1.うさぎは飼いしやすいの?
うさぎの愛くるしい目や仕草をみていると、癒やされますね。
うさぎは、飼いやすい動物なのでしょうか?
うさぎを飼うときの、メリット・デメリットをまとめます。
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メリット
① 臭いがしない
うさぎは、体臭がなく、うんちも健康であればほとんど臭いません。
これが、最近、一人暮らしの方がうさぎを飼う理由の1つです。
② 人に慣れやすく、コミュニケーションが取れる
名前を呼ぶと呼んだ人を見たり、近寄ってきたり、と人に慣れやすいところがあります。
しかし、それは、愛情を込めてお世話してこそ。愛情を持って接していると、うさぎが飼い主さんを意識し、呼んだら近寄ってくれたりします。
また、人に慣れてくると、様々な仕草でコミュニケーションを取ってくれます。
③ 鳴かない
犬や猫を飼っていると、その鳴き声が気になるときがあります。特に、アパートやマンションで飼育される場合は、ご近所へ迷惑になることもあります。
しかし、うさぎはほとんど鳴きません。鳴いても、ほとんど聞こえないような小さい声です。
夜、遅く仕事から帰ってからも、ケージから出してあげて、近所さんに気兼ねすることなく遊ぶことが出来ます。
④ 散歩の必要がない
犬を飼っていると、毎日、最低1回、多いと2~3回の散歩が必要となります。
しかし、うさぎは散歩の必要はありません。
飼い主さんがお家にいるとき、お部屋に放してあげるだけで、運動は十分できます。
ただし、うさぎは、ものを噛じる習慣があります。噛じられたら困るものはうさぎの届かないところに置くか、隠しておく必要があります。
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デメリット
① トイレを覚えない
トイレを覚える子もいますが、基本、うさぎは、トイレを覚えません。
ですから、お部屋に放すと、あちこちでウンチ、オシッコをすることがありますので、掃除をする必要があります。
② ものを噛じる
うさぎの前歯は、一生伸び続けます。
自然界では、硬い木の根や枝などを噛じることで、前歯を削っています。
しかし、ペットとして飼っている場合は、木の根を噛じることもありません。
ケージの中の牧草入れや、部屋に放したときに家具などを噛じることがあります。
先に書いたように、噛じられて困るものは、隠すなどする必要があります。
③ 換毛期は、抜け毛が舞い散る
うさぎの魅力の一つは、あのフサフサした毛ですね。
しかし、うさぎにも換毛期があります。換毛期は、毛が抜けて部屋に舞い散ります。
換毛期には、こまめにブラッシングをする必要があります。あと、掃除もこまめにする必要があります。
2.うさぎを飼う前に準備するものは?
① ケージ
飼い主さんがお出かけのときや夜寝るときに入ってもらいます。
大きさは、体を伸ばして寝ることが出来る縦横50cm×60cmぐらいで、高さは、うさぎが立ち上がったときに余裕なる50cmぐらいがいいでしょう。
多頭飼いをするときも、一人ずつケージを用意してください。
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② トイレ
うさぎは、トイレの場所を覚えることは少ないのですが、決められた場所を作ってあげると覚えることがあります。
衛生面を考えても、トイレは用意してください。
③ 牧草入れ
餌になる牧草を入れる容器が必要です。
様々なタイプが販売れれていますので、牧草の出し入れをしやすいものを用意されるといいもと思います。
④ エサ入れ
エサになるペレットを入れる容器が必要です。陶器でできたものがいいでしょう。
⑤ 水入れ
うさぎも、水を飲みます。床においておくとウンチが入ったりすることがあるので、吊るすタイプの給水ボトルがおすすめです。
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⑥ 噛じり木
うさぎが前歯を研ぐために必要です。
これもペットショップで販売られていますので、ケージに入るサイズのものを用意しいましょう。
3.まとめ
うさぎを初めて迎える方に向けて、飼い始める前の注意点をまとめてみました。
うさぎも、生き物です。単に、かわいいからと言う理由だけで飼い始めるのではなく、うさぎの性質や飼い方の注意点などを事前に確認して、飼い始めるようにしてください。
著者情報
UCHINOCO編集部
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