怖がりな猫の持つ性格とは?
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長年に渡り猫を飼われている方ならご存知かと思われますが、猫は本来警戒心の強い動物です。テリトリーを重要視し、自分の縄張りに入ってくるのは”敵”という考えがあります。
単独行動を好み、そんな敵とたった一人で戦う一匹狼(猫ですが)なんです。そもそもの性質がこの様な猫は、人間から見ればどの子も怖がりに見えてしまいますよね。
でも猫にいわせればこれは性質のお話で、性格とは違います。”怖がり”といわれてしまう猫ちゃんの性格を見てみましょう。
・動く物に敏感過ぎる
・人間嫌い
・音が苦手
元々警戒心の強い猫の中でも、怖がりとまでいわれてしまう猫ちゃんの性格はこの3つです。性格ですから、「どうして?」と聞かれたら困ってしまいますが、これには生活環境や血筋など色々な要因があります。
動く物に敏感な性格だから
例えば、飼い主が立ち上がっただけでもビクッとする子もいます。これは警戒心というよりも性格といえます。元々野良猫だった猫ちゃんを保護したりするとこの様な性格の子が多いかと思われます。
野良猫はのんびり生活していると、いつ敵に狙われるとも限りません。小さい頃からそんな母親を見て育っていると、子供も同じ様な性格になってしまうといえます。
人間嫌いだから
この性格は、人間に対してトラウマがある事が考えられます。信じられない話ですが、虐待されながら育ったなどの理由や、過剰な多頭飼いで育った環境が劣悪だったなどの理由があるでしょう。
猫といえどもこの様な記憶がある以上、心に大きな傷を負っている事が人間嫌いになる理由となってしまいます。人間=嫌な事をするという考え方になってしまいます。
大きな音が苦手だから
猫はどの子でも大きな音がすると、とっさに身構えます。特に怖がりな子はそんな大きな音がしたら急いで物陰に隠れ、出てこないといった事態になります。
音が嫌いな性格のこの原因は、一つ目に静かな場所で育ったという事、二つ目は音に関して嫌な記憶があるという事です。
怖がりな猫への対処は?
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親猫が怖がりという性格だと、子供はその血筋を引き継ぎます。猫種によっても警戒心が強く怖がりという子もいますが、ある程度は育て方で改善できます。
どの様な事に気をつければ良いのかというと、なるべく接する時間を増やす事です。ベタベタするという事ではなく、一緒に過ごす時間を多くするという事なんです。
怖がりな猫ちゃんに対しては、まず”人間に慣れてもらう事”が大事です。そして多少の事には動じない度胸をつけてもらう事しかありません。
どの人間にも懐っこい性格になってもらう事はとても難しいことですが、せめて飼い主さんには心を許してもらう事が怖がり脱出の糸口となるでしょう。
愛猫の心に寄り添う努力を!
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怖がりな猫ちゃんに対しての接し方は、付かず離れずでまず様子をみましょう。猫という動物は、かまわれ過ぎると敬遠するし、気にかけなければ寂しがります。まさにツンデレが基本なんです。
解釈が少し難しいとおもいますが、最初はただ”寄り添う”所から始めてみましょう。そうすれば、猫の方から人間に近づいてきてくれます。そんな時間を徐々に増やしていって、猫にとって人間が”なくてはならない存在”となれば大成功です。
大事な事は”心”に寄り添う事、そのためには飼い主として愛猫の本質をつかむ事が必要といえるでしょう。
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UCHINOCO編集部
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