本日はアレルギーのあるワンちゃんの食事について、犬猫用の食事療法食に力を入れるDechra Vaterinary Products 社(以下:デクラ社)のフランシス・パスツールさんと、犬と猫の皮膚の専門家で日本獣医生命科学大学の百田豊准教授にお話をお聞きしました。百田先生は日本獣医生命科学大学付属動物病院の皮膚科もご担当されています。
療法食って何? 普通の食事とはどう違うの?
UCHINOCO編集部:
「療法食」とは栄養のある食事というだけでなく、それぞれの病気に合わせたフードとのこと。アレルギーのあるワンちゃんの場合はたんぱく質、肥満気味なワンちゃんにはカロリーなど、摂取させたいもの・摂取させたくないものが違うので、病気や症状に合わせてフードの種類も変えるんですね。
しかも、デクラ社製のペットフードはオイルフィッシュが豊富なだけでなく、良質なオメガ-3が多く含まれているとのこと。自分の食事はおろそかになっても、ワンちゃんの食事にはとことん気を付けたいと思っているので、食材にこだわるフードは好感が持てますね。
「スペシフィックCOD-HY」はアトピー性皮膚炎に良い?
UCHINOCO編集部:
犬のアトピー性皮膚炎に注目したフードって少ないですよね。そういう意味では、現在、皮膚トラブルでお困りの方は先生に相談して試してみる価値がありますね。
「スペシフィックCOD-HY」は食物アレルギーのある犬でも食べられる?
UCHINOCO編集部:
犬のアトピー性皮膚炎だけでなく、食物アレルギーにも配慮しているフードなんですね。
「スペシフィックCOD-HY」が炭水化物源としてお米を採用した理由は?
出典:https://www.shutterstock.com
UCHINOCO編集部:
なるほど、お米は人の赤ちゃんでも初期に食べ始めることができる食品ですよね。
そして、サーモンとお米。人の食事としても使えそうなほど、おいしそう。ワンちゃんによってはお米を食べたことがないという子も多いと思うので、こちらも新奇たんぱく質として使えそうです。
食物アレルギーにもアトピー性皮膚炎にも、どちらの場合にも使えるという、「スペシフィックCOD-HY」。併発して発症することの多い食物アレルギーとアトピーに対して、多面的なアプローチをすることで、皮膚疾患を全体的にサポートしてくれるのですね。
専門家である百田准教授から見て「スペシフィックCOD-HY」の評価は?
UCHINOCO編集部:
むむむ……。アレルギーって子犬に発症することが多いから、子犬でも食べられるのって普通じゃないのですか……。
成長期の子犬にも使える療法食が実は少ない?
UCHINOCO編集部:
1歳以下の子犬にアレルギー発症が多いのに、子犬では食べられない療法食が多いなんて、なんて皮肉……。ペットフードをイチから作るのは大変なので、家庭での手作りはできれば避けたいもの。その点、子犬も安心に食べられて、栄養も豊富であれば、それを使えるのが一番ですね。
デンマーク生まれの自然派ヘルスフード「スペシフィック」の特徴
①農業・畜産・水産の王国、デンマーク生まれ
食の品質と安全性に対する意識が高いデンマーク生まれのスペシフィックは、愛犬・愛猫の健康をサポートする良質なフードとしてヨーロッパを中心に多くの獣医師や飼い主に選ばれています。
②デクラ社製
製造会社であるデクラ社は、製薬会社でありながら1975年から犬猫用の食事療法食に着手し、その研究と開発力に基づき常に品質の向上に努めています。
③新鮮な原材料
豚肉をはじめとした肉類、ニシンなどの魚類も鮮度を重視してヨーロッパ産を中心に厳選。冷凍肉類は極力使用していません。植物類も安全性の高いデンマーク基準で選んだものばかりです。
④最小限の添加物
合成着色料、合成フレーバーを一切使っておりません。犬用、猫用ともにウェット製品には酸化防止剤は使用されていません。また、犬用、猫用ともにドライフードではBHTとBHAを使用せず、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物などの天然由来の抗酸化成分を採用しています。
⑤豊富なオメガ-3脂肪酸
北欧産の新鮮な魚から抽出された EPA、DHAなどのオメガ-3脂肪酸は特殊技術により高品質のまま含まれています。オメガ-3脂肪酸には、皮膚や被毛の健康維持、健康な免疫の維持、腎臓機能や関節の健康維持、子犬・子猫における脳や視覚の健康な発達の維持など多くの有益な作用が知られています。
⑥おいしさの秘密
合成着色料やフレーバーを一切使わず、新鮮な原材料のもつ天然フレーバーだからこそ食べ飽きしない自然なおいしさを実現しています。
注:スペシフィックはFEDIAF(欧州ペットフード産業連盟)による安全性・栄養基準を満たしています。
犬用フード「スペシフィックCOD-HY」の特徴
・「スペシフィックCOD-HY」は加水分解蛋白質(サーモン)を用いて蛋白質源を米だけに制限し、食物アレルギーの犬に配慮した食事療法食です。また、健康な皮膚のために魚から抽出したエイコサペンタエン(EPA)だけでなく、通常はなかなか摂取することができないγ-リノレン酸(GLA)などのオメガ脂肪酸を強化することでアトピー性皮膚炎にも配慮したフードとなっています。
・FEDIAF(欧州ペットフード産業連盟)が定める成長期の犬の栄養要求量を満たしているので、成犬だけでなく子犬にも与えることができます。
・加水分解サーモンプロテインなど消化性の高い原材料を使用することで、消化器症状を示す犬に配慮しています。
准教授のご紹介
百田 豊
日本獣医生命科学大学
獣医保健看護学科 獣医保健看護学臨床部門
准教授(獣医師)
・専門はペットの皮膚疾患
・大学付属動物医療センター(大学付属病院)では、皮膚科を担当
・新しい皮膚の治療法であるMMDパルス療法を独自に開発
著者情報
UCHINOCO編集部
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