猫の警戒心とは?
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猫は警戒心を持つと、その瞬時に友好的な態度を示さなくなります。自宅に来客がある場合などが、最も強い警戒心を示すタイミングです。その際には、どこか見えない場所に隠れようと考えるのが猫らしさであり、その場から姿を消したがるのも特性なのです。そもそも、動物として警戒心を持つのは当たり前のことです。もしかすると、自分の縄張りを荒らされるのではないか?襲撃されるのではないか?という強い疑念と、警戒心を持つのが猫なのです。
猫が特に、警戒するのは見たことがないものです。猫と暮らしていくうえで、最初に知っておきたいのは、猫が警戒心を感じた場合にどんな仕草をするのか?ということです。猫の気持ちを知ることは、猫と近い存在になるための第一歩です。猫は比較的見知らぬものに警戒心を示しやすいという性質を知っておいてください。猫でおおらかなタイプの子、の方が少ないわけです。猫は常にいろんなことにアンテナを張り続けて警戒しやすいタイプの生き物なのです。
猫の気持ちを知るために
猫が警戒心を抱いた時に見せる仕草としては、尻尾を立てて怯えるような様子です。猫の表情にも注目してください。例えば、髭を顔に広げているときには警戒心を強めているときなのです。そして耳がいつもよりも立っているような場合には、警戒心を持ってそのものごとに接している証拠です。
そのほかにも猫が警戒をしているときに見せる独特な仕草というものがあります。猫は自分の気持ちを姿勢や歩様で表すようなタイプの生き物です。飼い主さんがその様子を逐一、知っていることで理解度も一気に深まるわけです。
身を潜めて姿勢を低くする
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猫が何かに警戒をしているときには、歩様も変わります。出来るだけ身を低くしてゆっくりと歩こうとします。猫なりに足音を消しているつもりかもしれません。そして腰が引けている様子で歩き方も普段よりも慎重になっています。家の中にいるときに何か、警戒するものが発生した場合には、即座に隠れます。
猫にとって、身を低くして身を隠そうとするのは、警戒心の中でも重い部分です。本当に怖く、未知なるものへ挑むような気持も消失してしまいただ、警戒心を露わにしているような状態なのです。
猫は急に警戒モードに入るもの
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猫は自分の心に余裕がなくなるとすぐに、警戒モードに入ります。この猫の気持ちを無視するような態度は絶対に飼い主さんとしては認められないことです。飼い主さんが、想定をしないような場面でも、警戒をしてしまうことも多いのです。警戒を示すようになるまでは機嫌よく遊んでいても、突然何かの音や外的要因がきっかけになて軽快モードに切り替わるものなのです。
その目安になるのは、やはり仕草や顔つきや耳の様子ではないでしょうか。一つずつしっかりと観察していると、よくわかるようになります。そこまで飼い主さんとしてわかるようになれれば、ようやく飼い主さんとして一人前と言えるのではないでしょうか?
いわゆる「イカ耳」のときには警戒をしている証拠
猫が何かに対して警戒を始めると耳の位置が変わってくるのをご存じでしょうか?突然の音や、想定外の訪問者などに対しては、耳の位置が横側に倒れてしまうのです。これをイカ耳と呼んでいますが、あまりにも驚いた時や警戒心が大きくなったおきには耳耳を平行にしておかしな感じになるのです。
イカ耳になっている時の猫の心理複雑になっています。その理由は猫の意思が「マイナス方向」に傾いているからです。飼い主さんが気づかない部分で、見えない敵に対して警戒を感じているのかもしれません。
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UCHINOCO編集部
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