子猫に会いたいならば秋!
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子猫がペットショップに多く滞在するのが、秋なのです。犬と違って発情のシーズンが年に2回の猫。出産をするのが秋ごろなのです。子猫を探している人にとっては出会いの季節です。子猫が一番増える季節が秋というのは覚えておくとよいでしょう。そして、野良猫の場合には、人の住む軒先に子猫を産み落とす場合があります。ある日突然、子猫が庭に放置されている!ということも秋には起こりやすい状況なのです。
子猫が秋に多いのはお産のため
猫の発情時期は年に2回と決まっています。春と秋という季節に出産時期が重なっているのが特徴です。秋には出産が多いので子猫が増えるわけです。犬の様に四季を通じて出産があるというわけではないのです。繁殖の時期がおおよそ決まっているのがその理由でもあります冬から春にかけてのシーズン。そして梅雨時期から8月の時期が発情期と言われています。このシーズンを経て子猫たちが増えるというわけです。
秋に子猫を迎える時は
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秋に子猫を迎える場合の注意点。やはり季節的には過ごしやすくお世話の方も夏に比べると楽かも・・・と思うところです。それでも、秋に子猫を育てる場合の注意点というものがあります。まだまだ免疫力の少ない子猫に接する場合に、気をつけるべきことが色々とあるのです。例えば温度差の多い秋だからこそ、体温管理には気を配ってあげましょう。子猫は冷えに弱いということを覚えておきましょう。ちょっとしたことで冷えてしまいます。秋の時期には特に気温が急に下がる場合がありますので用心が必要です。
気温が下がる場所に寝かせていませんか?
犬のように猫は服を着せて体温調節をすることはありません。だからこそ、床が冷えるような場所では、急激に体温管理が難しくなるのです。逆に、秋になっているのに残暑のような気温が高い場合もあります。温度差の少ない場所で、ゆったりと過ごせることが理想的です。今一度、子猫が過ごす場所についても、検討してみてください。
秋には感染症に要注意
他の猫達と暮らす場合、周り猫たちが秋には体力低下のために感染症にかかりやすくなっている傾向があります。もちろん、年間を通じて病気の予防は必要です。それでもちょっとしたことでもまだ子猫の場合には感染しやすい環境にあります。抵抗力がしっかりと付くまでは、より注意深く様子を見守ってあげる必要もあるのです。
子猫は寒がり??
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急激に気温が下がり始める秋。この時期には極端に寒がりの子猫もいます。これは個体差もあるのですが、活動量にもよります。体格がまだまだ定まらない子猫の場合。気温の変化についていけず体調を崩す場合もあるほどです。元気な子猫の場合、運動量に比例して代謝も活発になるので寒さで体調を崩してしまうことはあまりありません。それでも、油断は禁物です。
秋は子猫を冷やさないようにする
まだまだ月齢の低い子猫を秋に育てる場合。一番考えておきたいのは保温をすることです。兄弟猫や母猫と寄り添って丸くなっているとき。子猫の体温は一定に保たれています。もしも、子猫を譲渡された場合や拾った場合。このときには保育箱などを準備し体温を逃がさないようにしてください。何よりも冷えは大敵です。
秋の子猫育て
子猫を育てるときには四季を通じて十分な栄養管理が必要です。母猫からもらえない栄養分を飼い主が管理する。これは当たり前のことです。体格が悪い子猫や元気のない子猫には猫用のミルクを与えるなど、工夫をしてあげましょう。そして子猫の様子を見守りつつ、保温に努めておなかが極端にすいていないか?寒さを感じていないか?ということを重点的に見守ってあげたいものです。
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UCHINOCO編集部
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