犬の鳴き声がうるさい!原因と対策とは??

最近は犬の鳴き声がトラブルのもとになることも多いですよね。愛犬の鳴き声も近所の人には騒音になってしまいます。そんな愛犬の鳴き声が迷惑とならないように、吠える原因と対策について紹介します。 2018年08月04日作成

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犬の鳴き声というのは思ったよりも響いてしまい近所迷惑となる場合もあります。小型犬のキャンキャンという甲高い声や、大型犬になると鳴き声も当然大きくなるので飼い主でさえ困ってしまうときもありますよね。では、犬は一体なぜ吠えているのでしょうか?吠える原因について理解し対策をとることでお互いに快適に過ごせるようにしましょう。

なぜ吠えているの?原因は?

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無駄吠え

犬が吠える原因は様々です。多いのは「無駄吠え」と呼ばれる「吠える必要がないのに無駄に吠えている」場合です。無駄吠えは飼い主への要求が原因である場合が多く、例えばごはんが欲しい時や、散歩に行きたいとき、かまって欲しい時など吠えて要求したり、飼い主の気をひいたりします。また散歩時間が足りない時や、寂しい時間が長いとストレスが溜まり、無駄吠えを促進してしまう可能性があります。
他にも「分離不安症」という「飼い主と離れている不安から問題行動を起こしてしまう」という症状があり、この場合も無駄吠えをしてしまう事があります。

病気の可能性

病気やケガをしている時に痛みよって鳴くことがあります。
しかし犬は本来痛みには強い生き物なので、痛みを鳴いて知らせるという事はあまりしません。なので、痛がって鳴いているようだったら、我慢できない程痛い証拠なので早急に動物病院へ受診することをお勧めします。

認知症

高齢犬になってくると認知症になってしまう事があります。認知症になると、主張のない鳴き方をすることがあり昼間鳴いていることもあれば、夜鳴きをすることもあります。一定リズムでワン、ワン、ワンと吠えることが特徴で夜通し吠えることもあるため、獣医さんに相談して睡眠剤や安定剤を処方してもらうことも出来ます。

その他の原因

他にも、
・縄張りを守ろうしている
・近所の犬につられて吠える
・家族に危険を知らせている
・恐怖のあまりに吠える

など様々な理由があります。なぜ吠えているのかによって対策は異なってくるため、吠える理由を見極めることはとても大切です。普段から様子を観察しておくようにしましょう。

対策1 しつけをする

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無駄吠えをしている場合は、しつけで改善できることが多いです。本来は、子犬の時からしっかりとしつけをしていれば成犬になっても無駄吠えをしない犬が多いのですが、子犬の時に十分なしつけを行っていなかった場合は、成犬になってから無駄吠えをすることがあり、ゴールデンなどの大型犬となると非常に大きな声で鳴くので家の外にまで聞こえてしまい近所迷惑になってしまう可能性があります。
「子犬の時のしつけを怠ったからもうどうにもならない」と諦めるのではなく、成犬の問題行動をトレーニングしてくれる訓練士やトレーナーさんにしつけをお願いするのも大切です。無駄吠えの原因をしっかりと考え、愛犬と一緒にトレーナーさんから学ぶようにしましょう。しつけは毎日の積み重ねなので、根気よく何か月もかけて愛犬と向き合うことが大切ですね。

対策2 防音設備を整える

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犬が鳴かないようにするのが一番ですが、認知症の場合や、しつけを行っている間はどうしても鳴いてしまう事があります。近所の人にも迷惑になってしまう時には、家に防音設備を取り付ける事をお勧めします。最近はリフォームしなくても、防音の壁紙や二重窓など、簡単に取り付けられる防音設備がたくさんあります。ご近所トラブルのきっかけともなってしまう騒音問題なので、しっかりと対策をしましょう。

対策3 吠える原因を取り除く

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犬は何かしら要求が合って吠えることがあります。要求をする際、吠える必要がないのに吠えることを「無駄吠え」といい、無駄吠えの根本には要求があるのです。
なので、この要求にある程度答えてあげて、犬を満足させてあげることも必要なのです。逆に言えば、要求に応えず、しつけだけをして吠えないようにするというのは難しいのです。
例えばお腹が空いて吠えている時は、お腹を満たせることも大切ですよね。
散歩にずっと行っていなくて、行きたいと吠えている時には散歩に行く事も大切ですね。
食事量や回数などを変えるだけで、吠えなくなるという場合もあります。今の食事の量や回数、散歩、生活環境などが愛犬に合っているのか、満足しているのかをもう一度確認してみましょう。
ただし、ただ要求を聞くだけになってしまうと、吠えれば自分の要求が通ると学習してしまうのでしつけと同時進行で行うことをお勧めします。

犬の鳴き声が原因となるトラブルは、ご近所トラブルの中でも多いです。
犬を飼っている以上、飼い主が責任をもって対策をしなければなりません。もし、犬の鳴き声が迷惑かもしれないと思ったら、早めに近所の人に謝りに行くと理解を示してくれる人も多いのではないでしょうか。犬と人間が快適に生活していけるように、マナーをしっかりと守り過ごしていきましょうね。

著者情報

UCHINOCO編集部

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