犬の恐怖心について
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犬は一度恐怖を感じたものに対しては時間を置かないと、次に心を開こうとはしません。普段から実は用心深い動物ですが、特に飼い主さんが大きな声を挙げる場合や、何か暴力的なことをするときには、絶対に信頼関係が崩れてしまうのです。犬は、恐怖心を一度、持ってしまうと立ち直りが遅い場合もあるほどです。
そう考えると、飼い主さんの方も行動には常に気を配り犬には真摯に対応しなければいけないことがわかりますよね?犬が飼い主さんを怖がるというのは、一番残念なパターンです。それだけは避けて通りたいものです。
犬が飼い主さんを怖がるパターン①
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飼い主さんの性格や体格にもよりますが、犬に対して大きな声を挙げてしまったり、体をぶつけたりするという故意ではない行動に対しても犬は、恐怖心を持ってしまいます。飼い主さんが普通にしていても、犬には大声であり、大きな体をぶつけてきているという状況になるのです。・
何の気なしに犬に恐怖心を与えるような行動は是非とも謹んでください。犬が飼い主さんを怖がるきっかけを知らない間に作っていませんか?そんなことも、徐々に見直しながら、犬との暮らしを考え直してみてください。些細なことがきっかけになって、もしかすると飼い主さんのことを怖がっているかもしれません。
犬が飼い主さんを怖がるパターン②
間違っても犬に暴力を加えないようにしてださい。小型犬の場合には特に命の危険さえあるのです。どれだけしつけ面でうまくいかない場合でも、犬に手を挙げるのは間違っているのです。それよりも、もっと穏やかな接し方で、犬を諭す方法もあるのです。犬に恐怖心を持たれるよりも、飼い主さんの方で手に負えないというい場合には、トレーナーに任せるという手もあるのです。
犬が飼い主さんを怖がる状況では、円滑な生活すら見込めません。何のために犬との暮らしを選んだのかもわからなくなるからです。そうなる前に、まずは犬と飼い主さんとの関係性を再度見直してください。何か少しでも怖がっているような様子がある場合には、即刻、犬の気持ちに立ち返り考えなければいけません。
犬が飼い主さんを怖がるパターン③
散歩に行くときに、リードやハーネスを嫌がる犬がいます。危険防止のためにも必ず装着しなければいけないのは、よくわかっているはずです。ただ、その時に強引な方法で飼い主さんが犬の体を引っ張るような仕草をしてしまうと、たちまち犬は飼い主さんを怖がるようになります。つまり、嫌なことが重なるとどうしても、犬はストレートに感情を態度に表すようになります。
散歩=嫌なことをされる、ということが負のスパイラルになってしまうと取り返しがつかなくなります。そうなる前に、犬が嫌がることを避けるなど、方法を考えてあげましょう。せっかくの愛犬との時間が台無しになってしまうのはとても残念なことです。
飼い主さんの、ふとした行為が辛くなるとき
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例えば、犬が体調を崩したときに投薬をしなければならないときに、飼い主さんは多少の無理をしてしまいます。そして、ついつい厳しい口調で口元を掴んで飲ませようとしてしまいます。飼い主さんは犬の体を思い、投薬をしなければいけないと必死になるのです。そんな気持ちからの行為です。それでも犬にすれば、嫌なことをされているという気持ちでしかありません。
どうでしょうか。このまま過ごしてい大丈夫でしょうか?飼い主さんを信じているのに自分の嫌なことをした!という考えが先行してしまうと、犬は飼い主さんを嫌いになり、飼い主さんを怖がるようになります。どちらも残念なことです。まずは飼い主さんの思いばかりを優先しないようにしてください。その時の犬の気持ちにも立ち返って考えれば、必ず飼い主さんの行動も変わるものです。
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UCHINOCO編集部
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