デボンレックスの基本情報
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デボンレックスはイギリスに起源を持つかわいい猫です。
元々は突然変異から発生したと言われているデボンレックス。
プードルキャットという別名を持っている猫です。
その外見から、「小さいな妖精のようである」と表現されることもありますね。
特徴的なのは身体全体を覆う、縮れた毛です。
「プードルキャット」と呼ばれるのはこの毛の雰囲気が似ているからでしょうか。
プードルのように好奇心旺盛なところも別名の由来なのかもしれませんね!
デボンレックスの特徴や性格について
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ではデボンレックスの特徴について詳しく見ていきましょう。
まず目が行くのが大きな耳と大きな目ですね。
妖精の様だと言われるゆえんはここにあります。
また、毛が縮れているのも大きな特色です。
基本的には短毛種なのですが、たまに長毛種の子がうまれることがあるようです。
この毛は柔らかくてふわふわです。
縮れ具合には個人差があります。
デボンレックスの性格は一言でいうと「気ぜわしい」というものです。
冒険心や好奇心もかなりあり、活発な一面を持ち合わせています。
鳴き声は静かなのですが、機嫌がいいとしきりにゴロゴロ言います。
これは依存しがちで甘えん坊な性格によるものです。
他の動物や家族、人間の子どもとも仲良くなります。
とても遊び好きで、一人遊びもかなり得意なデボンレックス。
初心者が飼う猫としてもおすすめできます。
デボンレックスは遊びが大好きなので、飼う時にはたくさんのオモチャがあるといいでしょう。
筋肉質で骨太なので運動神経も抜群!
ジャンプ力もあります。
元気が有り余るといたずらをしでかすことも多々ありますよ。
オモチャやキャットタワーでたくさん体を動かせるといいと思います。
デボンレックスの歴史について
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デボンレックスの歴史はイングランドのデボン州で生まれた縮れ毛のオス猫が見つかったことから始まります。
このオス猫は地元のメス猫と子供を作りました。
その子どもの中にまた、縮れた毛を持つ子がいたのです。
この子猫がカーリー。
カーリーとほかの猫を交配したところ、子どもはみんな直毛でした。
カーリーの縮れ毛は遺伝によるものではなく突然変異であると示されました。
同じ縮れ毛の性質を強く出すために近親交配が行われた歴史も持っています。
カーリーと交配されたコーニッシュレックスと同じ個体であるとされていましたが、1960年代に別の猫種で絵あると認定されました。
ちなみにこのカーリー、1970年に交通事故で無くなってしまいました。
デボンレックスの気を付けるべき病気について
デボンレックスは突然変異で生まれた猫です。
なので近親交配がなされてきた背景があります。
そのせいで皮膚病、神経系、血液の病気や心臓病、関節の炎症など遺伝性の疾患が結構あります。
てんかんを起こしたり、失神したり、肥大型心筋症、脱臼などが出やすいです。
可笑しいなと思ったらすぐに受診してください。
また、デボンレックスは血液型が猫では珍しくB型やAB型の子がいます。
違う血液を輸血された場合は大変なことになる(免疫系の拒絶反応がひどい)ので、血液型を調べておくと安心ですよ!
デボンレックスの食べ物の注意点
デボンレックスは少食です。
なので、餌代が安く済むという点では飼い主孝行な猫と言えます。
しかし、少量で栄養を補う必要があるために栄養がしっかりしている食事がよいでしょう。
高たんぱくでビタミン類が多いものがよいです。
特にチキンを主原料にしているものが最適でしょう。
他にも被毛を美しく見せるために魚由来のオイルが入っているものもお勧めです。
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UCHINOCO編集部
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