カットの失敗例①普段のサロンの予約が取れず大失敗のカット例
https://www.youtube.com/watch?v=xkvwpu8SQrE
犬をトリミングでカットをする際には、飼い主さんの思い描くカットのイメージを十分にトリマーさんに伝えた!と感じるのはどの飼い主さんも同じです。そんな飼い主さんの主張に対して、実際の仕上がりは、かなり残念な形になってしまうのはどうしてでしょうか。
今回の場合には普段から通っているサロンではなかったということと、細かなニュアンスが、トリマーさんに伝わらなかったことで起きてしまった事例です。普段から行き慣れていないサロンということで
①犬が不慣れな場所なので多少暴れた
②トリマーさんと飼い主との間に意思の疎通ができなかった
ということも十分に飼い主さんのオーダー通りにならなかった原因と考えられます。改善方法としては次に被毛が伸びるのをある程度待つしかないという状態です。
カット失敗例その②トリミングサロンの空きがなく自宅でカットをした挙句の失敗
https://youtu.be/lu9M2e_Q16I
普段はトリミングサロンでカットをしているという飼い主さんが、空きのないトリミングサロンの予約を待てずに、自分でカットをしてしまった事例です。特にトイプードルの場合には、被毛のカットデザインが何よりもその犬の可愛さを引き出すという絶妙なポイントがあります。体と顔のバランスよく整えるのがプロの仕事です。
今回の失敗の原因はカットのし過ぎでした。シャンプーをした後に顔回りの伸びた毛を少しカットするつもりが大幅に頬の部分などをカットしすぎて顔がやせて長く見えてしまうようになりました。全体のバランスと顔の丸みをトイプードルは整える必要があるのです。やはり素人のカットでは、ありがちな失敗例と言えますね。
カット失敗その③まるで別犬になってしまった実例集
https://www.youtube.com/watch?v=09xMXgddHEQ
十分にカットの希望をトリマーさんに伝えたとしても、現実に仕上がりは別犬になってしまうということは多々あるようです。特に長毛種の場合には、失敗をされてしまうと後々取り返しのつかないことになります。この場合には、無理なオーダーは避けて部分カットのみをお願いするなど何度も慎重に、「希望するカットの方法」をどう伝えるのか?を考えておくべきでしょう。
特に「サマーカット」「短めに」「すっきりと見えるように」という曖昧なオーダー方法は絶対に避けるようにしてください。どの部分を何センチ切るという言い方の方がお互いに語弊がなくて安全と言えます。
犬のカットで失敗しないための方法
一番失敗が多いのが、その犬種以外の「○○風カット」というオーダーの仕方です。例えばポメラニアンに柴犬カットをお願いすると、たいていの場合には短くボディー部分をカットされます。そして、飼い主さんが思い描いている「愛犬の姿」とは、程遠い仕上がりになってしまうのです。そのために、次のようなことに注意をしてカットを依頼してください。
〇無理のある犬種のカットを模倣しないようにする
〇短すぎる仕上がりを避けるために最初は部分カットに留めておく
〇サマーカットは極力避ける
〇バリカンを使わないように指示をする
まずはこの程度のオーダーの仕方から始めてみてください。そして何よりも何度か通い詰めて担当のトリマーさんと飼い主さんの間で意思の疎通ができるようになることを目指してください。
無理のあるカットの方法を告げずに、実例を写真などで持っていき、今の犬の状態と大きくシルエットが変わるような場合のカットは絶対に依頼をしない方が安全でしょう。
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UCHINOCO編集部
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