犬に与えてはいけない野菜を知っておきましょう
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犬に与えていい・わるい野菜は、どちらもある程度覚えおくと手づくり食の時にも便利ですが、特に知っておきたいのは、絶対に与えてはいけない野菜です。中には中毒を起こしたり、ショック状態や急性心不全など恐ろしい症状に至る野菜もあるんです。
ネギ類は絶対犬に与えてはいけません
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玉ネギ、長ネギ、ニラ、ラッキョウ、ニンニクやアサツキなどは犬に与えてはいけません。
ネギ類にはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれており、赤血球を壊して中毒を引き起こすのです。加熱しても作用は変わりません。
個体差はありますが、食べてしまったら念のため病院で相談するのをおすすめします。
ジャガイモの芽や茄子などのヘタも要注意
ジャガイモの芽には中毒を引き起こすソラニンという成分が含まれています。これは人間も同様で、食べてはいけない部分ですね。
野菜や茄子のヘタも同様で、有機栽培のものには特に多く含まれているそうです。
ただ、ジャガイモもトマトも茄子も、それ以外の部分は与えて大丈夫なので、調理の時には気をつけましょう。
唐辛子などの香辛料もNGです
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犬の胃腸に負担がかかりやすい唐辛子やコショーなどの香辛料は、与えてはいけない野菜類になります。
個体差はありますが、食べてしまうことで下痢を起したり、中には肝臓や腎臓にも大きく負担をかけてしまうこともあるんです。
犬自体も、辛かったら可哀想ですよね。
豆類やイモ類は肥満を防ぐ優秀な野菜です
豆類やイモ類には、脂質を抑えたり、食物繊維が豊富で便秘を改善するものが多く、愛犬の肥満防止に役立つ野菜なんです。
小豆に含まれているサポニンは、脂質の吸収を抑える作用があり、グリーンピースはコレステロール低下に効果が。
サツマイモは食物繊維が豊富。便秘気味な時にはおやつであげてもいいですよ。
トマトやブロッコリーはOKです
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ヘタは駄目ですが、トマト自体はガン予防に効果が高い野菜なんです。完熟トマトでリゾットにするのもおすすめです。
ブロッコリーに含まれるビタミンCやビタミンB2も、皮膚のコンディションを良くしたり、ガン予防の効果が得られる野菜なんです。
与え過ぎは良くありませんが、手作り食に加えたい野菜ですね。
中毒や疾患を招く恐れのある野菜は、犬がついうっかり食べないように気を付けたいですね。
逆に、食べることで病気や肥満、体調を整える野菜はおやつに取り入れたりして与えてあげると、犬の食生活にもメリハリがついていいと思います。
個体の状態に合わせながら、健康管理してあげましょう。
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UCHINOCO編集部
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