犬が寒いと感じたときに見せる仕草
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まずは、犬が寒いと感じたときに見せる仕草をご紹介します。
愛犬が室内でこれらの仕草をしていたら、暖房を使用するなどの対策が必要でしょう。
身体を丸めてじっとする
犬が寒さを感じると、身体を丸めてじっとします。
身体を丸めることで暖を取り、身体から体温が外に逃げないようにしているのです。
私たちが寒い日に背中を丸めて歩いているのと、同じ感覚でしょう。
ベッドから起き上がろうとしない
犬がベッドから動かないようであれば、寒さを感じているサインかもしれません。
ベッドの上が温かいため、移動したくないのでしょう。
寒くてトイレや水飲みもしたがらない場合には尿路結石など病気のリスクが高まるため、早めに対処する必要があります。
震える
私たち人間と同様に、犬も寒さを感じると身体をブルブルと震わせます。
これは、小刻みに震えることで熱を出して、身体を温めようとしているのでしょう。
特に小型犬や短毛種など、長い被毛で熱を確保する犬種以外の犬に見られます。
水を飲まなくなる
普段よりも水を飲まなくなった場合には、犬が寒さを感じている可能性があります。
水を飲むことで、身体の中から冷えるのが嫌なのでしょう。
しかし、水を飲まないと脱水などのリスクが高まるため、寒い時期での犬に積極的に水分を摂ってもらう必要があります。
おすすめは、ドッグフードを与えるときにぬるま湯をかけたり犬用スープをかけたりして水分補給をさせる方法です。
要求吠えをする
いつもは大人しい犬が飼い主に要求吠えをする場合には「寒いからなんとかして!」という訴えかもしれません。
犬からのサインに対して行動をすると上下関係が逆転してしまうリスクがあるため、犬に「おすわり」などの命令をしてから暖房を使用するなどの対処をするとよいでしょう。
犬が寒いときの暖房設定や注意点
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暖房を使用する際に、何度に設定すれば愛犬は快適に過ごしてくれるのでしょうか?
また、暖房を使用する際の注意点についても解説します。
犬が快適に過ごせる室温は20度前後
犬が快適に過ごせる室温は18~22度といわれています。
また、短毛種を含め、プードルやヨークシャーテリアなど寒さに弱いといわれている犬種は、25度前後が適温です。
もちろんこれらの温度はひとつの目安ですが、愛犬のために暖房を使用する際は20度前後に設定しておくとよいでしょう。
床暖房やホットカーペットなどを使用する際には、低温やけどに気を付ける必要があります。
低温やけどのほか、犬が暑さを感じたときにその場から離れることができるように、部屋全体を床暖房にするのは避けることがおすすめです。
湿度に気を付ける
暖房を使用すると、部屋が乾燥してしまいます。
あまりにも乾燥しすぎると、犬の皮膚トラブルが見られることもあるでしょう。
皮膚炎を発症すると、完治まで犬に辛い思いをさせてしまうため、湿度管理にも気を配る必要があります。
犬が快適に過ごせる湿度は40~60%といわれているため、加湿器や濡れタオルなどを使用して湿度管理をしましょう。
電気コードに注意!
暖房器具の電気コードを犬が噛むと、漏電や火災に繋がる可能性があります。
そのため、コードカバーを使用するなどをして、犬に電気コードを噛ませないように対策しましょう。
冬におすすめの犬用ベッド4選
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最後に、冬におすすめの犬用ベッドをご紹介します。
これらのベッドと暖房を併用することで、犬を寒さから守ることができるでしょう。
ふわふわベッド マカロンクッション
ふわふわの感触が特徴的な、犬用ベッドです。
3種類のサイズと2種類のカラーが用意されているため、愛犬に合うものがきっと見つかるでしょう。
汚れたら洗濯機で丸洗いすることができ、常にきれいな状態で愛犬に寝てもらうことができます。
ふわふわドッグカウチベッド
寝具職人と家具職人が作った、ふわふわの犬用ベッドです。
最大わた量740gのボリューム設計になっているため、床からの冷気も予防することができるでしょう。
また、カバーは取り外して丸洗いすることが可能です。
ふわふわ ペットベッド
高さのあるボリューム感が特徴の、犬用ベッドです。
弾力性が抜群のため、犬がぐっすりと寝ることができるでしょう。
底面には滑り止め加工がされており、犬が飛び乗っても滑って怪我をする心配が少ないです。
ドーム型 ペットベッド
犬の体温を外に逃がしにくい、ドーム型のベッドです。
ドーム型のベッドはまわりの景色が見えにくいため、環境によるストレスもかかりにくいでしょう。
2種類の生地を採用しており、寒い時期に理想的なベッドといえそうです。
犬の寒さを感じるサインを見逃さないようにしましょう
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犬は寒さを感じると、さまざまな仕草をして飼い主に気が付いてもらおうとします。
そこで愛犬の寒さのサインに気が付いていち早く対処をすることで、犬を寒さから守ってあげることができるでしょう。
犬が寒さを感じているのを放置すると、最悪の場合さまざまな病気の原因ともなります。
そのため、日頃から暖房器具や加湿器などを使用して、犬が快適に生活できるようにすることが飼い主としての努めです。
SHITAMACHI PET YOUHINTEN(参照日:2021-11-08)
https://item.rakuten.co.jp/shitamachi-pet/pt086_l/
neDOGko(参照日:2021-11-08)
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Pet Smile(参照日:2021-11-08)
https://item.rakuten.co.jp/gaisense/kea90/
地球問屋(参照日:2021-11-08)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。