アレルギー体質の犬にはシャンプーを見直すと良いかも!

皮膚症状のある犬にとって、シャンプーを選ぶのはとても大事なことです。皮膚バリア機能が低下している状態で、普通のシャンプーを使うのは、とても危険なことです。今回はアレルギー体質の犬にとってのシャンプーの選び方をまとめてみました。 2019年05月06日作成

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皮膚の弱い犬のためのシャンプーとは?

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犬の中には年中、皮膚炎に悩まされる犬もいます。シャンプーを使った皮膚炎治療もあるのです。まず、皮膚が弱い犬というのは皮膚のバリア機能が一気に低下している状態です。そもそも、健康な皮膚をしている犬の場合には、それほど皮膚炎が簡単に起きません。その理由はバリア機能が充実しているからです。

皮膚バリア機能が低下することで、雑菌を取り込んでしまうことやアレルゲンに触れるだけで、すぐに皮膚炎を起こしてしまうわけです。皮膚炎の原因には皮膚のバリア機能が壊れている状態になっていることを、把握しておいてください。

皮膚の弱い犬には天然素材のものを選ぶ

アレルギー体質の犬には、必ず皮膚の優しいシャンプーを選びましょう。日アレルギー性皮膚炎になると、シャンプーをすることも、治療の一つになります。但し。あまりにもシャンプーが苦手というタイプの犬もいるのです。但し、定期的なシャンプーを行うことで、皮膚の状態を飼い主さんが把握できるチャンスとなります。そして、被毛を清潔に守ることもできるのです。

あまりにも頻度を多くシャンプーをすることは、必ずしも犬に対してプラスに働くと歯限りません。体力を消耗する場合もありますので、頻回行うことはむつかしいのが現状です。そのためにも、犬用のシャンプーの中でも特にアレルギー専用のシャンプーを使ってケアすることで、皮膚の状態が改善する場合もあるのです。

アレルギー用のシャンプーはその子に合ったものを選ぶ

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肌の様子を観察したうえで、一番適切なシャンプーを使うことが鉄則です。例えば、酸性肌の場合には、皮脂が過剰に分泌しています。このために皮膚の状態はベタついています。脂肪分が酸化してしまってアレルギー症状が出てしますのです。酸性肌のアレルギー体質に合うシャンプーを必ず使うようにしてください。

アルカリ性肌の場合には、皮脂が常に不足している状態です。皮膚のバリア機能が低下してしまうことで皮膚の状態は乾燥しています。皮脂が少ない分、アレルゲンになるものが皮膚の奥にまで入り込んでしまうのです。このためにアレルギー反応が起きます。シャンプーはやはりアルカリ性肌用のものを選んでください。

アレルギー体質の皮膚はシャンプーが刺激になる場合がある

肌の状態が乾燥、皮脂が多いという状況で真逆であっても基本的にはバリア機能が低下していることには変わりありません。そこに刺激性のシャンプーを使うことは非常に皮膚には負担が大きいものになります。そして、アレルギー性皮膚炎はどんどんひどくなってしまうのです。シャンプー選びには特に慎重になる必要があるのです。

アレルギー体質の犬のためのシャンプー選びとは

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何よりも、シャンプーの成分をチェックしてください。石鹸成分を一切含んでいないものをお勧めします。その分、必須脂肪酸、セラミドが配合されているシャンプーを選んでください。つまり低アレルギーシャンプーと記載のあるものが安全です。

ただ、使用感は泡立ちも少なめで物足りない感じがあります。できるだけオーガニックのもので、植物由来のものを選ぶと間違いありません。犬のアレルギーを酷くしないためにも、シャンプーを誤って選ばないように注意をしておいてください。

肌の負担を最大限に考えておくこと

シャンプーを香りやブランドだけで選ぶのではなく、皮膚の状態をよくするために、低刺激のものを選んで、犬の皮膚の状態を少しでも軽減できることを目標としましょう。アレルギー用のシャンプーを数種類、試してみて肌に一番負担を欠けないものを選んであげることは飼い主さんの役割です。

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UCHINOCO編集部

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