ひとりでも遊べる！猫が勝手に遊ぶおもちゃ5選

猫の成長の過程において一人遊びは必要なことです。その理由には「狩りの練習」だと考えられています。猫の祖先の名残による習性ということです。

猫はとても知能が高く、頭の中で想像しておもちゃを獲物として見る事が出来るのです。知能が高い動物ほど一人遊びをする傾向にあります。
例えば、猫の他にサルの中でも真猿類という進化した仲間にみられたり、カワウソやジャイアントパンダなども知能が高く一人遊びをします。

そして、猫は頭の中でおもちゃを獲物に置き換えて、ボールやひも、袋などを追いかけたり、押さえつけたり、すくいあげたりしてとても高度な狩りの練習をするのです。
そのため子猫のうちは一人遊びが多いのです。子猫のころは兄弟同士でじゃれあったりしているのも狩りの練習になっています。

一人遊びは子猫のときのほうがすることが多いです。成長していくと、飼い主と遊んだり、虫を捕まえられるようになったり、生活していく上でいろいろな楽しさを覚えていくので、一人遊びのような想像での遊びをすることが少なくなるのです。

成長するという事は狩りをして獲物を捕獲しないといけないので、狩り以外で無駄な体力を使わないように、体力温存していると考えられます。

野良猫のように人に飼われていない猫は、成長してから一人遊びをすることは少なくなります。
反対に飼い猫は食事もきちんと与えられ、狩りをする必要も、食料に対する不安もないので、体力が有り余ってることから成長しても一人遊びをすることがあります。

そのほかにも退屈による一人遊びが考えられます。一つは自傷行為による一人遊びです。留守が多かったり、あまり遊んでもらえない退屈な状態が続くと起こることがあります。

ストレスを抱え込み過ぎて自分の体を傷つけたり、ぐるぐると同じ場所を回ったり、普段見られない異常行動をすることがあります。
また、成長していても精神的に幼い場合は一人遊びをすることがあります。子猫らしさが残っているという事です。

自分より小さく、素早く動くものを夢中になって追いかける猫。ネズミや小鳥、金魚など猫のターゲットに似てる動きの物に反応してしまうのです。

猫はお気に入りのおもちゃをくわえたがる傾向にあります。その理由として、飼い主のあなたに「狩りの方法を教えてあげるよ」という親切心からと、「一緒に遊んで」とおねだりしてくることもあります。

または「こんな獲物を捕まえたよ」と自慢気に報告に来る場合もあるので、その時はしっかりと褒めてあげましょう。

あまり小さなおもちゃだと、誤って飲み込んでします場合があります。そのようなことを防ぐために、小さすぎるおもちゃは避けましょう。

見た目も可愛いフェルトのボールです。こだわりのウール100％を使用し、一つ一つ手作業で丸くしています。

大きさも猫の好奇心をかきたてる直径３㎝にこだわり、誤飲を防いだり、大きすぎてくわえられないといったことのないよう考えられた大きさなのです。

カラフルなのでインテリアになじみ、おしゃれな感じになります。また棒の先に糸を垂らし、先端にこのフェルトボールをつけて猫じゃらしにして遊んであげてもいいですね。

犬のぬいぐるみタイプのおもちゃです。胴体の部分にはフィルムがはいっており、カシャカシャと音がするので猫の好奇心をくすぐります。マタタビ不使用なので、留守中に使用しても安心です。
丸洗いが出来るので衛生的にも安心ですし、コスパもいいですね。

電動の猫じゃらしのおもちゃです。
飼い主が忙しく手が離せないときでも、猫の遊び相手になってくれるので助かります。
本体がウサギと雨雲のデザインが選べて、猫じゃらし部分はランダムに動きます。固定具でとめるだけなので、設置場所も簡単に移動できて猫を退屈させません。
おもちゃ部分は洗剤で洗えるので、衛生的にもばっちりです。電池式なのでコンセントがなくても使用できます。

タワーとボールが一体型になっているおもちゃです。
鮮やかな配色ボールがタワーに沿ってくるくる周り、猫の気を引きます。
電池不要で、ボールと本体が一体化しているので、ボールを無くす心配もありません。

段ボール製でボール遊びと爪とぎが一緒に出来るタイプです。
ボールは３個ついていて、赤と青のボールは鈴入り、緑のボールはキャットニップ入りです。キャットニップとは、「西洋のマタタビ」とも言われていて猫が好む植物です。

「聴覚」「嗅覚」「視覚」といろんな角度から猫を楽しませてくれます。上面と側面にある窓からボールを追う遊びが出来きます。猫が中のボールを一生懸命に追う姿は可愛くてたまりません。

一人遊びをすることは、成長段階の猫にとって必要不可欠な行動です。
また大きくなって一人遊びをしなくなった時は、一緒に遊んであげたり工夫して運動不足解消やストレス発散をしてあげないといけません。

そのためにも猫の好みのおもちゃを置いてあげるのがおすすめです。
おもちゃ選びは、猫の気分や年齢によって変わってきます。常にいろいろな種類のおもちゃを準備して遊ばせてあげるといいですね。