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子犬が甘噛みをしてしまう理由とは?
犬は口で噛むという遊びが大好きですよね。
でもそれがちゃんと甘噛みならまだ良いですが、癖になってしまうと興奮した時に本気噛みへと発展してしまう恐れもあります。
ではなぜ犬はこんなに甘噛みが好きなのでしょうか?
⒈ 歯がかゆいんだワン!
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犬の乳歯の数は28本です。
これが生後 2ヶ月頃には全て生えそろいます。
ここから永久歯 42本が徐々に生え変わり始め生後 7ヶ月頃には綺麗に生え変わっています。
この生え変わり時期が歯がムズムズしてとても痒いのです。
確かにこの短期間で28本抜け42本も生えてくるスピードの速さは痒くなるのも当然だと感じてしまいます。
人が6歳頃から12歳頃までかかるのと比べたら、犬は大変ですね。
この時期はあまり固過ぎない噛んでも良いおもちゃを与えると良いです。
また乳歯は気がつくと抜けていますが、これは食事の際ポロっと取れてそのまま飲み込んでしまうことが多いからです。え〜?大丈夫なの?と感じますが、排泄で出てくるので全く心配は要りません。
歯が取れた衝撃で、多少の出血もある時がありますがこれも普通のことなので大丈夫です。綺麗な永久歯が生えてくるために、乳歯はどんどん抜けてくれた方が綺麗な歯並びになります!
⒉ コミュニケーションだワン!
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子犬の頃、兄弟犬などとジャレてる時に
コミュニケーションならぬカミュニケーションをします。
ジャレて兄弟に噛まれたり、噛んだりして強さの具合などを学んでいきます。
自分が強く噛んだ時は「キャキャン!痛いワン!」と言われ学び、強く噛まれた時は身をもって知るということですね。
この他の犬との学び合いをしていないと、甘噛みが強くなったりしてしまいます。
愛犬がその傾向にあるなと感じた場合は、飼い主さんが教えて学ばせることが必要になってきますね。
⒊ 構ってくれてるワン!
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一つの理由は、甘噛みをすると飼い主さんが構ってくれると学習している為に習慣化しているということです。
犬はもともと噛むコミュニケーションを好むので、飼い主さんの手や足を噛んで遊んでジャレているのです。
犬の習性としては仕方のないことですが、手や足にジャレる場合はそれは噛んではダメな所だよ!とちゃんと教えてあげる必要があるでしょう。
甘噛み対策をしよう!
甘噛みをいたるところでしてしまったり、噛む力が強過ぎる場合はちゃんと教えてあげる必要があります。これは子犬時代が一番に学んでもらいやすいです。逆を言うとこの時期を逃すと直すのはかなり大変になってしまいます。
今絶賛この時期だという方は是非ともトライしてみてください。
心を鬼にして無視を決め込む!
もし子犬が手や足など人間に甘噛みしそうになったら、
とても低い声で「ダメでしょ!」と一言伝えて、その後は無視をしたり冷たく対応します。違う部屋などに行き姿を消すのも有効でしょう。
噛まれる前に、「ダメでしょ!」と伝えることです。
この際のポイントは何度も言わないことです。怒っていても構ってくれたと勘違いし直らない可能性があるからです。
犬にとって怒られるよりも寂しい思いをするのがもっと嫌!という犬も多いので効果的です。
成犬になると覚えてもらうのは、なかなか大変なのでここは心を鬼にして無視を決め込みましょう。
物はどうすればいいの?
子犬はどこでも噛みまくります。
成犬になれば勝手に直るから平気〜!と構えてたら、え?全然直らないよ…。と困らないためにも早めの対策をしましょう。
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スプレーで対策する!
家具を噛んで困るー!という方にぜひ試してもらいたいのが噛み癖防止スプレーです。
噛んで欲しくない所にシュシュとするだけで、驚くほど止まります。
なぜかというと噛むと苦い味がする為ここはイヤ!と噛まなくなるということです。自然の成分から抽出した物が多く発売されているので、愛犬の体にも安全です。困っている方は一度試してみてもいいかも知れません。
甘噛みにはこのような理由があったとは驚きですね。
子犬の頃に甘噛みをどこでしていいか?を学ぶことは今後のためになるのでぜひチャレンジしてみて下さい!
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UCHINOCO編集部
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