猫はいくらでもおやつを欲しがる生き物?
https://www.shutterstock.com/ja/home
メインのキャットフードの食べっぷりはどうでしょうか?普段から食欲旺盛なタイプの猫が、おやつにまで興味を示してしまうと、どこまでもおやつを欲しがってしまうという傾向に偏ってしまいかりです。そうならないためにも、まずはおやつが本当にどの程度、必要なのか?を知るべきです。必要以上のカロリーを摂取してしまうことで。猫はすぐに肥満体形になってしまうからです。
やはりおやつは美味しくできているものです。飼い主さんも可愛く愛猫に催促されてしまうと、ついつい与えすぎてしまうのも無理のない話です。そこはきちんと線引きをして、飼い主さんが意識をしないといけないということは明白なのです。
猫にもおやつは必要?
猫にとって一番必要なのは総合栄養食と呼ばれるキャットフードです。そして、何か症状がある場合には病院が処方する「療法食」が必要になります。それ以外に間食と呼ばれるのが、いわゆるおやつなのです。ご飯とご飯の間に食べるということで、あくまでも間食でありり、どんな時間に食べても良いというものでもありません。
猫と飼い主さんとのコミュニケ―ションの時間に、そっと添える程度のものと考えておく方が与えすぎを未然に防げます。猫が普段からどんな食生活をしているのか?を飼い主さんが振り返りつつ、おやつの選べばより効率的におやつを与えることができます。
おやつの頻度は主食の食べ方次第で決める
https://www.shutterstock.com/ja/home
普段から主食であるキャットフードに見向きをしないのに、おやつの方が美味しいと感じさせてしまうと、後から厄介な食欲不振を招いてしまいます。どうしても嗜好性を重要視して作られているおやつの方に魅力を感じてしまうのです。そうなってしまうと、ますます普段のキャットフードに魅力を感じづらくなるのは当然です。
あくまでも主食とおやつのバランスは保たなければいけないのです。例えば、まだまだ生後半年程度の子猫に、おやつを与えすぎてしまうと1回に食べる量が少ないうえに、満腹になってしまい十分な栄養素を与えられないというパターンも考えられるからです。
おやつはあくまでもイレギュラーなものとして扱う
おやつは必ず与えないといけないというものでもありません。むしろ、適時、与えたり与えなかったりという程度のもので良いのです。一番良くないパターンは猫がおやつに一定の執着をもってしまうことです。これを避けるために、いつもテーブルの上におやつの袋を放置するようなことは避けてください。
猫におやつを与える頻度についての考え方
https://www.shutterstock.com/ja/home
猫におやつを与えるとすれば1日3回を限度にしてください。しかも少量ずつを与えることです。またほしいと思ってしまう程度の与え方で止めておくことがコツです。おやつを一度与えたらすぐに、おやつを引き上げて違う遊びに移行したり、猫の気分を他へ向かうようにしてください。
だらだらとおやつを与えてしまうことが一番の功罪となります。おなか一杯になるまで与える必要はありません。与えるタイミングとしては
〇お世話をした後
〇しつけをした後
何かをした後に貰えるというルールを猫の中で確率させてしまうと、常に欲しがるということはなくなります。
必ず食事と食事の間に与えるようにする
猫に与えるおやつの種類にもよりますが、舌触りの良いタイプの場合にはツルンといくらでも食べられそうな気持ちになるのです。そこはささっと、与えてすぐに引き上げるようにしてください。あまりにもおやつを欲しがるような仕草を見せるときには、年齢に応じて、少し硬い目のおやつを与えてみるなど、工夫をしてみてください。まずは愛猫の好みや愛猫の性格を見抜いたうえでおやつを考えることが賢明です。
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。