要求吠えが癖になってしまうのは、お互いのために良くないのでしょう。
早いうちの対処が鍵となってきます。
今回はその解決方法をお伝えしていこうと思います。
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要求吠えとは?
要求吠えとは一体を指すのでしょうか?
これは犬が何か自分の願いを叶えたい時に、吠えることにより要求を通すことです。
・ オヤツやご飯が欲しいとき
・ 散歩に行きたいとき
・ かまって欲しいとき、欲しくないとき
・ 遊んで欲しいとき
これは、子供がスーパーなのでお菓子を買って欲しくて駄々をこねて騒いでいるのと同じ状態です。自分が騒げば、お母さんは要求を飲んでくれると感じているためそういった行動をするようです。
また母親の注目をもっと得たい心理も働いていると言われています。
この心理は犬も同様なので、愛されているという確信があるからしてしまう行為とも言えます。
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要求吠えを聞いてしまうとどうなる?
吠えるから仕方なくそれに応えてしまうと、何か要求する時はいつも吠えるなどの習慣化にも繋がってしまいます。
これは時間帯などは関係なく行われるので、癖になると大変です。
一例では、夜中に犬が寂しくなってしまい構って欲しくて要求吠えを始めてしまう。
近隣の迷惑になるから急いで起きて構ってしまう。
この飼い主さんの行動を犬は学習してしまうと、必ず犬はこれを繰り返します。
そうなると、飼い主さんだけではなく近隣の迷惑にもなりますので日頃から要求吠えには応えないという対応をしていくのがベストでしょう。
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要求吠えを改善しよう!
習慣化してしまった要求吠えを改善するのは難しいです。
タイトルにもなっている愛犬との我慢比べ!になっていきます。
長期戦になるかも知れませんが、ここは粘り強く立ち向かいましょう!
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徹底的な無視を決め込む!
これは大好きな愛犬を前にしたら一番辛いことかも知れません。
しかしこれが一番効果を発揮します。
犬の要求吠えが始まったら、目も合わせずソッポを向きましょう。
違う部屋に行くのも効果的です。
ここで怒ったり、何かのアクションを起こしてはいけません。
怒られるのも構ってくれたと学習してしまう恐れがあるからです。
吠えるのを辞めて少し時間を置いて様子を見てから、次は無視していた分を取り返すぐらい褒めて構ってあげましょう。
犬にとって一番の効果があるのは、大好きな飼い主さんからの無視なのです。
怒られるよりも辛いので、学習も早いことでしょう。
ここは心を鬼にして対応していきましょう。
要求を要求で返す!
その名の通り、犬が要求吠えをするならこちらも被せて要求をするということです。
愛犬はオスワリやお手、ハウスなどのポーズは出来ますか?
これが出来るなら是非とも試してみてください。
犬が要求吠えを始めたら、こちらもすぐにオスワリなどの指示を出します。
これで止まったら、褒めてあげてオヤツなどをあげましょう。
ここでこちらの指示を無視して吠え続けるならば、こちらもすぐに無視をしましょう。
怒って何度も指示をしても効果はなく、逆に構ってくれたと勘違いされる恐れがありますので無視が一番効果的です。
意識を逸らしてしまうというのがポイントです。
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どういった犬が陥りやすいのか?
これは犬種などはあまり関係なく、愛されている環境に身を置いている事が多いのが傾向です。
大好きな愛犬はとても可愛いですが、なんでも要求通りに叶えてしまうとそれが当たり前になりどんどん要求が悪化していってしまいます。
そうすると、ますます飼い主さんに依存してしまい犬にとってもよくはありません。
要求吠えだけではなく食事を取らなかったり、物を壊してしまうなどの問題行動がある場合は愛犬が不安分離症にかかってしまってる可能性を考えた方が良いかも知れません。
不安分離症は、飼い主さんと離れるのを極度に嫌がります。
離れると極度のストレスを犬は感じ、不安定になり嘔吐などをしてしまいます。
要求吠えは不安分離症の一種なので、少し離れただけでこの問題行動を起こす場合は、疑ってみた方がいいでしょう。
そうなると不安分離症を治す事が最優先となってくるでしょう。
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要求吠えはしつけをすれば直るものです。
愛犬との今後のためにも今から始めることを是非オススメします!
著者情報
UCHINOCO編集部
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