冬はご用心・犬の部分別に考える乾燥対策

愛犬の皮膚をチェックしたときに、フケが多くでてはいませんか?それはまさしく、乾燥を起こしている証拠です。あまり長期間にわたってフケを見逃していると、皮膚炎になってしまう可能性が高いので要注意です。 2019年11月07日作成

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犬も秋冬には乾燥肌になる?

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犬の皮膚病の中には乾燥が原因となる場合が多いことをご存じでしょうか?まず最初は痒みが出てきます。そのうち常に、痒みが気になるようにもなるのです。これは既に犬の皮膚が乾燥肌に変化している証拠です。日々、犬の皮膚の状態をチェックしておいてください。飼い主さんが気づく前に、自分で掻き壊してしまう場合もありますので、そこは注意深く見守ってください。皮膚炎は早期にきちんとケアをしないと進行してしまうと治療をするまでに時間が相当かかってしまいます。

被毛をかき分けて見えてくる地肌の様子が今後の乾燥肌治療に役立つわけです。犬がしきりに自分の皮膚を痒がっている場合には、すでに乾燥が進行していると考えても良いでしょう。出来るだけ早めに診察を受けて早めに痒みから開放してあげてください。乾燥からの痒みというのは、人間でも辛いものです。愛犬にはそんな辛い思いをさせないように、早めに乾燥対策を行い、万全に秋冬を迎えられるようにしましょう。

部分別の乾燥対策はどうすれば?

犬のフケは、背中側の広い面に多く発生します。肉球などにはフケが出る要素はありません。やはり背中側の部分のフケは乾燥対策として真剣に取り組まなければいけません。できれば体の内面から保湿をすることが望ましいのです。それでもある程度、全身を体の中から保湿することも肝心です。

主に背中や足の付け根、耳の付け根などには乾燥が出やすい傾向にあるので、秋冬の空気が乾燥し始める時期には、常に犬の体をチェックしながら、様子を見守るようにしてあげてください。

フケはターンオーバーで出るもの

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フケが出るのは体の表面です。これは新陳代謝が行われることで、どうしても発生するものなのです。それでもフケが多いと感じたときには、かなりの乾燥肌が進行していると考えられます。フケは病気なのか?と心配になりますが、あまりにも多い時には全身の皮膚をチェックして、皮膚の乾燥状態を把握しておきましょう。

普段は豊かな被毛に覆われている犬でも、その奥では乾燥が潜んでいる可能性も高いのです。犬の皮膚トラブルの原因としては乾燥が挙げらえるほどです。とにかく、乾燥が気になる気候になったときには、予め肌に合う保湿クリームなどを常備して、フケの多い場所に優しく塗布してあげるようにしましょう。

暖房で乾燥が一気に加速する場合も

痒みが出始める乾燥肌は、とても不快なものです。そうなる前にきちんとケアをして愛犬の不快な症状を抑えるようにしましょう。フケがでるようになっても、保湿をすることで十分に痒みを押さえることができます。秋冬の皮膚対策は特に万全に行うようにしてください。乾燥しがちな室内でも、加湿器を上手に使うなどして、犬の肌を乾燥から守りましょう。

乾燥は犬や人に悪い影響を与えます。犬の場合には深刻な肌の乾燥を招き、最終的には皮膚炎を引き起こすきっかけになりますので十分に配慮してあげることが必要になってくるのです。

部分別に乾燥をチェックしてみる

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例えば冬になると鼻が乾燥している場合があります。寒い日にたくさん散歩に出かけるような犬は要注意です。いつものようにしっとりと湿った鼻と違って、ひび割れたような鼻になってしまうと乾燥をしていることになります。乾燥しすぎると赤味を帯びてきます。この場合には動物病院で診察をお願いして、保湿クリームを処方してもらうなど、早急に対策をしてあげましょう。

それ以外の部分別で乾燥をチェックする場合には、犬が体のどの部分を掻いているかをチェックする必要があります。その部分の被毛をかき分けて地肌の状態をチェックすることが絶対に肝心です。

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UCHINOCO編集部

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