シニア犬のトイレはどうする?失敗しても慌てないポイントを紹介

人でも犬でも歳を重ねてくると身体のさまざまな部分が衰えてくるものです。
筋力の低下によりトイレを突然失敗するシニア犬も珍しくありません。

シニア犬のトイレのケアについて紹介します。 2019年10月15日作成

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いきなりのトイレの失敗!老化が原因?

犬は人よりも寿命が短い生き物です。
飼い主さんにとって愛犬が年老いてくるのは寂しいものですが、大切な家族の一員だからこそシニア期も快適に過ごして欲しいですよね。
今までトイレを失敗したことなんてなかったのに、ある日突然トイレを失敗してしまうとなると、飼い主さんも焦ってしまうかもしれません。

しかし、愛犬がトイレを失敗してしまった時には叱らずに素早く片付けましょう。
除菌スプレーなどでキレイに拭き取り、臭いが残らないようにします。
これは通常のトイレトレーニングにおいても言えることですが、トイレの失敗を叱ってしまうとトイレをすること自体を叱られていると感じてしまい、トイレをすることを嫌がるようになります。

最悪、膀胱炎などの原因になってしまうのでトイレを失敗したからと言って、叱らないようにしましょう。

老化が原因でトイレを失敗してしまった場合には、愛犬の力ではどうにもならない問題です。
そのため飼い主さんの方で愛犬がトイレを失敗しにくくする工夫が必要になります。

シニア犬がトイレを失敗する原因は?

犬は7歳前後からシニア期に入りますが、10歳以上になると老年期となり、身体の衰えが出てきます。

すべてのシニア犬がトイレを失敗するわけではありませんが、10歳前後を目安として愛犬のトイレ事情を気にかけてあげると良いでしょう。

シニア犬がトイレを失敗した時に考えられる原因を紹介します。

①病気や怪我

筋力が衰えてしまい、トイレを失敗してしまうことは仕方がないこととも言えますが、トイレの失敗にはなにか病気が隠くれている場合もあります。

特に排泄物に血が混じっている、下痢が続く、食欲不振、ぐったりしている、などトイレの失敗以外にも症状がある場合には、一度動物病院で診察を受けましょう。

②ストレス

ストレスが原因でトイレを失敗してしまうことも意外に多いです。
ストレスの原因をさぐることが大切になります。

そのためには普段から愛犬の様子をよく観察するようにして、少しでも異常を感じた場合には飼育環境を見直してみましょう。

③認知症

犬にも認知症により、トイレが失敗することがあります。自分のトイレの限界が分からなくなってしまったり、我慢することが難しくなるとトイレを失敗することがあります。

さらには、トイレの場所をトイレと認識できなくなってしまうとその場で用を出してしまうなんていうこともあります。
ペットの寿命も長くなった半面、老年になるにつれて介護が必要になってくることがあります。
愛犬の介護をいつ始めても良いように犬の介護に関する情報収集をしておくとオススメです。

トイレを失敗しない環境づくりが大事

シニア犬になってトイレの失敗が続くと飼い主さんも疲れてしまいますよね。
さらには、愛犬もこれまでできていたことができなくなるとストレスを抱えやすいです。

トイレを失敗しても良いようにペットシーツを敷く、オムツを活用する、愛犬にトイレを促すなど飼い主さんの方でトイレを失敗しにくい工夫をしてあげましょう。

老化は誰にでも訪れる問題です。その時がきた時にも慌てずに対処できるように飼育環境を見直して、必要に応じてトイレを失敗しない環境を作りましょう。

また、愛犬とコミュニケーションを密に取るようにして、日常的に観察し少しでも異常を感じた場合には動物病院を受診したり、プロの方に相談するようにしましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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