愛犬と楽しく健やかに暮らしたい!それは飼い主さんの一番の願いのはずですが、具体的に体調管理と言われると、「チェックポイントってどこなの?」とわからなくて結局なんとなく体調が悪そう・・・などで判断してしまう方もいるかと思います。
そこで今回は犬の体調管理の重要なチェックポイントについてご紹介致します。このチェックポイントを家族で共有しておけば、誰と一緒にいる時でも安心して育てることが出来ます。
犬の健康管理チェックポイント身体編
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まずは外から見て異常なところがないか、部分的に一つずつチェックしていきましょう。出来るだけ毎日習慣化することを目指しましょう。
目
・目やにが出ていないか
・かゆがっていたりしないか
・充血していないか
・涙を流していないか
・目が痛いようなそぶりを見せていないか
口
・口臭が酷くないか
・歯茎が赤くなっていないか
・歯垢がたまっていないか
・食べ方がおかしくないか
・食事以外でよだれをたらしていないか
鼻
・くしゃみをしていないか
・鼻水が出ていないか
・咳をしていないか
・呼吸が荒くないか
・呼吸が遅すぎないか
・乾いていないか
耳
・かゆがっていないか
・ニオイが酷くないか
・汚れていないか
・傷などが出来ていないか
身体
・お腹が膨らんでいないか
・しこりはないか
・触ると嫌がるそぶりは見せないか
・あばら骨がどこにあるかわかるか
・骨がゴツゴツしすぎず、肉は感じられるか
皮膚
・湿疹がないか
・赤くなっていないか
・体臭は酷くないか
・色が紫や黄色になっていないか
被毛
・パサパサしていないか
・油でベトベトしていないか
・ノミやダニがついていないか
・フケがないか
・毛が絡まっていないか
身体編に関しては、日頃からブラッシングなどをしてケアをしていてあげれば、フケが出てきたり、目が充血しているなどの外見の違和感は察知しやすいかと思います。
忙しくてあまり構ってあげられないという方もいるかもしれませんが、可能な限りスキンシップはとってあげるようにしましょう。そしていつも部屋は清潔にし、病気を防ぐ努力をしましょう。
犬の健康管理チェックポイント行動編
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外から見ておかしくないかを解説したところで、次に行動を見ておかしくないかというチェックポイントについて、解説したいと思います。
食事
・食欲はあるか
・食欲が過剰にありすぎないか
・水を飲み過ぎていないか
・吐いたりしていないか
尿・便
・下痢をしていないか
・便秘になっていないか
・何度もトイレに行っていないか
・尿が出ているか
・色はおかしくないか
・排尿・排便をしずらそうにしていないか
様子
・おかしな声で鳴いていないか
・ぐったりしていないか
・足を引きずったりしていないか
・けいれんしていないか
・ぎこちない動きをしていないか
・吠え続けていないか
・散歩に行きたがらなくなっていないか
行動編に関しては、飼い主がいつもと違うなと疑問に思うのが案外当たっていたりします。素人判断だけでは危険ですから、その違和感はそのままにしないようにして下さい。そして一緒に暮らしている自分の感覚を信じて良いと思います。
大袈裟かな?と思わずに気になったら病院に行ってみるか、もしくは電話して聞いてみると良いでしょう。
日頃から愛犬の健康管理を
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チェックポイントが多く、全部覚えるのは大変かもしれませんが、犬は自分で痛いとは言えませんから飼い主が気付いてあげるしかありません。獣医さんと相談しながらゆっくりでもいいので覚えていけると良いでしょう。
日頃から飼い主が自ら健康管理を行ってあげれば、病気の早期発見に役立ちますし、何より愛犬との信頼も築けます。愛犬はきっと自分のことを気にかけてくれているという喜びを感じてくれるはずです。まずはぜひやってみましょう!
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UCHINOCO編集部
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