愛犬とのお出かけが楽しい季節になりました。近くのドッグランや公園などのちょっとしたお出かけから、何泊かするようなちょっとした旅行まで愛犬家にとっては、ちょっと大変だけどわくわくする行事のようなものですね。しかしお出かけする際には愛犬と楽しい時を過ごすために事前に準備して旅先で困らないようにしましょう。そこで犬とのお出かけに準備しなければいけないものを詳しく説明します。
犬との旅行前に準備すべきこと
犬との旅行はとてもワクワクしますが、旅先でトラブルにならないように、しっかりと準備をしておくことが大切です。持ち物リストを作成し準備万端で出発できるように、詳細を解説します。
持ち物リストを作る際のポイント
持ち物リストを作成するにあたり、旅行時に必須の物、移動時に必要な物、衛生・健康面、食事に必要な物、最後に宿泊に必要な物の5つのシーン別に必要なものを考えて準備するようにしましょう。
(1)旅行時に必須の物4>
チケット類のほか、各種ワクチン証明書、必要な場合のみ薬など、が該当します。
(2)移動時に必要な物4>
リード、首輪、迷子札、クレートが該当します。なお、移動手段により規定が異なりますので、事前に確認して必要な物を準備するようにしましょう。
(3)衛生・健康面から必要な物4>
必要時のみ洋服、バスタオル、トイレシート類、トイレに流せるペーパー、ビニール袋、消臭関係、ブラシ、デンタルケア関係、虫よけ、シャンプー類、雨具が該当します。
(4)食事に必要な物4>
水、いつも使用している餌入れ、水入れ、普段食べているおやつ含む食事類が該当します。
(5)宿泊に必要な物4>
普段使っている布団類、おもちゃが該当します。
持ち物を忘れない為のチェックリスト
ここまで紹介した通り、多岐にわたるアイテムが必要となるため、該当するシーンに応じ事前にチェックリストを作成し、荷造りする際には必ず確認しながら準備しましょう。
犬との旅行を快適にする持ち物リスト
ここからは持ち物リストの一部の詳細を紹介します。
フード&水
出典元:https://pixabay.com/ja/
まずフードと水は必要となります。大事なことは、いつもと同じものを用意することです。普段ウェットフードを与えている場合、食事が傷んでしまわないためにもドライフードにします。1食ずつ小分けにしてジッパー付きの袋に保存します。保存する量は必要な量+1泊分用意しておくと何かあった時に対処できます。水はペットボトルに数本用意する必要があります。食器や容器は折りたためる容器も販売されているので利用するとよいでしょう。
食器
先述のとおり、普段使用している餌入れを持参するようにして、少しでも愛犬がストレスを感じないように工夫しましょう。
リード&ハーネス
基本的には外さないようにして、いつでも身に着けておくようにしましょう。
狂犬病&ワクチン接種証明書(宿泊施設や移動手段によって必要)
愛犬と一緒にホテルなどに宿泊する場合、狂犬病&ワクチン接種証明書の提示が求められるケースが多くなっています。またドッグラン利用時にも必要なケースもあるため、いつでも提示できるよう準備しておくことが大切です。
エチケット用品
出典元:https://pixabay.com/ja/
トイレシートは必ず用意します。普段使っているサイズより大きめのものを用意します。トイレシートの下に敷くトイレシートより大きいバスタオルやシーツも必要です。普段トイレシートを何枚使っているかを把握し、1日に使っている枚数×1.5倍×日数分を用意します。
使ったトイレシートは捨てずに家に持ち帰るのがマナーです。使用済みトイレシートを入れるための大きなビニール袋が必要です。
ホテル等入室した際に不安があればマナーベルトやマナーパンツを使用しましょう。
移動用品や寝具等
出典元:https://pixabay.com/ja/
キャリーやクレートなどの移動用品、普段から使用している毛布などの寝具も持参し犬が安心して寝られるようにします。
普段からキャリーやクレートなどで寝られるようにトレーニングしてあるとホテル等でも安心して寝ることができます。
当たり前の物ですがリードや首輪、ハーネスなど意外と忘れがちな物なので、忘れないようにします。
ケアセット
出典元:https://pixabay.com/ja/
ホテルなどにチェックインする前や寝る前などにブラッシング用のスリッカーブラシやコロコロなどの粘着シートなどあると便利です。普段と同じ生活をするためにも犬が普段使っている歯ブラシなどを持参し、普段と同じように使用しましょう。
また夏場では外はもちろん部屋の中にも、蚊などの虫がいる場合がありますので犬用の虫よけなどをスプレーしておくと虫刺されの予防になります。
おもちゃ
普段と違う環境で過ごすことはストレスを大きく受ける可能性があるため、お気に入りのおもちゃやぬいぐるみなど、自分や家のにおいがしっかりついている物を複数持参して、愛犬が部屋の中でリフレッシュし、落ち着いて過ごせるようにしましょう。
犬との旅行におすすめの持ち物収納術
ここまで持ち物を複数紹介してきましたが、飼い主自体の荷物も多数あるので、収納の工夫が必要になります。ここから、収納のコツを紹介します。
持ち運びしやすい収納バッグの選び方
さまざまなアイテムがあり、瞬時にアイテムを取り出すことが必要になりますので、ポケットが多く、容量が大きいこと、また長時間持っていても負担が少ない軽量のリュックタイプなどの収納バッグなどがおすすめです。
持ち物をコンパクトにまとめるコツ
旅行時に色々な犬用のグッズが必要であるため、人間用の持ち物はコンパクトにしたいものです。ポイントは2点あります。
(1)最低限にする
宿泊先にて購入できることが多いため、多機能アイテムなどを選ぶようにして、とにかく荷物の総量を減らすようにしましょう。
(2)軽量である
すでに犬自体の重さがあるため、それを考慮して人間用の荷物は軽量にこだわり探すようにしましょう。
愛犬との旅行を楽しむために!
出典元:https://pixabay.com/ja/
ホテルにチェックインする時やドッグランなどを利用する時に必要なのが「狂犬病予防注射証明書」「ワクチン接種証明書」です。狂犬病予防注射接種は当然のことですが、ワクチン接種は強制ではありません。しかし愛犬のことを思うと必ず接種することをおすすめします。また今ではホテルやドッグランの施設等はワクチン接種を義務としています。入館する際には「狂犬病予防注射証明書」や「ワクチン接種証明書」の提示を求められる場合があるので、旅行などをする際には持ち歩くようにしましょう。
大切な愛犬に何かあった時のために、普段から愛犬のかかりつけの動物病院の電話番号を携帯電話等に登録しておきましょう。また、旅行前の準備の際に旅先で何かあった時のために旅先ですぐに対応できる動物病院を調べ携帯電話に登録しておきましょう。
最近ではペット保険に加入している人が増えてきています。ペット保険に加入している場合はペット保険の健康保険証も準備しておきましょう。
愛犬と旅行する機会はあまりないと思います。せっかく楽しみにしていた愛犬との旅行が準備不足のために自分が不快な思いをしたり、愛犬にストレスを与えてしまわないためにもしっかりと準備をして愛犬との旅行を最高のものにしましょう。
著者情報

UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。