いつか来るとはわかっていてもやはり悲しいペットとの別れ。最近は悲しみが強く出てしまい、うつ病などになってしまうことも増えてきて、「ペットロス」という言葉もメジャーになってきました。
でもその向き合い方についてはよくわからないというのが、多くの意見かと思います。今回は皆さんがペットロスにどう向き合っているのか見ていきながら、向き合い方を考えていこうと思います。
ペットロスとは
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ペットロスについて一応解説しておくと、これは誰にでも起こりうることです。なぜならペットを失った悲しみはもちろんのこと、ペットを失うという経験自体を指すからです。特別なことに考えがちですが、皆当てはまることがわかるかと思います。
しかしこれがうつ病などになっていくと、「ペットロス症候群」と呼ぶことがあります。これはやはりペットの寿命が延びて一緒に過ごす時間が増えた・ペットへの意識が変わったことが原因と考えられます。
みんなどうしてるのか知りたい
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それではここからは「みんなどうやって向き合うのだろう?」ということについて、見ていきたいと思います。色々な方の意見を元に、いくつかまとめてみました。
誰かに話す
やはり悲しみは口に出して落としていくしかありません。誰かに話してみると、段々と心の整理もついてくるかと思います。同じく悲しい思いをしている方とお話しするのも良いでしょう。
悲しい時は迷わず泣く
ペットが亡くなったという現実を受け入れるのは、容易ではないかと思います。ですから涙を流して感情を整理しましょう。悲しくない、あるいは悲しんでいられないと自分の感情に蓋をすると長引く恐れがありますので、我慢しないようにして下さい。
葬式をしてあげる
弔いたいというのは自然な願いかと思います。費用はかかりますが、出来るだけ自分の気持ちに従ってしてあげたいようにすると良いでしょう。ペット霊園で供養してもらい、逐一お参りに行けば心も落ち着くかと思います。
ペットロスの体験記を見る・聞く・読む
やはり他の人の体験記を聞くと、「あ、この人はこんな風にして乗り越えたんだ」と何かの参考になるかと思います。中には自分と同じような境遇の人の話も見つかったりして、それもまたペットがよこしてくれた出会いかもしれません。
気持ちの整理がつくまで新しいペットは飼わない
周りの方も心配してくれて、悲しみを癒そうと新しいペットをと話を持ちかけてくれるケースもありますが、これはやめておいた方が良いです。なぜかというと、そんなことをしても前にいたペットの代わりには決してなれないからです。
かえって「もういないのだ」と思ってしまい、余計沈んでしまうことも。気持ちの整理がつくまでは時間を空けた方が良いでしょう。
ですがこれは個人の考え方によりますので、すぐ飼っても大丈夫だと判断できれば良いと思います。いずれにせよ、家族全員でよく話し合いましょう。
向き合い方は人それぞれ、決して焦らないこと
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ペットロスで悲しみを深く抱いてしまうことは、誰にでも起こりうることです。命が亡くなるということ自体、とても悲しいことですから、その感情を否定しないようにしましょう。
そして「もっとこうしてあげていれば・・・」と自分を責めすぎないようにすると良いですね。ペットも大好きな飼い主さんには、ずっと悲しい気持ちのまま過ごしてほしくはないかと思います。
ペットが亡くなり悲しくなるのは、あなたがそれだけペットに愛情を注いでいたということ。こうできなかったというのは事実ですが、わざとしなかったわけではないはずです。悲しみが落ち着いてくるまで、ゆっくりペットへの想いを馳せましょう。
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UCHINOCO編集部
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