熱中症、尿石症、etc。うさぎがかかりやすい病気をまとめてみた

飼ってるうさぎの調子が悪そう...、でもどうしたらいいのかわからない...。こういうことにならないように、飼い主はうさぎがかかりやすい病気を理解しておきましょう。

今回の記事で、うさぎがかかりやすい病気をまとめておいたので、うさぎの飼い主さんはご参考に!
2019年03月07日作成

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パスツレラ感染症

細菌感染や温度変化、劣悪な飼育環境が原因で鼻炎になる症状です。涙目になったり、呼吸音に異変が出ます。

異変が見られたら、病院に連れて行きましょう。抗生物質などで対応してくれます。

日頃は、

・綺麗な飼育環境
・湿度や温度設定

などを意識して対策してください。

毛球症

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うさぎは、毛を飲み込む習性があります。本来、飲み込んだ毛は糞と一緒に出てきますが、腸の働きが低下すると腸に溜まってしまいます。

これが、毛球症です。腸の働きが低下する原因は、

・繊維質の不足
・異物の飲み込み
・でんぷんの摂り過ぎ
・運動不足
・ストレス
・高齢

などがあります。おすすめの予防法は、ブラッシングして抜け毛を取り除いてあげることです。他には、繊維質の多い餌を与えたり、適度に運動させるなどがあります。

治療法は、毛玉除去の投薬や手術などです。症状が軽い場合は、お腹をマッサージすると解決します。

熱中症

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うさぎは暑さに弱い動物なので、熱中症になりやすいです。死に至るケースもあります。

・よだれ
・荒い呼吸
・痙攣
・高い声の鳴き声

などが見られたら熱中症のサインです。熱中症と感じた時に、すぐ身体を冷やす飼い主がいますが、逆効果なのでやめてください。

水を絞ったタオルを用意して、あごや耳から冷やしましょう。そして、すぐ病院に連れて行ってください。補液療法などで対処してくれます。

日頃できる予防は、ゲージを直射日光に当てないことです。熱中症は室内でも起こるため、室内だからといって油断は禁物!風通し、湿度、温度なども意識してください。

不正咬合

歯の伸びる方向がおかしくて、口の中を傷つけてしまう病気です。傷から細菌が入って

・皮膚炎
・結膜炎
・毛球症

なども併発します。歯の伸び方がおかしくなる原因は、

・かじるクセ
・落下事故
・遺伝
・カルシウム不足
・偏った栄養

などが挙げられます。治療方法は、歯のカットや抗生物質の投与です。

腸コクシジウム症

コクシジウム原虫という寄生虫が腸内に入って、下痢を起こす病気です。寄生されると、うさぎの糞と一緒にコクシジウム原虫の卵が出てきます。

うさぎがそれを食べてしまい、腸の中で孵化するという悪循環に陥ります。子うさぎは、免疫力が低いため死亡するかもしれません。

予防法は、トイレを清潔に保つことです。トイレの掃除は面倒なので、サボってしまいがち...気をつけましょう。

下痢の症状が出たら、すぐ病院に連れて行ってください。抗生物質の投与などで
、治療してくれます。

尿石症

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尿管に結石ができる病気です。偏った栄養過多や新陳代謝の異常、細菌感染や水分不足が原因で起こります。

予防方法は、健康的な食生活を心がけることです。牧草をあげる際は、チモシーを選んでください。

主な治療法は、利尿剤の投与や食事制限です。状況によっては手術も行います。

斜頚

首が傾く病気です。身体のバランスが取れなくなり、転がってしまいます。原因は、パスツレラ菌やエンセファリトゾーン原虫の感染、内耳炎や中耳炎です。

異変が起こったら、病院に連れて行きましょう。駆虫や抗生物質の投与で対応してくれます。

日頃できる予防は、

・ストレスを与えない
・清潔な飼育を保つ

などです。

【まとめ】うさぎがかかりやすい病気を熟知して早めの対応を!

いかがでしたでしょうか?このような病気は、うさぎを飼っていればいつ起こってもおかしくありません。早めに治療すれば大事に至ることはありませんので、飼い主は常に気を配ってあげてください。

著者情報

UCHINOCO編集部

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