ピンポーンのインターホンと共に血相を変えて吠え続ける愛犬…。
お客さんが部屋に入っても、変わることなく吠え続けます。
話しもよく聞こえないし、とても困ってしまいます。
しかしこれはある『しつけ』すれば直ってしまうことが多いのです。
そのハウツーをお伝えしていきます。
出典元:https://www.shutterstock.com/
なぜそんなに吠えるの?
まず最初になぜこんなに吠えてしまうのかの原因を
解明していきたいと思います。
吠えてしまうのは当たり前のこと
実を言うとこれは当たり前なことだったんです。
犬はペットとして飼われるより遥か昔から番犬として活躍しており、
家に侵入して盗みをはたらく人間を追い払う役割をずっと引き受けていました。
ですから吠えるのは自然なことであり、逆に褒められることなのです。
泥棒と来客の違いを犬に理解してもらうのは、少し難しいことなのかも知れません。
出典元:https://www.shutterstock.com/
考えられる3つの理由
理由⒈ ここは僕が頑張らなきゃだワン!
私たちは訪問者が何者かの理解ができます。
宅配業者、友人など来た目的が予測でき、それと同時に安全だと認識できます。
では犬はどうでしょうか?
ドアホンの合図は侵入者ありのサイレンだ、臨戦態勢を整えよ!
と言う心境でしょうか。
そして何者か分からない状態で立ち向かおうとしている状態なので、恐怖と興奮が入り混じった心理状態なのでしょう。
それでも家族や家を守るため勇気を振り絞り、吠えるのはきっと守りたい何かの為なのでしょう。
犬の健気さに心がキュンとしますね。
出典元:https://www.shutterstock.com/
理由⒉ 良いことある気がするワン!!
これは 来客+吠える=良いことがある!
と記憶してしまっている場合です。
来客が来て吠えることにより、みんなの注目を得られたり
静かにさせる為におやつを貰えたりします。そうなると犬はとても学習能力があるので必ずそれのセットを繰り返すようになります。
吠えてることによりご褒美がもらえるけど、飼い主さんが怒ってる?!不思議…。
と言う状態なのでしょう。
理由⒊ 興奮が止まらないワン!!
これは警戒と喜びの2つのパターンに当てはまります。
警戒は追い払う為に必死に吠えています。
喜びは人が好きな警戒心の薄い犬によくみられるようです。
人が来た!構ってもらえるワン♪とテンションが上がって吠えてしまうということです。
どちらにせよ、この興奮状態を収めるのはなかなか難しいです。
興奮した気持ちをいかに違う方向へと意識をそらせるかが重要になって来ます。
出典元:https://www.shutterstock.com/
改善の方法とは
理由が分かった所で次は対策へと移りましょう。
ぜひ早速トライしてみましょう!
改善パターン①
『事前に来客の訪問があると分かっている時』
これは家で迎え入れるのではなく、家の少し外で待ち合わせをし数分話した所で一緒に
家へと入るという方法です。
入る前の下準備としては、友人に撫でてもらったりオヤツをあげてもらうと警戒心が薄れます。
家に入った時に犬が吠え始めたら、冷たく無視します。ギャップが必要です。
落ち着いてきたら、褒めてオヤツを与えてあげましょう。
まず、犬のテリトリーに人がいることに慣れてもらうことが重要です。
良い記憶に残れば、今後警戒して吠えることも少なくなるでしょう。
出典元:https://www.shutterstock.com/
改善パターン②
出典元:https://www.shutterstock.com/
『意識をそらせることが重要』
人の私たちでも興奮状態にある時に、落ち着け!と言われてもさらにパニックを起こしてしまうのと一緒で、冷めさせるのは難しいです。
ですから意識を興奮からそらすことが重要になって来ます。
吠え出したら、オスワリやフセ、ハウスなどの指示します。それができる犬ならば意識がそれて、吠えやむ可能性が高いです。
もしちゃんと聞いてくれた時は、褒めてオヤツを与えることを忘れないでください。
また吠え始める前に指示するのが犬も理解がしやすくベストです。
吠えてしまったら指示をして従って落ち着きをみせてから、褒めてオヤツを与えましょう。
吠えている時にご褒美をあげるのは、混乱を招くので避けましょう。
また迎え入れる時に抱っこをして、オヤツをあげながら友人を部屋に招き入れるのも有効です。意識をそらすということに注目してください。
出典元:https://www.shutterstock.com/
家を守る為に必死で吠えている愛犬はとても愛おしく感じますが、吠えないことに越したことはありません。
来客=怖くない と理解してもらえるよう是非チャレンジしてみましょう!
著者情報
UCHINOCO編集部
UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。