犬の抜毛はどうする？理想的なお掃除方法について

換毛期以外でも、常に犬のブラッシングは欠かせないお手入れです。ほとんどの人が家の中でブラッシングを行いますので、どうしても抜け毛が家のあちらこちらに溜まってしまうのが現状です。そこで、効率よく掃除が出来るグッズを準備しておくと何かと便利です。

掃除機以外にも家の中にエチケットブラシ系のローラーブラシや最近では、ロボット掃除機の力を借りる飼い主さんも多くなりました。ただ音が大きいのですべての犬に向いているとは言えません。それでも、抜け毛のお掃除にはとても活躍するグッズではあります。

掃除機だけではどうしても取り切れない抜毛は、ペーパーモップを常備しておくと便利です。その時にはウェットタイプとドライタイプのものを両方準備しておくと、何かとお掃除に役に立ちます。一度にすべての抜け毛を取ることは困難です。掃除機を概ね抜け毛を取り除いた後にコロコロクリーナーを使い手作業で抜け毛を取ります。そして仕上げにもう一度掃除機を使うなど、使い分けてみてください。

何度も同じ場所をお掃除をすることは手間なことです。その上、道具を変えて抜け毛のお掃除をすることは、正直なところ面倒くさいことでもあります。それでも家族のためにも家の中を衛生的に保ることがとても重要なことです。ここは飼い主さんも根気よくお掃除に精を出してください。

家のあらゆる場所に移動している犬の場合には、抜け毛もその分だけ広範囲に及びます。基本的に隅っこに、いつの間にか毛が溜まっていることで、お掃除の不十分さを目の当たりにする飼い主さんも多いのです。お掃除には順序があります。簡単な手順ですので抜け毛のお掃除には段階を経たお掃除が必要です。

最初にペーパーモップを使って出来る限り、抜け毛を一か所に集めておきます。布団やカーペット、ラグにはコロコロクリーナーを使って表面に付着した抜け毛を取っておきます。そのあとに掃除機で仕上げるという手順を踏んでみてください。そうすることでかなり綺麗になるはずです。

換毛期を迎えている犬がいるときには、お掃除は二倍の時間をかけて頑張る必要があります。普段でもお掃除を怠るとすぐに部屋のあらゆるところに毛が溜まります。これを避けるためにもブラッシングをこまめにして、できるだけ抜け毛が飛散しないように、工夫をすることも、すでにお掃除対策としては重要な部分です。

ブラッシングをした後には、必ず被毛は空気中に散乱しています。そしていつの間にか床の上に落ちてしまうのです。必ずペーパーモップで拭い去るようにしてください。とにかくちょっとした時間の隙間でも毛を拾うという気持ちを持続させておくと、大掛かりなお掃除に必要性はなくなります。つまり、こまめさが必要と言うことになります。

重曹を犬が普段過ごすカーペットに少量撒きます。そこに掃除機をかける方法で強く吸い込ませると、抜け毛も一緒に吸い込みます。ちょっとした生活の知恵ですが、試してみる価値はあります。柔軟剤を水で薄めてカーペットに少しだけスプレーをして乾かしてから掃除機をかけるのも、なかなか抜け毛のお掃除としては良い方法です。犬が常時、その場所にいる場合には、なかなか行える方法ではないのがデメリットです。

次に試してみたいのが、ゴム手袋をつけてカーペットにまとわりついた抜け毛をこそぎ取るという方法です。これもなかなか根気のいる作業ですが、抜け毛を取り除くためには良い方法です。

犬の居る家というのは、普通よりもお掃除が大変なのは、当たり前です。それを承知の上で、犬を飼うわけですからお掃除も少しでも楽に、そして日常的に行えることが理想です。掃除機をはじめ、100円ショップで買えるようなものをこまめに集めて、一か所にまとめておく。それを駆使してお掃除のメニューに組み込むだけで、慣れてくると勝手に手が伸びてお掃除も苦にならなくなるものです。犬の抜け毛お掃除も、何よりも犬への愛情の証なのです。