猫はエサに飽きやすい?
人も同じ食事を食べ続けていると飽きてしまうように、猫も同じエサを食べ続けていると飽きてしまうという可能性は十分に考えられます。
特におやつの時間が多い子や人の食べもののお裾分けをもらっている猫ちゃんは、舌が肥えて自分のご飯を食べなくなってしまうこともあります。
特に人の食べものは猫には味が濃く、刺激も強いのでその味を覚えてしまうとキャットフードの味が薄く感じられるので食べなくなる原因になります。
極力、人の食べものは与えないようにしましょう。
さらにキャットフードの味が気に入らなくて食べないという可能性もあります。
近年では、様々な食材を使ったキャットフードが販売されており、選ぶことができます。
魚類を主原料にしていたものや肉類を主原料にしたものあり、味も様々ですので今食べているフードの味が好みではなく食べないということも考えられます。
また、愛猫の年齢にあったキャットフードを与えていないと、シニアの猫にはアダルトのキャットフードは脂っぽく感じてしまうこともあり、食べなくなってしまう原因にもなります。ライフステージにあったキャットフードを与えましょう。
飽きてしまったときに試したいこと5選!
愛猫は様々な理由でキャットフードに飽きてしまい食べなくなることがあります。そんなときに試してみたい対策を5選紹介します。
①キャットフードの形状を変えてみる
今まで食べていたのにいきなり食べなくなってしまった時に多いのが、食感に飽きてしまった可能性です。
特にカリカリのドライフードの場合には固さに不快感を感じて食欲が減退してしまうこともあります。お湯でふやかして柔らかくしてみたり、マッシャーて細かく砕いてから与えるなど形状を変えてみることも一つの手です。
②茹でた野菜や魚のほぐしみなどをトッピングする
味に飽きてしまった時には嗜好性の高い食材をトッピングとして乗せてあげることもポイントになります。
愛猫が喉に詰まらないようにトッピングする食材は細かく刻んでから与えるようにしましょう。
また、ただ今までのキャットフードの上にのせたままですと、トッピングだけを食べてしまうこともあります。今までのフードに混ぜて与えてみましょう。
③新しいキャットフードと半々にする
飽きて食べなくなってしまうと、新しいキャットフードに変更する飼い主さんは多いかと思います。
この時にエサをいきなり全量切り替えてしまうと愛猫の身体の負担になり、下痢や嘔吐をしてしまうこともあります。
新しいエサに変更する場合には、前のエサに徐々に新しいものを混ぜるようにして1〜2週間かけて切り替えるようにします。
しばらく食べてくれていても、また食べなくなってしまったからといってころころと新しいエサに変えることは避けた方が良いでしょう。前に使用していたキャットフードとブレンドして与えるようにするのがオススメです。
④いくつかのフレーバーをローテンションする
キャットフードのなかには味が少しずつ違うものがアソートになって入っているキャットフードがあります。
大袋のキャットフードよりコスパはかかりますが、いくつかの味をローテンションすることで飽きずに食べることが可能です。
⑤病院で診察を受ける
一番心配なことは食欲がなくなった時に病気や怪我が原因の場合です。
食欲がなくなった他にも下痢や嘔吐、排泄物に血が混じるなどの症状があるときは動物病院を受診するようにします。
動物病院で治療を受け、身体が元気になれば食欲も自然と戻ります。
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UCHINOCO編集部
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