フェレットに与えるごはんはどんなもの?
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犬にはドッグフード、猫にはキャットフードを与えますが、フェレットにはいったい何を与えればいいのでしょうか。食事は生活する上で最も重要なものなので、動物の飼育を始める前にしっかり調べておく必要があります。
ここでは、フェレットに与えるごはんの種類についてご紹介します。
フェレット専用フード
フェレットにも身体の機能に合わせて作られた専用のフードであり、これがフェレットの主食となります。
販売しているメーカーにより、粒の大きさや味などの特徴はさまざまです。使用されている原材料も異なるため、フードを選ぶ時には原材料に注目して選ぶことをおすすめします。
いくつかのフードを試してみてもいいかもしれませんが、フェレットは急にフードに飽きてしまうことがあるので、同じフードをまとめ買いする時には注意が必要です。
複数のフードをブレンドする方法も
フェレットは同じフードを食べ続けると、そのフードに飽きてしまうことがあります。飽きてしまうと、ある日突然食べなくなってしまうということがあります。フェレットは好き嫌いがはっきりしている動物なので、フードの切り替えもタイミング次第では難しくなってしまう場合があります。
そのため、フェレットに食事を与える場合は、2〜3種類のフードをブレンドして与える方法がおすすめです。ブレンドを試していく中でフードの好みも知ることができます。また、色んな味に慣れさせておくことで、ライフステージの変化に伴うフードの切り替えもスムーズに行えるかもしれません。
フェレットに与えたい栄養価とは?
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フェレットは身体の機能が特徴的なので、与える食事の原材料や消化吸収できる栄養価について理解しておく必要があります。ここでは、フェレットに与えたい栄養価についてご紹介します。
消化吸収の良い動物性のタンパク質
フェレットは完全肉食の動物なので、腸が短く食べ物を食べてから糞として排出されるまでの時間も短いです。そのため、消化吸収の良い動物性タンパク質や動物性の脂質などがメインのフードを与えるようにしましょう。
フェレットフードのパッケージの成分表を確認して、タンパク質36.0%以上、脂質18.0%以上と表記されているものを選ぶようにしましょう。また、原材料は含有量が多い順番で表示されているので、一番最初に肉類などが表示されているかどうかも確認してみましょう。
繊維質の少ないフードを選ぶ
フェレットは肉食動物であることから、野菜や穀類などの繊維質の消化は得意ではありません。そのため、繊維質の少ないフードを選ぶようにしましょう。
フードの成分表に繊維質は2.0~3.0%以下と表記されているものが理想的です。
フェレット専用フードは、基本的にフェレットの身体の機能に合わせて食材や栄養を調節して作られています。しかし、中には繊維質が多い食材が主要原材料として作られているものもあるため、しっかり確認しておきましょう。
おすすめのフェレットフードをご紹介
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フェレットに毎日与えるフードは、できるだけフェレットにとって良いものを選びたいですよね。
フェレットはフードに飽きてしまうことも珍しくないため、いくつかの種類のフードをローテーションしたり、2〜3種類のフードをブレンドして与えるなど工夫してみましょう。
ここでは、フェレットに与えたいおすすめフェレットフードについてご紹介します。
イースター フェレットセレクション パフォーマンス
発育期~4歳までのフェレットに対応するフェレットフードです。フェレットの健康を考えて作られており、丈夫な肉体と強い骨格を形成するための良質な動物性タンパク質を厳選して配合しています。さらに、消化吸収と被毛維持のためのビール酵母も配合されています。
成分は、粗タンパク質38%以上、粗脂肪18.5%以上、粗繊維2.5%以下となっています。
NC フェレットフード ジャパンプレミアム
フェレットの成長と健康維持のために作られたフェレットフードです。タンパク源には国産の食材を使用しており、国産にこだわり厳選されています。フェレットの消化吸収をサポートするために、ビール酵母や酵素などを配合しているのも特徴の1つです。
オールステージで対応しているフードなので、フードの切り替えなどで困ることはありません。
成分は、粗タンパク質38%以上、粗脂肪21%以上、粗繊維3.5%以下となっています。
ペットライン 森の小動物 フェレットフード
フェレットに必要な栄養をバランスよく配合したフェレットフードです。タンパク質や脂質だけでなく、カルシウム、リン、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
成分は、粗タンパク質37%以上、粗脂肪15%以上となっています。
ニチドウ フェレット グロース
幼フェレットから成フェレットまで対応しているオールステージのフェレットフードです。栄養バランスだけでなく、指向性にも重視して作られています。タンパク質だけでなく、フェレットの健康維持のために、ビタミンやミネラルをバランスよく配合しています。着色料や防腐剤は一切使用していないので、安心して与えることができるのも特徴の1つです。
成分は、粗タンパク質32%以上、粗脂肪18%以上、粗繊維3.8%以下となっています。
フェレットの健康を第一に考えよう
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ここでは、フェレットにおすすめのフェレットフードをご紹介しました。フェレットは可愛らしい顔をしていますが、肉食動物です。そのため、健康的に生活するためにはタンパク質をしっかりと摂取する必要があります。
フェレットフードは犬猫のフードに比べて種類が少ないですが、フードを選ぶ時には迷ってしまうのものです。フードを選ぶ時には原材料や成分を確認して、購入を検討することをおすすめします。
charm 楽天市場店(参照日:2021-06-11)
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著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。