口の臭いが気になる
犬の口臭が気になりだすと、いろんな心配が出てきます。例えば、子犬時代からずっと口臭が強いというタイプの犬もいます。そして突然、口臭が強くなって困っているという場合もあるのです。いくつかの原因がありますが身近なところでは、食べかすが原因の口臭です。この場合には、歯磨きをきちんと行い口臭予防を徹底するだけで解消できます。
それでも口臭が収まらないという場合には、歯肉炎や歯周炎が進行している場合が考えられます。口腔内の問題として歯石除去などを視野に入れて考える必要があります。あまりにも歯肉炎などが進んでしまうと歯を抜くことを検討しないといけません。そうなる前に歯磨きや歯周病のケアを進めておきましょう。
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動物病院で口臭予防の相談をする
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最近は使いやすい口臭予防のサプリメントや歯磨きペーストなどが販売されています。無理なく歯磨きができるように各社工夫を凝らしていますので子犬の時期から口腔ケアに力を入れることも大切なことです。また口臭がなかなか収まらない場合には、口の中をくまなくチェックする必要があります。これまで歯磨きの習慣などがない犬の場合には往々にして歯周病にかかっている可能性がかなり高いのです。口臭だけではなく咳も出ている場合には、より深く検査をする必要もあります。
咳をする
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犬が循環器の病気以外で咳が出る場合には何かを喉の詰まらせている状態であることを考えてください。十分にかみ砕けないサイズのおやつを与えていませんか?喘息のような咳をしているときには、喉の問題です。ドッグフードも、口のサイズに合わないサイズのものを与えている場合もあります。犬が口に入れるものです。十分に検討をして咳をするときの理由を考えておきましょう。
いずれにしても犬にとって咳が出ることは深刻なことなのです。少しでもその咳の原因を突き止めて体調を良くしてあげることを優先してください。咳は犬の体力を消耗させてしまう症状です。気を付けて見守るようにしてください。
ケンネルコフかも?
子犬の場合には生まれたお里で風邪ひきのようなものに感染していることもあり得ます。これをケンネルコフと言います。症状が治まらずにいつまでも咳が出ているような状態を避けるようにしてください。体力のない犬とって咳が出る原因を早く取り除くことは肝心なことです。ケンネルコフにかかるのは、たいてい子犬です。体力がまだ不十分な子犬の咳は深刻なことと捉えておく方が無難です。軽く考えずにきちんと治療を受けさせましょう。
心臓病による咳は危険レベル
知らない間に心臓病が進行していることがあります。肺水腫という状態になると肺に水が溜まり心臓の異常をきたします。当然、咳も出始めるので飼い主はすぐに気が付きます。ただ病気が進行している場合もあるので冷静に対応をしいてください。
嘔吐する
咳が吐き気を誘発している場合が考えられます。人間でも咳が続くと嘔吐してしまうほどです。犬の場合には、咳と嘔吐の関係性はなかなかシビアです。嘔吐の原因は消化器やほかの病気にある場合を除いて、咳が収まることで嘔吐もなくなるのが普通です。
犬にとって口腔と咳はチェック項目
口臭が漂うようになるとその強烈な臭いのために、誰もが異常に気が付きます。そして咳もコンコンと続くと気になってきます。1度咳をするだけでも受診する人もいるほどです。咳は犬にとって警戒すべき症状です。気を抜かずにきちんと原因を探ることが重要ポイントです。日頃のお世話の中に口腔ケアを取り入れておくのも、犬の健康維持には欠かせないことです。
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UCHINOCO編集部
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