メス猫・避妊手術後の注意点やケア方法

メス猫の避妊手術についてですが、オス猫の去勢手術と比べると費用や期間がよりかかるものであり、大変なものだと言えます。基本的にメス猫の避妊手術の期間はお腹を切開することから日帰りのオス猫と比べると1〜2日程度の入院が必要になります。 2020年02月03日作成

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メスの猫を買う場合には、子猫を産ませる気がないのであればいち早く避妊をすべきです。

しかし避妊手術後の注意点・ケア方法は様々なものがあり、少しでも怠れば猫との関係性が崩れてしまう可能性もあります。

そこで、ここではメス猫の避妊手術後の注意点やケア方法についてご紹介をしていきます。

メス猫の避妊とは

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手術は1時間程度で終わり、傷口が治るまでには1〜2週間程度かかります。費用はだいたい2~3万円程度です。

手術は全身麻酔をかけて行います。開腹手術が主流でしたが、最近では傷が小さくて済む腹腔鏡手術が主流になってきています。

メス猫の避妊手術では、卵巣と子宮を一緒に摘出する方法が一般的です。

メス猫の避妊手術後の注意点

メス猫の避妊手術後には、いくつかの注意点があります。

異常に対する注意点

手術後に元気がなかったりしんどそうにしている場合には、1人で悩んだり様子を見ようとするのではなく、手術をした病院へ連れていってください。

見た感じ何も無くても、腹部内で出血などが起こっていることも有り得ますので注意が必要です。

抜糸に対する注意点

避妊手術の場合、術後からだいたい10〜14日程度で抜糸をします。

まれに抜糸ができない猫もいることから、自然に溶ける糸を使用する場合もありますので、事前の確認をおすすめします。

糸で縫合している部分は、しっかりと傷口がつくまでは舐めさせないようにしましょう。

麻酔に対する注意点

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麻酔をするにあたって、手術の18時間程前から絶食させる必要があります。

また、食べ物だけでなく絶水もしなければなりません。

手術後いつからご飯やお水を飲んでもいいのかは医師から説明がありますので、急におやつなどをあげないようにしましょう。

麻酔によって意識が朦朧としていたりぼーっとすることもありますので、無理に引きずり出して遊ばせるのは厳禁です。

手術後はしっかりとゆっくり過ごさせてあげるように注意してください。

メス猫の避妊手術後のケア方法

メス猫の避妊手術後のケア方法は以下のようになっています。

エリザベスカラーによるケア方法

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エリザベスカラーは、猫の避妊手術後にはできるだけ着用することをおすすめします。

これは、手術の時にできた傷口が治るまでに、猫が舐めたりすることを防ぐための道具です。

しかし中にはエリザベスカラーを嫌がる猫もいますので、その場合には無理につけなくても大丈夫です。

その代わり、飼い主側で猫が傷口を舐めたりしていないか、きちんと観察しておく必要があります。

かかわりすぎない

避妊手術後「可哀想」や「痛そう」と飼い主が勝手に解釈し、普段以上にベッタリ関わろうとする方も多くいます。

しかし手術によってストレスが溜まっていたり、疲れてしまっている猫にとってそれは余計にストレスになることです。

手術後は猫に異常がないか、様子をしっかりと伺いながら見守ることが良いのです。

デリケートな時期なので正しいケア方法を!

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メス猫の避妊手術は、オス猫の去勢手術よりも大変な手術であり、猫側の身体的・精神的なダメージも大きいものです。

飼い主側がしっかりと注意点やケア方法を学び、正しい接し方が出来ると良いでしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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