1. ブリティッシュロングヘアの基本情報
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長い毛が特徴的であり、 ブラックやホワイト、レッド、やブルーなど 色々な種類の色のパターンがあります。 不思議な国のアリスに登場するチェシャ猫は、このブリティッシュロングヘアをイメージして描かれた猫だといわれています。
温厚で落ち着いた性格であり、比較的留守番も苦手ではないので飼いやすい猫といえます。
2. ブリティッシュロングヘアの特徴や性格について
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筋力はあるのですが、全体的に丸く可愛らしい雰囲気です。ペルシャのように鼻は短めで、長い毛が特徴的です。体重は7 kg まで行くことがあり大きめの猫と言えます。
自立心が強いため、必要以上に構われることを嫌います。また大人になってからは頑固な性格になるため子猫のうちにしっかりとしつけをしておく必要があります。しかし人懐っこい面もあり、やりすぎない程度に上手くコミュニケーションをとると良いでしょう。またブリティッシュロングヘアーの大きな特徴でもある長い被毛は、できるだけ毎日ブラッシングをする必要があります。
大人になると落ち着いた猫になるのですが、子猫の頃はやんちゃで活発です。しかし運動神経が良い方ではないので、キャットタワーなどを選ぶときできるだけシンプルなものにすると良いでしょう。
寂しがりというわけではなく、一人でじっくりと飼い主さんを待つことができますが、 全てのブリティッシュロングヘアが同じ性格ではないので、様子を見ながら留守番をさせるようにしてください。
あまりべったりするのが好きではないので、可愛いので構いたい気持ちを抑えて寄ってきた時だけ可愛がるようにしてください。
3. ブリティッシュロングヘアの歴史について
ブリティッシュロングヘアは元々ブリティッシュショートヘアから派生した種類の猫です。 イギリスの毛の短い猫と、ヨーロッパ大陸の毛の短い猫の自然交雑から生まれたのですが、世界第1次対戦により絶滅危機となっていました。戦争後一時は復活を遂げますが、また世界第二次大戦により絶滅の危機へと落ちいってしまいます。
しかしペルシャやロシアンブルーなどと交配を続けることにより、復元されていったのです。 この後世界各国の人気となりまた研究が続けられ、2009年にアメリカの猫血統登録団体はブリティッシュロングヘアと認めることになります。しかしイギリスの同じような団体の GCC Fでは これまでの成り行きから、ブリティッシュロングヘアではなくペルシャという扱いにしています。
4. ブリティッシュロングヘア・気をつけるべき病気について
下部尿路疾患にかかりやすい傾向にあります。これらの病気から救うためには、普段から猫の動きをよく見ていることと、清潔な飼育環境、また正しい食生活や運動が必要です。 これらをしっかりと守ることにより、平均寿命が延びたことも多くあります。肥満になりやすい体質なので気を付けてください。
また細菌やウイルスが原因で病気にかかることもあるので、餌などを入れているお皿は必ず清潔にし、トイレにした糞などは早めに取ってあげるようにしてください。
5.ブリティッシュロングヘア ・食べ物の注意点
もともとブリティッシュロングヘアは食欲が旺盛であり肥満になりやすい体質なので、食事の摂りすぎは、内臓などに負担がかかるためバランスよく栄養のあるキャットフードを選ぶにしましょう。特に脂肪のつきにくい動物性タンパク質を多く含むものを選ぶようにしてください。
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UCHINOCO編集部
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