チェシャ猫のモデルになった「ブリティッシュショートヘア」について

ブリティッシュショートヘアは不思議の国のアリスに登場する、チェシャ猫のモデルになったといわれています。今回はそんなブリティッシュショートヘアについての情報を集めてみました。 2018年09月17日作成

  • 猫のカテゴリ - 猫の種類猫のカテゴリ - 猫の種類
  • VIEW:3,476

1. ブリティッシュショートヘアの基本情報

出典元:https://pixabay.com/

ブリティッシュショートヘアは丸みのある顔と低めの鼻の愛嬌のある顔が特徴となっています。体型はがっしりとしていて、中型のセミコビーといわれるタイプで、胴やしっぽがやや長めになっています。体重は4~7㎏程度になり、成猫になるまでは3年ほど時間がかかります。

ブリティッシュショートヘアは、独特のブリティッシュブルーといわれる灰色がかった青色の毛色を持っています。またブリティッシュショートヘアの被毛は、短く密集して生えているので、ふかふかとした被毛を持っていてその手触りも人気です。

2. ブリティッシュショートヘアの特徴や性格について

出典元:https://pixabay.com/

ブリティッシュショートヘアは物静かで賢い性格をしています。静かな場所好む性格なので、騒がしい環境はストレスになってしまうので気を付けましょう。賢い性格のブリティッシュショートヘアは、飼い主のいうことをきちんと聞いてくれ、むやみに鳴くことはありません。

ネズミハンターとして過ごしてきたブリティッシュショートヘアは、運動能力が高くおもちゃで遊ぶのが大好きです。またブリティッシュショートヘアは、飼い主に褒められるのが大好きなので、遊んだ後は褒めてあげるようにしましょう。ですが必要以上にスキンシップを取ろうとすると、自立心の高い性格なのでストレスを与えてしまうので注意が必要です。

3. ブリティッシュショートヘアの歴史について

ブリティッシュショートヘアはローマ帝国時代に、古代ローマ人がイギリスに持ち込んだことが起源といわれています。古代ローマ帝国がイギリスを襲撃した際に、古代ローマ人はイギリスに農耕を取り入れました。ブリティッシュショートヘアは作物を餌とするネズミや害虫を駆除するために、当時持ち込まれたのです。

1870年代にブリティッシュショートヘアは、ネズミ捕りが得意な猫として繁殖されるようになり、品種の改良も行われていきました。1890年代に入ってブリティッシュショートヘアは、ようやくイギリスで公式な猫の種類に認定されたのです。

4. ブリティッシュショートヘア・気を付けるべき病気について

ブリティッシュショートヘアは皮膚病になりやすい種類だといわれています。皮膚病の原因は、栄養の偏りやノミ・ダニによるものです。かゆそうにしていたり、皮膚に何かしらの異変が見られた場合は、病院に行って相談してみましょう。

ブリティッシュショートヘアは、猫には珍しくB型の血液型を持つ子が多いです。猫の血液型はほとんどがA型なので、治療で輸血が必要な場合などは注意が必要です。猫は違う血液型に対する抗体のショックが大きく、最悪の場合輸血のショックでなくなってしまう場合もあります。なので一度病院で血液型の診断を受けておくと、もしものときに安心です。

5.ブリティッシュショートヘア・食べ物の注意点

ブリティッシュショートヘアは通常の猫よりも成長が遅く、がっしりとした体型になるまでには3年ほど時間がかかります。なので成猫になるまでには、成長のために多くの栄養が必要となります。特に成長期の3~12か月の子猫は運動量がとても多いので、成猫の約2倍のフードをあげましょう。12か月以降は、運動量に合わせてフードの量を調整していきます。

ブリティッシュショートヘアの場合成長がゆっくりなので、太っているのか成長なのかの見分けがしにくいです。食事の量に見合った運動をして、エネルギーを消費しているか確認しましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事