犬がいびきをかいているけど大丈夫?気を付けなければならない点とは

犬がいびきをかいている姿はなんとも癒されるものです。しかし健康面から考えると、病気ではないのかと心配になるものです。そこで犬がいびきをかくことは、健康面で大丈夫なのかということについて解説致します。 2019年07月28日作成

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一般的にいびきというと、人間だとうるさい、健康に悪いと敬遠されがちですが、いざ我が愛犬となると可愛くてクスッとくるものです。ですが、やはり気になるのが健康面で大丈夫なのかというところ。

今回はそんないびきをかいてしまう犬が、実際どのような状態になっているのかを解説したいと思います。

犬はどうしていびきをかくの?

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まずは犬がどうしていびきをかくのかということについてですが、そもそもなぜ音が出るのかというと、睡眠中は喉や気道が狭くなっています。そこを通る際に空気が振動することによって音が出るのです。

ですが犬の場合、それ以外にも様々なその子なりの理由があります。一つ一つ見ていきましょう。

太っている

喉の周辺に脂肪がついてしまい、空気の通り道である「上気道」というところが狭くなってしまい、いびきをかいてしまっている可能性があります。ですがこれは運動量を増やしたり、食事の量を調整したりと十分に改善の余地があります。

短頭種の為

パグやシーズー、ブルドッグなどの鼻がつぶれている短頭種は、残念ながら生まれながらに鼻腔狭窄症という病気を持っていることがあります。

空気中にゴミなどがあり鼻水が出ている

愛犬から鼻水が出ていたら空気清浄機を使うなどして、部屋を清潔に保つように心がけてみましょう。人間でも鼻が詰まったまま寝るというのは苦しいものです。

病気の為

鼻炎であるとか、鼻や気管に何か異常があるからという場合もあります。特に今までかいていなかったのにという子の場合は、大袈裟とは思わずに一度獣医さんに相談するなどしてみましょう。

また起きている時にいびきのような音が聞こえるのは、すぐ気が付くかもしれませんが病気の可能性があります。こちらは早急に病院に連れていきましょう。

薬やタバコ

意外に盲点とされているのが、薬の副作用で気道が狭くなり、結果いびきを起こしてしまうケースです。

またタバコは本人にも良くないことはもちろん、犬にもよくありません。犬には刺激が強くいびきをかきやすくなってしまう為、出来るだけ禁煙に努めましょう。

熱中症を起こしている

高温多湿な環境はいびきを誘発します。時々体温を確認してみましょう。呼吸が荒くなり、体温が39.5度以上になったらすぐに身体を冷やし、病院に連れていきましょう。

犬のいびきは大丈夫じゃない!対処法とは?

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短頭種の子はそれほど問題はないのですが、犬がいびきをかくのは基本的に何かしらの問題があると言われております。そこで対処法をまとめてみました。

清潔に保つこと

家を清潔に保つことは、何もいびきに限らず全てにおいて大事なことです。また部屋を掃除しても良くならないという場合は、アレルギーも考えられますので、獣医さんにアレルギー検査をしてもらうと良いでしょう。

ダイエットをする

ダイエットをすれば肥満でいびきをかいている子については、改善できる余地があります。ただし過度なダイエットはとても犬に負担がかかる為、獣医さんに相談しながら少しずつ進めるようにしましょう。

そっと横向きにする

解放感があって良いのですが、上向きはいびきの原因の元です。起こさないようにそっと横向きにしてあげましょう。

愛犬が気持ちよく眠る為に

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やはりいびきをかくということ自体何かしらの原因があります。その原因を突き止めて、解決に導くことが愛犬の健康に繋がります。

ぐっすり気持ちよく寝れないということは可哀想なことです。
愛犬と楽しい日々を過ごす為にも日頃から睡眠や呼吸の質をチェックしてあげましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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