冬は犬にも服を着させた方が良い?冬服の必要性とおすすめ商品

犬に服なんて必要ない、本来のあるべき姿ではないと思われる方もいますよね。しかし、実際はどうなのでしょうか。ここでは、犬の冬服の必要性について見ていきましょう。 2022年01月11日作成

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犬の服はおしゃれのためにあるとは限らない

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犬に服を着させることは飼い主のエゴだと思っている方もいるかもしれません。しかし、実際はおしゃれ目的だけでなく、犬の健康を守ったり、マナーの一種として活用したりと、その目的は実用性を伴う目的を含んでいる場合があるのです。また、犬によっては服を着ていた方が冬を快適に乗り切れるというケースも少なくありません。

現代では飼い犬も室内での飼育が圧倒的に増え、人間が快適と感じる室温に慣れてしまった犬が多くなっています。犬種によっては暑さや寒さに弱かったり、室内の快適な温度に慣れて屋外の気温に体が追い付かなかったりすることから、上手に服を活用することも必要だという考えが主流です。

犬に冬服を着せる目的とは

それでは、具体的にどのような目的で犬に冬服を着せるのか、見ていきましょう。

まずは寒さから身を守るため、という目的が大きいでしょう。散歩に出掛けるときの気温差から体を守ったり、室内でより快適に過ごすために冬服を着せてあげたりすることで、体を冷やしにくくなります。室内は暖かいから服は必要ないという意見もありますが、人間に比べて地面に近い位置にいる犬は、人間よりも寒さを感じやすいのです。

床暖房をしているから、室内では服を着させなくても良いと考える方もいるでしょう。確かに、床暖房があれば底冷えは防げます。ただ、反対にその床で長時間寝てしまうと、低温やけどのリスクが発生するため注意が必要です。

犬用の服は、単に寒さ対策だけにあるわけではありません。抜け毛の多い時期などには、外出先で抜け毛を散らかさないように、マナーウェアの役割として服を着させると良いケースもあります。服を着ていることで、抜け毛が落ちてしまうのを防いでくれるため、訪問先への配慮のひとつにもなります。

どんな犬に冬服は必要?

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特に、冬服を着させてあげた方が良い犬の特徴について、またどんなシチュエーションで冬服が役に立つのか、見てみましょう。

寒さに弱い犬種や年齢

一般的に、その犬の原産国が気温の高い国なのか、それとも寒い国なのかによって、寒さに強いかどうかが変わってきます。ただし、これは例外もあり、寒い国に生まれた犬種でも寒さにはあまり強くない場合もあるため一概には言えません。

犬の被毛で判断するという方法もあります。犬の被毛は、一層構造であるシングルコートと、二層構造のダブルコートの2種類があります。シングルコートは、抜け毛が少ないですが、保温性は劣ります。一方ダブルコートは抜け毛が多いですが、トップとアンダーの2層構造の被毛によって保温性が高まるため寒さには強いです。

シングルコートの犬種は、多くが寒さに弱いため防寒対策を考えた方が良いとされています。また、ダブルコートの犬種であっても、毛の短い犬種はあまり寒さが得意ではないため、防寒対策をした方がベターです。

さらに、被毛の種類を問わず、子犬やシニア犬、病気の治療中の犬などは、体温の調節が難しいこともあるため、必要に応じて防寒対策をしてあげた方が良いとされています。

犬の冬服にはいくつかの種類がある!

私たちと同じように、犬の服にもさまざまな種類があります。どのような場面で、何を目的にするかによって、適切なものを選びましょう。主に、犬用の冬服には以下のような種類があります。

・ニット
・コート
・ベスト
・つなぎ

ニットは、柔らかくて動きやすく、保温性もあり着心地が良いものが多い点が特徴です。あまり服に慣れていない段階でも着やすいのではないでしょうか。
コートは、屋外に出る時に、本格的な防寒具として着用できます。風を通しにくいため、冷たい風が吹いている日などに役立ちます。
ベストは、袖がないぶん着せやすく、走り回るなど活発な犬におすすめです。重ね着もできるため、他の衣類だけでは寒いかな、という時にプラスするのも良いでしょう。
つなぎは、足から胴体まですっぽりと全身を覆い、素材は薄手のものから厚手のものまでさまざまです。特に抜け毛対策をしたい場面で重宝します。

犬用の冬服おすすめ4選

SPIRAL-style ボアダウンジャケット

背開きタイプで、ハーネスも付いているためお散歩時の準備がとても楽に行えます。裏地は柔らかくフカフカなボア素材になっています。Sサイズから5Lまでのサイズがあります。アウトドアが似合いそうな5色のカラーバリエーションから選べます。


SPIRAL-style ボアダウンジャケット

アディドッグ パーカー

中型犬や大型犬にぴったりなサイズ展開をしているパーカーです。スポーティーなイメージで、お散歩だけでなく普段使いにもおすすめです。伸縮性はない素材なので、体型によっては着脱しにくい場合もあるそうですが、裏起毛で程よい暖かさが得られます。


アディドッグ パーカー

DOGCHOiCE ロイヤルエアフォースつなぎ

小型犬~中型犬用のつなぎ服です。色鮮やかなジャンパーとデニムのジーンズを重ね着しているような見た目で、カジュアルな印象にしてくれます。散歩時の防寒具としてだけでなく、飼い主さんとの外出時にも重宝しそうなデザインです。


DOGCHOiCE ロイヤルエアフォースつなぎ

iDog 縄編みニットタンク

手編み風のニットタンクトップです。伸縮性があり着心地もよく、そして落ち着いたカラーとケーブル編みの模様が可愛いデザインです。ニットですが、洗濯をしても型崩れしにくいため、清潔も保ちやすいです。


iDog 縄編みニットタンク

犬の冬服は上手に取り入れて寒さから守ろう

出典:https://www.shutterstock.com

現代では人間と一緒に家の中で暮らす犬が増えたことで、昔よりも寒さや暑さに敏感になりながらお世話をする必要性が増しています。寒さに弱いとされる犬種はもちろんですが、気候によってはダブルコートの犬などでも防寒対策が必要なことも多いです。購入の際はきちんと愛犬のサイズを測っておき、動きに支障のないものを着せてあげましょう。

参考サイト

犬服 SPIRAL-style 楽天市場店(参照日2021-12-24)
https://item.rakuten.co.jp/spiralstyle/kaki139580-01/

犬屋楽天市場店(参照日2021-12-24)
https://item.rakuten.co.jp/inuya/dwo-p102/

犬服と猫グッズのお店 DOGCHOICE(参照日2021-12-24)
https://item.rakuten.co.jp/inuya/dwo-p102/

犬の服のiDog(参照日2021-12-24)
https://item.rakuten.co.jp/idog/14023-/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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