犬が飼い主さんを後追い!なぜそうなるの?

犬の中には飼い主さんのことを激しく後追いするタイプの子がいます。心の中に何が起こっているのでしょうか?犬を甘やかしすぎると、どうしても後追いをするような犬になってしまうのでしょうか? 2019年08月24日作成

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飼い主さんのことが好きすぎて・・・

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犬が飼い主さんに向ける愛情は底がありません。とにかく飼い主さんのことを愛して愛してやまないというのが、本当のところなのです。その飼い主さんと離れるのがつらい、少しの時間もそばにいないと不安になるというのは既に「分離不安」という心の問題を発症させていることになります。それが高じて後追い行動に移ることを、ご存じでしょうか?

後追いは、犬の方だけに問題があるわけではないのです。むしろ普段の接し方に問題がある場合に、後追いが強くなることの方が多いのです。ことさら、飼い主さんに対しての後追いは、エスカレートすることがほとんどなので、早めに対策を考えなければいけません。

飼い主さんは間違った接し方をしていませんか?

愛犬のことを可愛いと感じるのはどの飼い主さんにも共通する思いです。そこで密着しすぎてしまうことで、犬はそれが当たり前と思ってしまいます。自分一人で遊ぶことや、ほかのことに興味を向ける機会を飼い主さん自らが奪っているのです。そこにどうか気づいてください。

出かけるときには、きっぱりと出かけるようにしてください。その前に十分に散歩に行くことや、遊んであげることは忘れないようにしてください。そしておやつを与えて、「待っててね」という言葉をきっかけに、犬が待てるようになれば飼い主さんと犬との関係性もワンランク上を行くのです。

後追いは治るもの?

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飼い主さんの気持ちが改まることで、必ず後追いは治ります。そう信じてください。目の前に飼い主さんがいなくても、いつもそばに戻ってくるという安心感を犬が持てるようになれば、後追いをする必要もなくなります。そのためには何が必要かを考えてみてください。

犬に対して日々のスキンシップを強化して、遊びに付き合う時にはとことん付き合う、ということを繰り返しているうちに、犬は必ず満足を得るようになります。そして少しずつ飼い主さんの行動も、きっぱりと行うことで、離れても待てるようになります。信頼関係を築けていない間は、後追いは治りません。そこがとにかく肝心な部分でもあるのです。

○○に行ってくるね!という声がけは効果的

黙って犬の目をすり抜けて居なくなるのは、一番効果が薄い方法です。それよりも犬に対して出かける前は、「待っててね」「○○へ行ってくるね」と言う声がけをすることが効果的なのです。犬は繰り返し飼い主さんが告げる言葉を音やイントネーションで覚えるようになります。これがとても重要なポイントなのです。

後追いをしたいところを我慢して、待っていたらご褒美がもらえたという良い経験をこの機会に積ませてください。そうすることで、後追い行動は徐々に減っていきます。まずは犬を安心させることに徹してください。

アンテナを張り過ぎず心をゆったりと持つこと

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犬が自信を持てるようになれば、飼い主さんに執着しなくなります。飼い主さんをマークしなくても、必ず飼い主さんは自分のところに戻ってくることを、教え込みましょう。生活環境の中で、後追い行動を治すことが一番大事なことなのです。

そのためには意識的にその犬の名前を呼んで優しくスキンシップを繰り返してください。そして、出かけるときには安心させるように帰宅を約束します。それを守り続けていると犬も、いつしか後追いの必要性をなくします。それが一番の解決法なのです。飼い主さんがある意味、毅然とした態度を取れるようになれば、群れのリーダーの言うことは守らなければいけない、という強い使命感を犬が持つようになります。まずはそこまでにたどり着けるように、犬と飼い主の間で信頼関係をきちんと確立させましょう。

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UCHINOCO編集部

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