柴犬の散歩どれくらいがベスト?頻度や時間についてご紹介

犬種によって、必要な運動量が異なるため、犬種ごと、犬ごとに合わせた運動が必要です。ここでは、柴犬の散歩について、頻度や時間についてご紹介します。 2021年04月04日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬と暮らす犬のカテゴリ - 犬と暮らす
  • VIEW:32,302

柴犬はどんな犬?

出典:https://www.shutterstock.com

柴犬は古くから日本で愛されてきた日本犬です。警戒心が強く、飼い主さんに従順なイメージが強く、番犬としても活躍してきました。ここでは、柴犬の特徴や性格についてご紹介します。

特徴

柴犬はフサフサで長くない被毛に、ピンと立った耳、キリッとした顔立ちをした日本犬です。尾はくるりと回り背中に乗るような形になっています。体には、しっかりと筋肉がついており、運動能力も高いです。猟犬として活躍してきた犬なので、体を動かし、遊ぶことが好きな犬種です。

性格

柴犬は飼い主さんに従順な性格をしており、警戒心が強いです。もともと、飼い主さん以外の人や犬にあまり興味を示さない傾向があるため、社会化期に周りの環境や人、犬になれさせる必要があります。
飼い主さんにベタベタと甘える子もいますが、中には、あまり甘えたがらない子もいます。性格には個体差がありますので、その子の性格そのものを受け止めてあげましょう。

柴犬の散歩に必要なものとは?

出典:https://www.shutterstock.com

柴犬は遊ぶことが好きな犬種なので、基本的に毎日散歩をしてあげましょう。

しかし、散歩には準備が必要です。排泄物をそのままにしてしまうと、近隣の方の迷惑になり、トラブルを引き起こす場合もあります。しっかり準備してから、散歩にいきましょう。

首輪・リード

散歩には首輪とリードは必須です。中には、首輪やリードをせずに、散歩に連れ出している方がいますが、それはマナー違反です。
柴犬の体にあった首輪やリードを用意しましょう。柴犬は小型犬に分類されていることが多いですが、中には体が大きく中型犬サイズの子もいます。愛犬の体のサイズに合った首輪やリードを選ぶことをおすすめします。
ひっぱりグセがある犬には首輪だと首に負担をかけてしまうので、胴輪・ハーネスなどを利用することも検討してもいいかもしれませんね。

お散歩バッグ

散歩にはお散歩バッグを持っていくと便利です。中には、便用のビニール袋、おしっこをしたところを流すためのペットボトルに入れた水、トイレシートなどを入れておきましょう。

暑い季節は散歩途中でも水分補給ができるように、飲水用の水や飲水容器などを用意しておくことをおすすめします。

柴犬の散歩時間は?

柴犬の体には、しっかりと筋肉がついているので、足が速く、ジャンプ力もあります。しかし、それを保つためには毎日の散歩が必要です。散歩の時間は犬種により異なり、柴犬には十分な運動量が必要となります。
ここでは、柴犬の散歩時間についてご紹介します。

お散歩の頻度

柴犬の散歩頻度は、1日2回がベストです。それでも足りないようであれば、3階に増やしてあげてもいいかもしれません。
朝と夕方に散歩に連れ出すことで、柴犬の満足感も上がります。散歩の時間帯は、過ごしやすい時間帯が望ましいですが、夏場は涼しい時間帯、冬場は少し暖かい時間帯に連れ出してあげましょう。

あまりに寒さが厳しいときには、犬も散歩に行くことを嫌がることがあります。そんなときは、洋服を着せるなどして、散歩の時間が快適になるように工夫してあげましょう。

お散歩の時間

柴犬の散歩時間は、1日で1時間以上がベストです。1日2回行くのであれば1回30分運動しましょう。中には、1時間でも足りない場合もあります。そのときは、時間を少し延ばす、もしくは、ボール遊びなどで発散させてあげることをおすすめします。

また、柴犬はもともと猟犬として活躍してきた犬種なので、たまにドッグランなどに連れ出してあげると、ストレス発散にもつながります。

散歩時間は、犬の体調にも左右されます。体調を崩しているときには、無理して連れ出さなくても大丈夫です。とくに、シニア犬になると、徐々に体力が低下していくため、毎日の様子を観察することが必要となります。散歩時間も犬の体調を見ながら調節してあげましょう。

運動不足になるとどうなるの?

柴犬が運動不足になると、筋肉量の低下、肥満、ストレスが溜まることがあります。

筋肉は毎日の運動で維持されます。筋肉は体温を保持してくれるだけでなく、基礎代謝を向上させる効果もあります。筋肉量が低下すると、これらの機能が低下する可能性があるのです。

さらに、運動をしないことにより、肥満になります。肥満は病気を引き起こすきっかけになるだけでなく、治療を行うにしても弊害となります。できるだけ、健康的な体型を維持できるようにしてあげましょう。

運動量が足りないと、ストレスも溜まってしまいます。ストレスが溜まると、物を破壊したり、吠える、攻撃的な性格になるなど、問題行動をおこす可能性もあります。また、ストレスは様々な病気を引き起こす可能性もあります。

犬の体調に問題ないのであれば、基本的に1日2回、1回30分程度の散歩に連れ出してあげましょう。

おすすめの遊び方についてご紹介

柴犬は遊ぶことが好きな犬種です。飼い主さんも柴犬と一緒に遊ぶことができます。ここでは、おすすめの遊び方についてご紹介します。

ボール遊び

ボール遊びは一般的な遊び方ですが、投げたボールを目で追い、レトリーブしてくる運動は全身の筋肉を鍛えることができます。広さにもよりますが、室内でも室外でも行うことが可能です。部屋にスペースがあれば、雨の日にも遊ぶこともできます。
愛犬の好きなボールやおもちゃなどを用意することで、犬も夢中になって遊んでくれるでしょう。

アジリティ

アジリティはハードルやトンネル、平均台などの障害物を飼い主さんの指示でクリアしていく競技です。これはプロでなくても参加できる大会もあります。実際に競技に参加しなくても、自分たちだけで楽しむことができます。飼い主さんの運動にもなりますので、愛犬とともに体を動かしたい方におすすめの遊びです。

宝探しゲーム

宝探しゲームは犬の嗅覚を使って宝物を探す遊びです。いくつかの箱を用意し、中におもちゃ、フード・おやつなどを入れます。それを犬の嗅覚を使い探させます。犬の頭を鍛えるゲームとなり、雨の日や外に遊びに行くことが難しいときにおすすめの遊びです。

適切な運動量でリフレッシュ

出典:https://www.shutterstock.com

ここでは、柴犬の散歩はどれくらいがいいのか、頻度や時間についてご紹介しました。柴犬は小型犬と分類されることもありますが、チワワやトイ・プードルなどの犬種に比べると運動量は多く必要となります。
それは、柴犬の体にガッシリと筋肉がついていることや、遊ぶことが好きな性格も関係しています。

1日2回、30分以上散歩に連れ出し、必要に応じて、ドッグランなどに連れて行ってあげることをおすすめします。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

オススメ

新着記事