大型猫と言われる猫種は?
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犬ほど体格に差がない猫ですが、なかには体重10kgを超えるほど大きくなる種類もいます。
・メインクーン
成猫時の体長が100センチ前後と、全ての猫種のなかでもっとも大きくなる種類です。性格は明るく社交的で、些細なことにも動じない傾向があります。体が大きいぶん成長スピードはゆっくりで、成猫になるまで3~5年ほどかかるといわれています。
・ノルウェージャン・フォレスト・キャット
成猫時の体長は60センチほどで、立派な被毛を持っている猫種です。若い頃はとても活発ですが、年齢を重ねるうちに落ち着きが出てきます。メインクーンと同じく成長スピードは遅く、成猫になるまで2~3年かかることも少なくありません。
上記以外ではラグドールなども大型猫に入ります。
大型猫用キャットタワーの選び方
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大型猫ちゃん用にキャットタワーを選ぶ時は、「大きさ・高さ」「不可体重」「置き方」「耐久性」の4つのポイントに注目しましょう。以下でそれぞれについて詳しく紹介します。
(1) 大きさ・高さ
大型猫は体が大きいので、普通のキャットタワーのベッドやハウスでは窮屈に感じる場合があります。ステップも小さすぎて登りづらく、結果的にほとんど使ってくれない…というような可能性も考えられます。
また、大型猫は体重が重いぶん足腰や関節に負担がかかりやすいので、あまり高すぎないタワーがおすすめ。猫ちゃんが歳をとった時でも楽に登れるようなデザインのものを選びましょう。
(2) 負荷体重
大型猫用のタワーを購入する時は、重量10kg以上可のものや、2匹以上に対応するものを選びましょう。キャットタワーにはそれぞれ対応できる体重が決められており、それを超えると壊れるリスクが高まります。大型猫が飛び乗っても問題ない耐久性があるかどうか、必ずチェックしてくださいね。
(3) 置き方
キャットタワーは構造や置き方によって「据え置き型」と「突っ張り型」の2種類に分けることができます。このうち据え置き型は台座に重量があるので安定性も高いのですが、突っ張り型の場合は要注意。天井にネジ留めすれば滅多に倒れるようなことはありませんが、商品によっては体重の重い大型猫が使用するうちにネジがゆるんだり、天井が劣化したりする可能性も考えられます。
(4) 耐久性
置き方でも紹介しましたが、大型猫用のキャットタワーは「壊れにくいかどうか」が重要なポイントです。猫はジャンプ力があるので、部屋中を駆け回った勢いでタワーに飛び乗ることもしばしばあります。耐久性が低いものだと、猫ちゃんが飛び乗った際に壊れてしまい、事故につながってしまいます。大型猫が勢いよく飛び乗っても壊れない耐久性があるかどうか、よく検討しましょう。
大型猫におすすめのキャットタワー5選
大型猫用のキャットタワーを選ぶ時は、「タワーのタイプ・耐久性・ステップやベッドの広さ」に注目するようにしましょう。体が大きくてもゆったり過ごせるサイズのキャットタワーはどうしても幅を取りやすいので、部屋に置けるスペースがあるかも確認してくださいね。ここでは、大型猫ちゃんでも安心して使えるキャットタワーを5商品ご紹介します。
おすすめ大型猫向けキャットタワー(1) キャットタワー 据え置き ビッグ
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/cat-land/
どっしりビッグサイズが安心な、多頭飼い向きキャットタワーです。
4本のポールでしっかりと支えられているので、体重の重い大型猫ちゃんでも安心ですね。2つあるハウスのうち、タワー下部にあるハウスは横49センチ、縦34センチと大きめなのも、大型猫ちゃんには嬉しいポイントです。
おすすめ大型猫向けキャットタワー(2) キャットタワー 据え置き 麻縄付ビッグ
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据え置きなのに大きい!高さ215センチと突っ張りタイプ並みに大きいキャットタワーです。
こちらのタワーはベッドやハウス、スロープなど様々な部分に工夫がされており、デザイン性・真新しさはバツグン。タワー上部にある丸い筒には穴が開いているので、猫じゃらしを入れて遊ぶこともできますよ。
おすすめ大型猫向けキャットタワー(3) キャットツリー トーテム
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家具調で高級感のあるデザインが魅力的なキャットタワーです。
ドーム型のステップ部分はかくれんぼが大好きな猫の習性にあわせて作られているので、たくさん遊んでくれるはずです。固定可能なキャットドア付きで猫自身の出入りがスムーズです。
おすすめ大型猫向けキャットタワー(4) キャットシェルフ ワイド
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大型猫や多頭飼いにおすすめなのが、ワイドタイプのキャットタワー。
立てかけタイプのキャットシェルフで、階段のような段差が特徴です。幅が97cmと通常版の60cmより大幅アップし、大型猫でもゆったりと昇り降りできます。
高さも175cmあるので、高いところ好きな愛猫も大満足でしょう。棚板の角が丸く、高耐久性の化粧板を使っているので愛猫にも安心。インテリアによくなじむ3色のカラー展開です。
おすすめ大型猫向けキャットタワー(5) キャットタワー 突っ張り ツイン
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爪研ぎやハウスがついたキャットタワーなら、一台で様々な役目を果たしてくれます。
昇り降りする化粧板だけではなく、隠れ家ハウスが2部屋もついているので、安心してお昼寝ができます。ポールの麻紐を大きめに設計し、10箇所以上の場所で爪研ぎか可能。
4年経ってもほつれにくいという声があるほど耐久性にも優れています。ねずみのおもちゃがもり下げられており、愛猫に暇をさせない工夫も満載です。
愛猫にぴったりの大型猫向けキャットタワーを見つけよう
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ひとくちに大型猫といっても、種類や個体差によって体のサイズ・体重は異なります。
キャットタワーを選ぶ時は大型猫用だからといって安心せずに、必ず適応重量やステップなどの大きさを確認しましょう。体が大きい愛猫でも充分リラックスできるキャットタワーが見つかるといいですね。
キャットランド (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/cat-land/
犬とEnjoy!ドッグパーク (参照日:2019-05-10)
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タープ&テントのスマイルプライス (参照日:2019-05-10)
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マックスシェアー maxshare (参照日:2019-05-10)
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Pet館〜ペット館〜 (参照日:2019-05-10)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/dog-kan/
著者情報
原田さち
動物看護とトリミングに関する大学を卒業後、地元の動物病院へ就職。3年間の勤務ののち退職し、現在は保護猫カフェで出会ったぽっちゃり猫を溺愛中。爬虫類や両生類など、動物なら何でも大好き・オールOKな動物専門ライター。