「犬を飼っているけれど、捨て猫を見かけてしまった・・・連れて帰りたい」など、ただ単に飼い主さんの気持ちだけでなく、色々な事情があって種類が違うペットを飼うことになる方も多いかと思います。
ですが突然そういったことが起こると、「実際どんなことに気を付ければいいの!?」とパニックになってしまう方も少なくないでしょう。そこで今回は、種類が違うペットを飼うときに気を付けるポイントをまとめてみました!
種類の違うペットを飼うことに!何に気を付ける?
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それではさっそく気を付けるべきポイントを見ていきましょう。
そのペット同士の基本的な相性
もちろんこれはその子の性格にもよる為、ケースバイケースにはなるかと思います。ですが、例えば鳥と鳥猟犬ではミスマッチなことは誰の目にも明らかでしょう。このように明らかにミスマッチな相性は、避けて選ぶことを意識しましょう。
ただこれに関して言うと、場合によっては別室で飼うという選択肢もあります。工夫次第というところではあると思いますから、あまり悲観的にはならなくて良いかと思います。
お互いにストレスがかからないような環境か
犬は群れで生活する本能を持っているので、後から入ってきた子に対して威圧的になることはあまりないとは思いますが、猫は違います。その場合、犬が入っていけない空間、猫であればキャットタワーなど高い所の逃げ場が必要です。
その他にも一緒に飼育する相性が悪ければ、最悪別室で飼えるような環境を用意できるかということも大事になってきます。ただし別室で飼ったとしても扉を開けてしまう犬や猫もいるでしょう。そして猫は高い所にも容易に登れます。
このように飼ってからではあまり上手く調整が効かないことがあります。大丈夫だろうという考えはやめて、事前に確認しておきましょう。
トイレは別にしているか
よく犬と猫を一緒に飼った場合、トイレってどうするの?という疑問を持つ方がいますが、トイレは別にしましょう。そして猫のトイレはドーム型にした方が、猫が安心して用を足せて良いかと思います。
そして余談ではありますが、犬が猫の便を食べてしまうというハプニングが起きることもあるようです。それから猫砂にはおからのものもありますが、それを食べてしまうということも・・・。猫砂の種類には気を付けましょう。
対面は少しずつ
いきなり対面させてペットが興奮してしまい、ケガを負うほどの大喧嘩・・・で済めばまだいいのですが、命に関わるトラブルを招くことはないとは言い切れません。いつどんな時でも常に対面は慎重に行いましょう。
最初はケージに必ず入れて手が出せないようにするのはもちろんのこと、直接的ではなく存在を匂わすことから始めていくと、トラブルは少ないかと思います。
そのペットのルーツや習性を知っておこう
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先程少し触れましたが、元が鳥猟犬だったら鳥とは相性が良くないですよね。そうするとその犬種が鳥猟犬だということを知らなければ、一緒に飼ってしまうかもしれません。
ですからペットを飼う場合には、出来れば事前にそのルーツなどを一通り知っておくと後々トラブルが少ないかと思います。ペットショップなどで衝動買いをするのはあまりよくありませんので、肝に銘じておきましょう!
ストレスをかけないことを第一に!
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仲良くなってほしいという気持ちはわからなくもありませんが、やはりペットにとって他の動物との出会いは緊張することが多いのです。まして小さい頃から一緒に住んでいればまだいいですが、大きくなってから突然現れたら相当なストレスがかかるでしょう。
一番はペットの気持ちを第一に考えてあげましょう。そして最悪の場合は別居生活を視野に入れておくと良いかと思います。複数のペットと楽しく過ごせるように、対策は抜かりなく行いましょう!
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UCHINOCO編集部
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