気になる!本当にペットの鳥はなつくの?

鳥は本当にそこまで人間になつくものなのかな?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。私も飼育して一緒に暮らすまではそう思っていた一人です。
今回はペットの鳥が人間になつくものなのかということについてお話しさせて頂きます。 2019年05月31日作成

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すでに人が飼育している鳥を見るとなついている、なついていないというのが見てわかる場合があるかと思います。
では、なぜその差が生まれてしまうのか、鳥は本当になつくのかということについて、分かりやすくお話しさせて頂きます。

そもそも鳥は人間になつくのか?

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結果的にペットの鳥は飼い主になつきます。
しかし、種類や育て方により、なつかない鳥がいるのも本当にことです。
では、なつく鳥はどうしてなつくのでしょうか?
それは、飼い主のことをパートナーや仲間と認識しているからです。
鳥は犬や猫と違い主従関係という認識はなく、仲間と認識します。
その認識は高く、飼い主(パートナーと思われている場合)意外には攻撃的になる鳥もいます。
私のペットのフクロウも私意外には攻撃的で、飼い主であり私と二人の時は安心して寝ていたりと冷静になっていることが多いのです。
このように、一度関係を築くとしっかりなつくようになってくれます。

なつく鳥となつかない鳥の違いは?

ではなぜ、同じ種類でもなつかない個体がいるのでしょうか?
それは、育て方の違いということがあります。
幼鳥の頃より、愛情をもって飼育し刷り込みを終えた鳥は人間をパートナーや仲間と思い人間になついてくれます。
しかし、成鳥を飼育しようとすると、刷り込みの時期も終わっており、人間に対して警戒心が強くなっている個体もいるため、人間になつくことが難しくなっていたり、なつくまでに時間が相当かかってしまうことがあります。
ですが、成鳥でもペットショップなどで幼鳥の時から人間に育てられている個体に関しては、新しい飼い主になっても比較的なつきやすい傾向があります。


なついていた鳥が急になつかなくなった場合

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せっかくなついていた鳥が急になつかなくなってしまったという場合もあります。
この問題の原因としていくつかあげられるものが、
・鳥の嫌がることをしてしまった
・環境が変わってしまった
・急に世話をしなくなった
ということが挙げられます。
人間でも同じように、信頼している人から嫌なことをされると嫌いになったり距離を置きたくなったりしますが、鳥も同じです。
爪切りの時に痛い思いをさせてしまったり、わざとではない接触事故なども鳥にとっては嫌なことをされたとなってしまいます。
また、環境の変化は鳥にとっても一大事です。
よそよそしくなってしまったり、以前よりなつかなくなったとおもった時は、最近生活に変化がなかったのかを考えるようにしてあげましょう。
そして、飼い主の方から距離を広げてしまったことで、鳥がなつかなくなってしまったということもあります。
仕事などが忙しくなり、以前のように鳥に構ってあげられていた時間が激変していたり、最低限の世話しかしなくなってしまった場合、共有できる時間も減っていることから、鳥も飼い主に対する興味が薄れてしまい、なつきが悪くなってしまう場合があるのです。
急になつきが悪くなった、距離が出来てしまったと思う場合には、飼い主自身の行動を振り返ってみることも大切です。

種類や個体差でなつき具合は違ってきます

いかがでしたか?
鳥は人間になつくことを知ってもらえたかと思います。
ですが、もちろん鳥の種類や個体差もあり、人間になつきやすい種類、なつきにくい種類というものがありますので、すべての鳥がなつきやすいというわけではありません。
また、警戒心がもともと強い鳥や、人間を怖いと思っている鳥は、これから鳥を初めて飼育するという方には難しいかもしれませんので、飼いたいと思った鳥のことをしっかり勉強してから飼育するようにしてみて下さい。

著者情報

UCHINOCO編集部

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