を解説

胴長短足の身体がとても可愛らしいフェレット。
フェレットを飼っている人で、散歩に連れて行きたいと考えている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、フェレットに散歩が必要かどうかや、散歩方法などを解説します。 2022年05月14日作成

  • ペット - フェレットペット - フェレット
  • VIEW:1,934

フェレットに散歩は必要?

出典:https://www.shutterstock.com

まずは、フェレットに散歩が必要かどうかについて解説します。
フェレットの散歩を検討している人は、必ずここをチェックしておきましょう。

絶対に必要というわけではない

結論から言うと、フェレットを飼う上で散歩は絶対に必要なものというわけではありません。
フェレットは運動好きな動物ですが、小動物であるため室内の運動をするだけで運動不足になることはないでしょう。
1日中ケージの中で生活をさせるのは運動不足やストレスの原因となるため、1日1時間程度をケージから出して運動をさせましょう。

散歩は気分転換になることもある

フェレットを散歩させることは、好奇心旺盛なフェレットにとって気分転換になることも考えられます。
もちろん性格によりますが、散歩に連れて行くことでとても喜ぶこともあるでしょう。

しかし、散歩は飼い主とフェレットが楽しめるというメリットがある反面、さまざまなデメリットもあります。
デメリットとして挙げられるのは、寄生虫などの感染や、車やほかの動物との事故などです。
デメリットは、フェレットの命にかかわることもあるため、散歩を検討しているのであればデメリットも理解した上で行う必要があるでしょう。

フェレットの散歩方法・散歩時の注意点

出典:https://www.shutterstock.com/

無理に散歩をする必要のないフェレットですが、どうしても散歩をしたいという人のために、フェレットの散歩方法をご紹介します。
併せて、散歩時の注意点についても見ていきましょう。

散歩に必要なものを揃える

フェレットが散歩中に危険な目に遭わないように、事前にしっかりと準備をする必要があります。
まずは、フェレットの身体に負担がかからないようなハーネスやリードを用意しましょう。
ハーネスは、慣れていないと嫌がることがあるため、室内でハーネスに慣れさせる練習をしておくことがおすすめです。
また、安全な場所で散歩ができるように、ペット用キャリーバッグを用意するのも良いでしょう。
当然ながら、外で排泄したときのためにビニール袋や水なども持ち歩きます。

まずは抱っこで外に慣れさせる

フェレットをいきなり外に出しても、不安に感じてしまうだけです。
そのため、まずは抱っこをして外に慣れさせてあげましょう。
抱っこをしながら安全な場所まで歩き、公園などの広い安全な場所で少し歩かせてみます。
徐々に外に慣れさせていくことで、フェレットは散歩中に不安を感じることなく、堂々と歩くようになるでしょう。

外敵に気を付ける

フェレットを散歩させるときには、外敵に気を付けなければなりません。
小動物であるフェレットにとって、カラスは天敵となります。
また、力の強い犬ともトラブルに発展することがあるでしょう。
フェレットのことを守るためにも、散歩中は決して目を離さないようにする必要があります。

長時間の散歩をする必要はない

フェレットの散歩は、犬のように運動不足を解消するために行うものではありません。
あくまで気分転換をさせるためのものなので、長時間の散歩は必要ないでしょう。
フェレットが疲れすぎないように、5~10分の散歩で良いです。

フェレットが興奮しないように気を付ける

慣れていないフェレットは、外に出ることで興奮してしまうことがあります。
興奮すると、落ち着きがなく突然走り出してしまうなど、脱走などのトラブルに発展することが考えられるでしょう。
ちなみに、フェレットは興奮すると、尻尾を逆立てます。
フェレットの様子を見ながら、興奮させすぎないように気を付ける必要があるでしょう。

熱中症に注意

暑い時期は、熱中症に注意しなければなりません。
特に胴長短足のフェレットは、アスファルトの照り返しで熱中症になりやすい動物です。
そのため、暑い時期の散歩をする際は、早朝か夜をおすすめします。

おすすめのフェレット用ハーネス4選

出典:https://www.shutterstock.com/

フェレットの身体に負担がかからないように、必ずハーネスを用意する必要があります。
最後に、おすすめのフェレット用ハーネスをご紹介します。

フェレット ベストハーネスリードセット

3サイズを展開しているため、飼っているフェレットのサイズに合わせやすいハーネスです。
蒸れやすい立体メッシュになっており、夏場でも快適に散歩をすることができます。
また、リードとハーネスをつなぐナスカンが小さいので、フェレットの身体の負担も抑えることができるでしょう。


フェレット ベストハーネスリードセット

フェレット用ハーネス ランランハーネス

ボーダー柄でシンプルなデザインの、フェレット用ハーネスです。
マジックテープとホックで、簡単に装着することができます。
内側にはクッション材が入っているため、フェレットの身体に負担がかかりにくいでしょう。


フェレット用ハーネス ランランハーネス

三晃商会 フェレット・ベストハーネス

デニム地でさりげないおしゃれができる、フェレット用ハーネスです。
ベスト風の形状にしているため、簡単に装着することができます。
さまざまな毛色があるフェレットでも、問題なく着こなすことができるでしょう。


三晃商会 フェレット・ベストハーネス

フェレチュウ 2WAY ハーネス

唐草模様が可愛らしい、フェレット用ハーネスです。
ハーネスとカラーの両方で使用できる、2wayタイプなのが特徴です。
ワンタッチバックルで着脱が簡単でありながら、脱げにくい作りになっています。


フェレチュウ 2WAY ハーネス

フェレットの散歩をするときはデメリットも理解しよう

出典:https://www.shutterstock.com/

フェレットは、絶対に散歩をしなければいけないという動物ではありません。
もちろん、散歩をすることで気分転換になることもあるでしょう。
ですが、車との接触事故やほかの動物とのトラブルなど、さまざまなデメリットもあります。
そのため、フェレットの散歩をしたいのであれば、デメリットも理解した上で検討しましょう。

参考サイト

FERRET WORLD(参照日:2022-04-01)
https://item.rakuten.co.jp/petpet/4526003869872/
https://item.rakuten.co.jp/petpet/18101401/

pet yasan(参照日:2022-04-01)
https://item.rakuten.co.jp/e-petyasan/ferret-harness-brown/

usausarabbitry(参照日:2022-04-01)
https://item.rakuten.co.jp/seiranen/10001894/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

オススメ

新着記事