1. アメリカンワイヤーヘアの基本情報
アメリカンワイヤーヘアは、アメリカンショートヘアの突然変異で生まれた猫種です。くるくると縮れて固い被毛を持つことから、アメリカンワイヤーヘアと名付けられ、その体は耳の内側の毛や、ひげまでもくるくるとカールをしています。一見固そうな被毛ですが触ってみると他の猫とは変わらずに、柔らかい感触があります。
アメリカンショートヘアから生まれたアメリカンワイヤーヘアは、体の特徴がアメリカンショートヘアとよく似ています。耳は先が丸くなっていて、しっぽや足の長さは胴体に対してバランスのよくなっています。体は中型のセミコビーといわれるタイプで、胴体は少し長めで筋肉質です。体重は約4~7㎏と他の猫よりも少し大きめになっています。
2.アメリカンワイヤーヘアの特徴や性格について
アメリカンワイヤーヘアは、遊ぶのが大好きで元気いっぱいの性格をしています。運動能力と好奇心が高いので、動いてるものを見ると捕まえたくなったり、高いところに上りたくなったりします。猫らしいわがままな一面を持っているので、飼い主が遊んでくれないと拗ねて、飼い主を困らせてしまうなんてこともあります。
一緒に暮らす家族に対しては心を開いて愛情表現をしてくれますが、警戒心が強いので他の動物や人に対しては、怯えたり威嚇をしたりすることがあります。なのでアメリカンワイヤーヘアどちらかというと、多頭飼いにはあまり向いていない猫です。
3.アメリカンワイヤーヘアの歴史について
アメリカンワイヤーヘアはアメリカンショートヘアから生まれた猫種です。アメリカンワイヤーヘアは比較的最近に公認された猫種で、まだ歴史は浅いです。アメリカンワイヤーヘアは「アダム」という一匹の猫から生まれました。アダムはアメリカのある農場で生まれ、1匹だけ他の猫と毛質が違っていました。その知らせを聞いた猫の繁殖家の男性が、アダムを引き取りました。そしてアダムを元として新しい猫種を作り上げたのです。
アメリカンワイヤーヘアとして繁殖が成功した後、他の猫種との違いを証明するため、被毛の分析を依頼しました。そこでレックスなど巻き毛を持つ今までの猫種とは違うという結果を受け、1978年にCEFという機関に公認されたのです。現在そんなアメリカンワイヤーヘアとアメリカンショートヘアの違いは、毛質の違いだけと考えられています。
4. アメリカンワイヤーヘア・気を付けるべき病気について
アメリカンワイヤーヘアは頑丈な体をしており、あまり病気にかかりにく猫種です。ですがアメリカンショートヘアの遺伝子疾患を受け継いでしまう可能性があるので、そこは注意したい点です。またアメリカンワイヤーヘアは太りやすい体質なので、肥満による糖尿病や消化器疾患などにかかる可能性があります。
アメリカンワイヤーヘアの皮膚はベタベタと油っぽくなりやすいです。なのでシャンプーやブラッシングなど、マメに手入れをしてあげて皮膚に異常がないか確認しましょう。手入れを怠ってしまうと、皮膚病になってしまう可能性があるので気を付けてあげてください。
5. アメリカンワイヤーヘア・食べ物の注意点
アメリカンワイヤーヘアはアメリカンショートヘアと同じく肥満になりやすい体質なので、成猫になってからは食事の量に気を付けて、肥満にならないようにコントロールしましょう。子猫の時期は運動量が多く、成長のためにエネルギーを多く必要とするため、運動量を見ながら多めにフードをあげるようにしてください。
アメリカンワイヤーヘアの肥満を防ぐためには、フードにトウモロコシなどの炭水化物が入っていると血糖値を急激に上昇させてしまうため、体によくありません。なので肉や魚などといったタンパク質メインのフードを選びましょう。
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UCHINOCO編集部
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