子犬が餌を食べない!!その原因と対策について

子犬の時期から食の細いタイプの子がいます。どれだけ飼い主さんが努力をしても、思うように食べてくれないという場合には、あまり大慌てせずに、獣医さんに相談をするなど餌を食べない原因を探して早めに対策を立てれば良いのです。 2019年07月12日作成

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子犬が餌を食べないのはなぜ?

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子犬を迎えて最初に困るのが餌を食べない子犬です。どの子犬も順調に餌を完食するわけではありません。それよりも、なかなかスムーズに餌を食べないという場合の方が多いのです。まずは子犬が餌を食べない原因を探る方が先です。食べないことが常習化してしまうと、本当に食の細いタイプの子に育ってしまいます。子犬の成長段階でとても重要なポイントですので、そこは妥協せずに根気よく子犬に向き合うようにしてください。

子犬にとって「食事」というのは本能的に食べるものではありますが、環境に慣れない間はどうしても、食欲不振にも陥りやすいのです。そこを十分に飼い主さんは考え合わせて、食べない時の対応を取るべきです。

子犬は温かく柔らかいものが好き

冷たく固いフードをそのまま与えたとしても、よほど食べることに意欲的な子犬以外は受け付けない場合があります。犬舎やペットショップに居た時期には、一緒にフードを食べる競争相手がいたはずです。少なくとも今よりも一人で過ごす時間も少なく、刺激もそれなりに与えられていたわけです。

新しい家族のもとへ引き取られて、新しい家族からもらう餌を、そのまま素直に食べる子犬の方が珍しいのかもしれません。その際には、餌に、ちょっとした工夫をすることが肝心です。少しお湯でふやかすなどして、食べやすくしてあげてください。そしてトッピングにウエットフードを温かい状態で載せてあげるなど、子犬の食欲を刺激するような方法が一番無難です。

フードの香りが嫌い?

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大抵の場合、新しい家族の元へ来るまでに、それまで食べていたフードを続行して食べさせる場合がほとんどです。もしくは新しいフードを試す場合もあります。子犬にとって餌を食べないという理由は単純に「おいしくないから」ということも、考えられます。食べる食べない以前の問題で「好み」や「嗜好性」を十分に考えて、数種類のドッグフードを予め準備をしておいて、与えるという方法の方が安全でしょう。

冷たいフードは、絶対に避けてください。嗜好性を感じにくいというだけではなく子犬にとっては「食べづらいもの」でもあるからです。また極端に硬いフードは子犬にストレスを与えてしまいます。食べることで体力を消耗していては、本末転倒ということも十分に配慮しておいてください。

柔らかく食べやすいものを与える

基本的に硬いフードを食べる方が健康に良いという考えもありますが、餌を食べないという問題の根本的な解決には飼い主さんの努力が不可欠です。まずは今食べているドライフードをふやかして与えることから始めてください。そして、栄養価の高いウエットフードを数種類、単体で食べさせて好みに合わせてトッピングをします。それでもダメな場合には、シリンジに入れて流動食のようにペースト状にしてから与えるなど、いろんな方法で何とか、食べるように配慮してあげることが必要です。

食器が原因の場合もある

子犬にとって食器はとても重要なアイテムです。犬種にもよりますが、食器の大きさや素材には、十分に配慮してあげましょう。子犬用に販売している食器を正しく使って、食事のリズムが付くまでは、飼い主さんの見守りの元、食べさせるようにしてください。もしくは、家庭用に使っている食器の中で、子犬の口の大きさに見合ったものがあれば、それを代用するのも良い方法です。

子犬が餌を食べないのは運動不足という視点を持つ

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子犬の時期にはトイレトレーニングなどの兼ね合いで自由に室内を歩かせることを、禁止している飼い主さんがほとんどです。そのために、運動不足になって刺激も感じられず、何となく食欲も不振になっている子犬が意外と多いのです。子犬の時期は、遊ぶ、食べる、寝るということを繰り返すことに意味があります。まずは生活を見直して子犬が「ご飯を食べよう」という気持ちになれるように、工夫をしてみてください。

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UCHINOCO編集部

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