愛犬にせがまれるままにおやつや食事を与えていたら、いつの間に愛犬がかぽっちゃりとしてしまった飼い主さんは多いと思います。ぽっちゃり体型もかわいいと思って放っておいたらどんどん太ってきてしまった、また獣医師さんに肥満だと指摘されて初めてダイエットを意識し始めた飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、犬のダイエットをどう始めたらいいのかわからないと思っている方のために犬のダイエットを始めるうえで、食生活で気を付けることを紹介しています。
肥満の原因は飼い主?
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ぽてぽて猫ちゃんやぽてぽてワンちゃんがTVで話題になったりすると「かわいい~」と思っている飼い主さんは肥満が犬にとって危険だという事を知っているのでしょうか。犬にせがまれるままにおやつを与えてしまったり、言うことをきかせるためにおやつを何度もあげたりしていませんか。犬が肥満になる原因は飼い主さんにあります。犬の肥満は犬が病気になる原因でもあります。肥満になって体が重くなると動くこともおっくうになってしまい、散歩も行きたがらなくなります。散歩に行かなくなるとエネルギーも消費されず、さらに太ってしまいます。ちょっとぽっちゃりした愛犬を見て「かわいい~」なんて思う飼い主さんは意識を変えなければいけません。肥満は犬にとって危険です!
食事の与え方
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犬のダイエットで大切なのは食事の与え方です。どのような与え方をすればダイエットが成功するのでしょうか。以下で与え方を詳しく紹介します。
場所
犬に食事を与える場所ですがいつも同じ場所にします。どこの場所にいてもせがまれるまま食事を与えていると、犬にいつでもねだると食事をもらえると思われてしまいます。食事の場所はいつも同じ場所で与えるようにします。
食事の時間と回数
犬が一日に必要な食事の量を決め、それ以上与えないようにします。犬に空腹感を感じさせないように3回~5回に分けて与えます。犬種にもよりますが成犬になると食事の回数は1日1回~2回が通常です。しかしダイエットをする場合は少量をゆっくり数回に分けて与えるのがダイエット成功のポイントです。
食事内容
犬の食事を市販のフードで与えている場合は、フードを総合栄養食に変えます。フードが柔らかいとあっという間に食べてしまうので、噛み応えのあるドライタイプのフードにしてゆっくり時間をかけるようにしましょう。またダイエット用のフードを与えてみるのもよいかもしれません。
おやつの与え方
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ダイエットを始めたらおやつは与えないようにします。いきなり止めるのはかわいそうな気がしてつい与えてしまいがちですが愛犬のことを考えぜひやめましょう。どうしてもおやつを与えたい場合は、おやつは一日に必要な食事量の10%以内にとどめその分食事を減らすなどの調整をしましょう。今まで一日に何度も与えていた飼い主さんは、その与え方をやめて何か上手にできた時のご褒美にほんの少しだけ与えるとかに変えてみましょう。
愛犬と一緒に頑張る
愛犬の肥満の原因はほとんどの場合は飼い主さんの意識の低さです。肥満は犬にとってとても危険であることを肝に銘じなければいけません。まずはせがまれるままに与えない、おやつは極力控える、食事は決まった場所で決まった量を少量ずつ分けて与えて空腹感を感じさせないようにしましょう。
ダイエットはすぐに結果が出るわけではないので、無理をせずゆっくりと時間をかけて飼い主さんも一緒に頑張るつもりで臨みましょう。運動量や食事量を今一度確認してみましょう。大切な愛犬の体を守るためにもきちんと意識をするようにしましょう。
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UCHINOCO編集部
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