猫も嫌~な梅雨到来!ちょっとした工夫で快適生活を!

6月になると、嫌な梅雨に突入します。梅雨のジメっとした気候は、人だけじゃなく、猫にとっても嫌な物です。今回は、そんな梅雨の時期に役立つ、ちょっとした工夫をご紹介します。 2019年06月16日作成

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6月と言えば、梅雨のジメジメ~っとした嫌な季節です。それは人間だけじゃなく、猫にとっても不快なものであり、これが1か月近くも続くと思うと、ちょっとゲンナリしてきますね。

そんな梅雨を乗り越えるために、ちょっとした工夫をご伝授します。
猫も人も快適に過ごせるよう、ぜひお役立てください。

猫の天敵 湿気対策

猫が快適に過ごせる気温は、20〜28℃といわれています。猫の祖先はアフリカの砂漠地帯に生息する「リビアヤマネコ」なので、比較的暑さには強い動物です。砂漠は乾燥地帯なので、日本の夏のようなジメジメとした湿度は大の苦手です。

猫にとって快適な湿度は50〜60%程度が理想とされているので、それよりも高い湿度だと、さすがの猫もぐったりですし、人間同様、熱中症になってしまう危険性もあります。

そもそもなぜ、猫が高い湿度が苦手かというと、猫はグルーミングをするときの唾液の蒸発と気化熱によって、自ら体温を下げていますが、湿度が高すぎると水分が蒸発しにくいため、体温をうまく下げることができなくなります。

そのため、猫は湿度が苦手なのです。嫌な湿度から解消するためには、エアコンを「ドライ」または「除湿」機能に設定します。エアコンが苦手な猫の場合は、小型の除湿器などでも大丈夫です。

機械に頼りたくない場合は、日中窓を開け、空気を換気します。湿度というのは下に溜まる性質があるので、空気を換気することで、湿度を循環させます。しかし、日中留守にしていたり、雨の日などで窓が開けられない場合は、サーキュレーターを使うなどして、空気の循環をしてみましょう。

猫がよく過ごす場所には、室温と湿度が計測できる温度計なども置いてみましょう。我が家にも西と東に1つずつ置いてありますが、湿度が一目でわかるので、猫たちの湿度管理にかなり役立っています。

出典元:https://www.shutterstock.com

たっぷり遊んでストレス発散!

雨の日、猫が大人しいな?と思うことはありませんか?

これは野生の名残りで、雨の日は狩り=獲物が獲れないことから、じっとしていることが多いのだそうです。そして何より、猫は水に濡れることを嫌うので、狩りには行かずにジッと身をひそめる、というようなことが本能的にあるようです。

完全室内の飼い猫の場合も、その本能というか、名残りがあるのでしょう。晴れの日よりも寝ていることが多いと思います。

これが梅雨の時期になると、雨の日の方が多いですから、猫たちも本能を出す機会がなく、体が鈍ってしまいます。飼い猫の場合は窓の外を見てもつまらないですし、ストレスが溜まる一方です。

なので、そんなときこそ、飼い主さんの出番です!5分でも10分でもいいので、猫たちとたっぷり遊んであげましょう!猫のおもちゃがなくても、ビニール袋を丸めて投げたり、ティッシュを丸めて投げたりするだけでも結構喜んでくれますよ。

たっぷり遊んだあとは、たっぷり甘えさせてあげてください。
猫にとって刺激は大切です。

出典元:https://www.shutterstock.com

ご飯とノミ・ダニにご注意!

いくらエアコンや除湿器で湿度管理をして、ちょっとした隙で簡単に増殖するのがカビ菌です。この時期、人間の食卓でもカビなど雑菌による食中毒が心配されます。

猫のご飯についても同じで、一気に食べないでチョコチョコ食べる猫の場合ですと、その次に食べようとする頃には菌が増殖している可能性があり、猫にも食中毒のような症状を起こす原因になります。

なので、食べ残しをあげないよう、食べきれる分だけを与え、残りの分は必ず食器をキレイにしてから与えましょう。水も同じです。水はこまめに交換しましょう。

とはいえ、日中家を留守にしている人も多いと思いますので、できる限り・可能な限りで新鮮な状態を保ってあげてください。

そして、この時期といえば「ノミ」と「ダニ」です。ジメジメな季節を好むノミ・ダニは、猫の被毛が大好きです。一度でもノミやダニが付いてしまうと、駆除をするのはとても大変ですから、梅雨の時期はいつも以上に掃除をして、清潔な空間を保ちましょう。

ノミダニの駆除薬を頼るのも最善策です。動物病院を受診するか、市販やネットで購入してご自身で点薬することも可能です。安心感が違いますよ。

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まとめ

今回は、猫が快適に過ごせる梅雨対策についてご紹介しました。

せっかく梅雨明けしても、その後には今度はギラギラの夏がやってきます。人と同じように、猫も日本の夏を過ごすことはとても大変です。ましてや猫は体も小さく、全身は毛で覆われてますので、色々な配慮が不可欠です。

それも飼い主の責任の1つですので、全力で取り組み、猫たちの快適ライフのために頑張って乗り切りましょう!

著者情報

UCHINOCO編集部

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