うさぎにおすすめのトンネル5選！なぜうさぎはトンネルが好きなの？

うさぎを飼うとき、なぜトンネルを用意してあげることがおすすめなのでしょうか？その理由はうさぎのルーツにあります。

現在ペットとして飼われているうさぎの多くは、ヨーロッパアナウサギを改良したものです。昔からうさぎは天敵から身を守るために、地面に穴を掘って巣をつくって生活していました。そのため、今のうさぎも薄暗いところで活動したり、穴に潜ったり、くぐったりするなど習性をもっています。

しかし室内でペットとして飼われているうさぎは、実際に穴を掘ることができません。そのため、穴のかわりになるトンネルの設置がおすすめです。

また、うさぎは警戒心や縄張り意識が強めという一面があります。トンネルを設置してあげれば、隠れ家として利用することができるでしょう。このような点からも、うさぎにトンネルを設置してあげることのメリットはとても大きいのです。

うさぎを飼うときは、どのようなトンネルを選べばよいのでしょうか？

トンネルの素材には、布製やプラスチック製、金属製、紙製などの種類があります。手触りがやわらか布製のものはうさぎにとっても心地よくなじみやすいでしょう。布製は保温性も高く、冬場や寒がりのうさぎにおすすめです。ただし、ほつれてしまうと誤飲することがあるので注意しましょう。

プラスチックや金属のものは、齧られにくくてお手入れが簡単というメリットがあります。紙製のトンネルは種類が豊富で安価に手に入れられますが、うさぎが齧って壊してしまうこともあります。

このような点をふまえて、うさぎそれぞれの種類に合ったトンネルを選んでみてください。

うさぎのトンネルを選ぶときは、素材やサイズ、機能などの観点があります。うさぎの大きさや、種類によって、適切なものを選ぶことが重要です。たとえば、短いトンネルよりも長いトンネルのほうが、トンネルを使ったうさぎの行動パターンが増えるでしょう。ここからは、うさぎにおすすめのトンネル5選をご紹介していきます。

うさぎの修正にぴったりな素焼きのトンネルです。このトンネルは、吸湿性のあるテラコッタ（素焼き）製で、うさぎがかじっても危険性の少ない素材で作られています。夏は表面がひんやりとした感触になり、冬は床材を敷いても蒸れにくいのが大きな特徴です。

うさぎの遊び場や隠れ家として一年中ケージの中に置いておけます。サイズは幅約175mm×高さ175mm×奥行230mm。

うさぎにぴったりなチモシー素材のトンネルです。中で横になるのはもちろん、上に登って遊ぶことができるのがこの商品の特徴です。

素材となっているチモシー（イネ科の植物）は、農家さんによって品質管理されています。このチモシーを職人さんがしっかりねじりながら手編みすることによって耐久性の優れた商品に仕上げられているのです。夏は涼しく冬は暖かいので、季節を気にせず使用することができます。

ヒノキやカシノキなどの天然の木を乾燥してつくられたうさぎ向けのトンネルです。木の中にワイヤーを通してあり、うさぎに合った形に曲げられることが大きな特徴です。ワイヤーを曲げて、ハウスのような形状にすることができ、ケージに合わせた形状に変更することができます。

Lサイズは30cm×約49cmなので、大きめのうさぎを飼っている方におすすめします。

軽くて扱いやすく、組み立ても比較的簡単な段ボール製のうさぎ用トンネルです。ハウスと一体型のトンネルで、ベッドとしても遊び場としても使用できるようになっています。うさぎが遊べるボールのおもちゃが付いているので、遊び好きなうさぎにとって過ごしやすいトンネルといえます。

耳のついたかわいらしいデザインなので、使わないときでも置いているだけでお部屋のインテリアになります。

ジャバラ状が楽しいうさぎ向けのトンネル。このトンネルはぐにゃぐにゃと曲がるようになっているので、さまざまな形に変えることが可能です。ケージやうさぎの好みに合わせてバリエーション豊かに使用できます。

またトンネルは穴径約20cm、長さは20cmから最大80cmまで伸縮することが可能です。トンネルを2本組み合わせて、さらに長いトンネルにすることもできます。そのため、サイズが大きいうさぎにもおすすめです。

今回は、うさぎにおすすめのトンネルについて、選び方なども含めご紹介しました。うさぎがトンネルを好むのは生まれつきの習性があり、トンネルにはさまざまな商品があります。そのため、それぞれのうさぎに合ったものを選んであげることが大切です。

トンネルの形状が変えられるものやおもちゃがついているものは、うさぎの性格や好みに合わせやすくなります。この記事を参考に、飼っているうさぎに適切なトンネルを選んでみましょう。